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2007-04-27 22:36 | カテゴリ:ゲーム
みなさんお元気でしょうか。わたくしは会社で風邪をうつされてしまい、3日間ほど寝込んでしまいました。こういう時ほど健康の有難さを実感する時はないですね。
…と、月並みな近況を綴ってみました。例によってオチはありません。

さて、先日実家の物置を漁っているとゲーメスト1990年7月号が出てきました。この号の目玉は何と「DYNAX大特集」が組まれたグラビアページであります。
大特集という割に見開き2ページだけなんですけどね。
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「華の舞」「アマンドピンキー」等で、その狂いっぷりがゲーマー達に認知されはじめ、わざわざゲーメストが特集を組んだという事実は長いゲーメスト誌の歴史の中でも異常事態という他ありません。わざわざDYNAXから資料を借りておきながら見出し文に書かれた煽り文句は「世界で一番何をしでかすかわからない会社」というのは、DYNAX社を的確に表現してはいると思うんですが、どう考えても褒めているようには思えませんね。
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実は1990年代のDYNAXは「麻雀デリンジャー」で過激な表現は行き着くところまで行った感があり、「麻雀フライデー」「ドラゴンパンチ」辺りで受け狙いが全部裏目に出た暗黒期に突入するんですが、その中でも黄金期の輝きを秘めたタイトルがありました。それが特集ページの中でも紹介されている「麻雀・イフ…」です。
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「もしも、美少女の飼っている犬になってイタズラ出来たら…」「もしも、美少女のお風呂場にあるセッケンに変身出来たら…」と、思春期の男子が思いつきそうな妄想を体験出来るといった狂った斬新な内容は、停滞期であったDYNAX作品に新風を巻き起こす可能性を秘めており、当時滅茶苦茶期待したものでした。

ところが、「麻雀・イフ…」は基板の出回りが非常に悪く、結局2年後に中古基板を購入する形でしか出会えませんでした。
いざ購入した基板を見てみると専用基板ではなくロイヤルマージャンのサブボード物。この時点で期待は無残に打ち砕かれました。
大ヒットした対戦格闘ゲームの最新作がファミコンでリリースされたと例えれば、その落胆ぶりが少しは伝わるでしょうか。

クレジットベット式の麻雀ゆえにご褒美シーンを全部拝むなど夢のまた夢。激烈な難易度に耐え忍んで拝んだご褒美シーンをみて愕然。

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グラフィックが全然違いやがるという仕打ち。

「ドンデンラバー」の開発に関わったりめんばさんのブログでも触れられているのですが、「ドンデンラバー」も最初はアニメタッチのグラフィックで製作されていたんですが、結局リアルタッチのグラフィックになったみたいです。

「ドンデンラバー」のリアル系美少女は結果的にプレイヤーの支持を集めてヒットを飛ばす事になるんですが、「華の舞」のような淫靡なグラフィックをもう一度拝みたいと思うのはオールドゲーマーの我侭なんでしょうかね。

最後になりますが、DYNAXが最初に作った脱衣麻雀「ジャンII」のギャルを紹介して終わりにしたいと思います。
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…ええと、コメントは差し控えさせてもらってよろしいでしょうか。

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2007-04-23 01:32 | カテゴリ:おすすめ漫画
先月のことですが、朝ごはんを食べに立ち寄った喫茶店にSNK・東亜プラン・DYNAX共同開発の「雀王」が置いてあったのにはびっくりしました。
マスターの話では「もう動かないからねえ」との事でしたが、だったら基板を頂けないかと画策していたのですが、先日再び尋ねにいったところ「この前捨てた」との事でした。ああああ、何てもったいない…

仕方なくモーニングセットを注文して、暇潰しの漫画を物色していると原秀則せんせいの「部屋(うち)においでよ」を発見しました。
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爽やかな表紙が実は罠

わたくしが普段行き着けの喫茶店に置いてある漫画はジョージ秋山せんせいの問題作「ギャラ」が置いてあり、食事のお供に全く不向きという毒ラインナップだったりするので、この店では毒気の少ないラブコメでも読もうかなと思って読む事に致しました。

※「ギャラ」…「銭ゲバ」の蒲郡風太郎にそっくりな風貌の少年「アザミ」と謎の美少女「紅子」が主人公の名作ピカレスクロマン。その醜い風貌ゆえに誰からも愛されない気弱な少年・アザミに言い寄る謎の美少女「紅子」。厳格な父に毎日のように虐げられるアザミは、ある日父親を殺してしまうが、紅子と口裏を合わせて事件を隠蔽してしまう。共犯関係になったアザミと紅子は、この世で一番価値のある「金」を集める為に学校中の人間を脅迫してまわるが…という内容。プレミア漫画ゆえ入手は困難ですが面白いですよ。
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話が大幅にそれてしまいましたが、「部屋においでよ」は1995年にTBS系列でドラマ化、のちに台湾でドラマ化したという人気作品です。…すみません。漫画の存在もドラマの存在も全く知りませんでした。相変わらず漫画に関してはアンテナが腐っているもので。

ええと、ここまで読んで下さった方々に警告しておきます。ここから豪快なネタバレをやらかしますので、原作やドラマを未見の方は見ない方がいいですよ。

飲み屋で意気投合した水沢文(あや)と塩村ミキオは、お酒の勢いで一夜を共にしてしまう。文の部屋に通い同棲するミキオは、日に日に愛し合う関係になる。お互いカメラマンとピアニストという仕事への夢を持ち、夢を実現すべく努力していくラブコメディといった内容なんですが、原秀則せんせいの漫画は「さよなら三角」しか知らなかったわたくしは原秀則ワールドを甘く見ておりました。
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その後、原秀則せんせいの作品を何作品か読み漁ってみたのですが、そこに共通するのは「思いつきで展開がコロコロ変わる」「広げた風呂敷を畳み切れずに終わる」という悪癖とも言っていいストーリー構成に尽きると思うのです。特に「シーソーゲーム」の支離滅裂なストーリー展開や「やったろうじゃん!」のレイプシーンがトラウマになった読者さんも多く、「姦ったろうじゃん!」と今でも揶揄される始末。

話は「部屋においでよ」に戻りますが、初々しい通い同棲のラブコメ要素は最初の時だけで、中盤からお互いの夢を追いかけるが故のすれ違いや、元カレに偶然出会い、同情心から体を重ねる文のエピソードまでは飯がまずくなるほどの強烈な鬱展開まっしぐら。

3巻あたりまではミキオと文の明るいラブラブカップル(死語)ぶりが微笑ましかったのですが、お互いの気持ちがすれ違いだしてからは作画もどんどん暗い作風にトランスフォームしてくれやがる始末。
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微笑ましいですね

お互いの夢が実現しかけるにつれ、多忙になるがゆえにすれ違う二人というのは解るんですが、文さんの心理描写が不足気味な事もあり「なぜ今の部屋にこだわるのか」「何故お互いの夢が適おうとしているのに不安なのか」が説明し切れていない為、どんどん理解出来ないイタい女性に変化していくさまは見ていていたたまれなさ全開でした。
ストーリーの救われなさの相乗効果のせいでしょうか、最終回間近の文さんのお顔は、初期の頃と比べて明らかに精神を病んでいるようにしか見えないほどでした。
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こっち見んな

同棲をテーマにした漫画は同ジャンルの草分け的存在の「同棲時代」の頃から破滅的なラストを迎える事が多いのですが、「部屋においでよ」も御多分に漏れず、結局二人の心はすれ違ったまま住み慣れた部屋を引き払って別々の町に分かれてしまい、ラストシーンのコマは無人の部屋がぽつんと残るだけになりました。
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ある意味リアルで等身大のドラマなのかも知れませんが、現実に掃いて捨てるほどある同棲カップルの別れをわざわざ漫画で見たくないわいと思うのはわたくしだけでしょうか。しかも最終巻辺りのミキオの自己中ぶりは特筆モノで、延々とモノローグで愛が冷めた事に対する自己弁護の鬱陶しさとライバルキャラ・サブヒロインのフェードアウトっぷりは、まさに原秀則ワールドの真骨頂。
その冷淡ぶりは、さまざまな恋愛漫画の中でもトップクラスの鬼畜っぷりです。

ここでひとつ疑問なんですが、こんな救いの無い話を二度もドラマ化する理由が今でもさっぱり理解出来ないのですが。どなたかご教授頂ければ幸いです。
2007-04-20 00:22 | カテゴリ:ゲーム
ここ数日暇を見つけては「逆転裁判4」をやっているんですが…期待が大き過ぎたせいか前3部作に比べてイマイチ盛り上がらないのが正直な感想です。

これって何故なんだろうと考えてみたら、主人公のおどろきくんのキャラがイマイチ立っていないのと、一話の展開が変化球過ぎたからだと思うんですね。

逆転裁判1の導入部は「無実の罪を着せられている親友を助ける為に弁護士として悪戦苦闘する」という感情移入しやすいストーリーの為、初プレイのユーザーでもすんなりプレイ出来たのですが、今回の「4」はなまじ捻った展開とメインキャラクターの情報が圧倒的に説明不足な為にプレイヤーは置いてけぼりにされる始末。しかも前作の主人公が変わり果てた姿で出て来る為に、前作をプレイした人間は「なるほどくんに何があったんだ」と気にかかって仕方がありませんし。
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主人公のおどろきくんの腕輪の秘密や生い立ち、師匠の牙琉 霧人についても圧倒的に情報が不足しており、1話を解いた時点でも疑問点ばかりが残ってスッキリしないんですよね。

あと、牙琉検事となるほどくん二人の「何か言いたい事があるなら言ってごらんよ。まあ、僕は全部真相を知ってるけどね」といった態度に少々イライラしてみたり。敵からも味方からも小馬鹿にされてるみたいで。
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アンタ変わっちまったよ

現在4章まで進めただけなので、エンディングを見た後に評価がガラリと変わるかも知れませんが、現在の感想はこんなところです。あ、2章はなかなか面白かったですよ。イカサマサカイさん、かわいいなあ。
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ところで、2章に出て来る河津京作がういちに見えて仕方が無いのはわたくしだけでしょうか。(実はこれが一番言いたかった)
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【ジャンル】:ゲーム 【テーマ】:逆転裁判
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2007-04-18 16:50 | カテゴリ:日記
もはや月イチペースどころか週イチペースで捏造・歪曲・印象操作を行っているTBSですが、ここ最近悪質さがどんどん先鋭化している気がします。
4月11日に放送した「筑紫哲也のNews23」で「朝鮮学校に不法占拠されている土地の裁判」について不法占拠している側に都合のいい理屈を一方的に流したり、4月16日放送分ではPTSDのはずの高遠菜穂子さんを引っ張り出して、カーシムが高遠さんに送ったメールがどうこうと、どうでもいいニュースを特集でやる始末。「君は新しいカーシムだ~云々」の1行以外は全部モザイクという信憑性ゼロの物証を突き出して得意満面の筑紫キャスター達。ええと、それって何て永田メールでしょうか。
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TBSという放送局は長年反日・売国路線を貫いてきた極左プロパガンダ局というのは皆さんご存知だとは思いますが、これって「公正・中立」を標榜するマスコミとしてどうなんでしょうかね。ざっとまとめただけでもこれだけの不祥事を起こしておりますが。

■TBSの悪行の数々■ (余りに不祥事が多すぎるので、適当にカットしてます。これでも。)

1968.00 成田闘争においてTBS報道班が中核派系過激派の支援→TBS:キャスター田英夫解任
1989.11 オウム真理教の坂本弁護士一家殺害を幇助
1995.01 筑紫哲也が阪神大震災で「温泉街」発言
1997.09 報道特集で上越市のゴミ処理場に対し作為的な事実誤認の報道があり、上越市から訴えられる
2000.11 「 ニュースの森 」「 ニュース23 」 で旧石器捏造事件と全く関係ない 「 つくる会 」 を結びつけて報道
2001.07 TBSと北朝鮮による、身代金目的の共同謀議発覚
2002.07 神栖町ヒ素汚染問題で 「 旧日本軍の毒ガス兵器が原因 」 と捏造報道。民間企業の不法投棄だった
2002.10 筑紫が「拉致被害者に過失(不作為?)があるとすれば、日本人に生まれたということでしょう」と問題発言
2003.11 石原都知事の日韓併合発言で捏造テロップ
2004.03 報道特別番組「告白~私がサリンを撒きました~オウム10年目の真実」においてやらせ報道
2004.07 TBSが仲介業者に100万円を渡し、脱北者の支那にある日本公館への亡命を演出未遂  
2005.11 NEWS23で米国ギャラップ社のメディア信頼性調査を捏造
2006.05 白インゲンダイエットで下痢や嘔吐などの入院患者100人超
2006.06 ハイド議員の靖国発言を超訳
2006.07 731部隊の報道に安倍氏ポスターをカットイン
2006.10 新キャスター・山本モナさんが民主・細野議員との不倫で降板
2006.12 はなまるマーケットで便器破損の恐れがあるトイレ掃除法を紹介
2007.02 頭のよくなる音・ハイパーソニック音で過剰表現・論文無断使用
2007.02 サンデー・ジャポンで柳沢発言を不適切編集
2007.02 「華麗なる一族」にてサブリミナル効果で創価学会の宣伝
2007.03 桜庭選手に失望したとのネット掲示板の書き込みを捏造     
2007.03 朝ズバッ!の不二家報道が事実と異なるとして総務省が調査
2007.04 筑紫が在日による土地の不法占拠(犯罪)を正当化して報道
2007.04 横浜・那須野投手の契約金が最高標準額(1億円)を上回る5億3000万円
2007.04 サンデージャポンのやらせインタビューについて、TBSが嘘の釈明をしていた事が発覚 
2007.04 朝ズバが不二家に対して謝罪、しかし、明らかな捏造があるにも関わらずその件は認めず不誠実対応



そして本日の朝ズバッ!ですが、不二家に対する誹謗中傷・風説の流布に対して抗議された件を韓国人の銃乱射・32人殺害事件と伊藤市長殺害事件の合間に紛れて、しかも視聴者の少ない早朝にふざけた態度でチョロッと触れて「はいおしまい」というやり方には血管がブチ切れそうになりました。

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不二家の質問に対して意味不明な感情論を喚き散らすプロデューサーのチンピラっぷりもさる事ながら、「俺知らねえ」という態度丸出しのみのもんたの腹黒さと無責任さにゾッとしましたね。
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「平気で捏造する」「全く謝罪しない」「公正中立という概念が存在しない」「殺人やテロに何度も手を貸している」というだけで存在価値はゼロだと思うので、とっとと廃業して欲しいもんですな。

※23:35追記。伊藤市長を銃撃した犯人も韓国人の模様。「筑紫哲也のNews23」ではアメリカの32人銃殺事件と合わせても放送したのは10分程度で、多事総論コーナーで市長が撃たれた件に対して「せっかく」と発言してくれやがりました。流石にマズいと思ったのか、その後しどろもどろに。

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「偏向地上波の頂点・TBSの犯罪」 (チャンネル桜)より

それにしても長年筑紫哲也の忠実な下僕として働いていた佐古くんも沖縄に島流しにされた挙句中継中、地元の子供に「どいて下さい」と言われたのは哀れを通り越して爆笑してしまいましたが。
【ジャンル】:政治・経済 【テーマ】:マスコミ
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2007-04-16 23:27 | カテゴリ:日記
何だかんだで愛読している柳沢きみおせんせいの「大市民」シリーズですが、その中でも好きなエピソードがありまして、それが今回紹介する「粗食の日」のエピソードです。
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普段、安いながらも美味しいビールと食事にこだわった食生活を嗜んでいる山形せんせいが、秋の一大イベントである「松茸の土瓶蒸し」をより美味しく味わう為に、前日・前々日とあえて糞マズい食事をするというお話なんですが、これが大変面白い。本エピソードはコンビニコミック版「大市民・人生は食する事と見つけたり!編」に収録されていますので、機会がありましたら読んで見るといいですよ。
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その「粗食の日」のメニューとは
朝食:汲み置きの水道水と乾いた食パン一枚
昼食:生野菜の盛り合わせ・調味料は無し
夕食:やる気の無いラーメン屋の腐ったような味のする焼きソバと、生温くて気の抜けたビール

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山形せんせいのリアクションもさる事ながら、隣人の元バブルオヤジ佐竹さんのリアクション描写が秀逸で、読者の口内にまでマズさが伝わってくるほどです。
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こんな苦行を行うのも「松茸の土瓶蒸し」を美味しく味わう為なんですが、わたくしも似たような事をたまに行います。名付けて「心の粗食の日」。
普段お気に入りのゲームや漫画、音楽に慣れ親しんでいると無意識に要求するハードルが高くなったり、以前感じた感動を味わえなくなってくるんですよ。そこであえて死ぬほど嫌いな音楽を何時間も聞き続けたりメチャクチャつまらないゲームをプレイし続けたりする訳です。
これは個人的な意見なので恐縮ですが、巷でヒットしているJ-POPの大半が大嫌いという価値観の持ち主なので、音楽に関しては職場で流れる有線を聞いているだけで毎日が「心の粗食の日」なんですけどね。
(多分、その理由はわたくし自身が音楽に対して「感動」や「共感」を求めすぎているせいだとは思うのですが。流行に合わせて使い捨てされる昨今のJ-POPは後世に残る作品じゃなく「若者のコミュニケーションツールゆえの薄っぺらさ」と「商業性の強さゆえのあざとさ」を内包しているがゆえだと思うのです。サビのしつこさ・心に響かない歌唱力・幼稚な歌詞などなど。「ノリがよければいーじゃん」いう聞き方が悪いとは言いませんが、わたくしにとっては聞くに値しないものが多いなあ、と。)

さて、ゲームに人生の大半を捧げたわたくしが自信を持ってお勧めするぶっちぎりのクソゲー、是非とも遊んでみてはいかがでしょうか。以下ジャンル別にタイトルを挙げておきます。

シューティング部門:「飛鳥&飛鳥」
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ベルトスクロール部門:「バーニングファイト」「ラスタンサーガ2」(特にメガドラ版)
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対戦格闘部門:「バトルクライ」「ファイトフィーバー」
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ロールプレイング部門:「魔天の創滅」「大冒険・セントエルモスの奇跡」
脱衣麻雀部門:「みなさんのおかげさまです」「禁じられたあそび」
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こういった「心の粗食の日」は自分自身に対する「審美眼」を磨くきっかけになると思うので、皆様も是非やってみるといいですよ。他にも具合が悪くなるくらいのクソゲーをご存知の方、是非ともご教授ください。
2007-04-12 22:54 | カテゴリ:ゲーム
先日のエントリーで*さんとななしさんに「スーパーリアル麻雀PIIのぱんつ脱ぐシーンはサターン版・ネオポケ版にもありますよ」という情報を頂きました。
幸いにも画像が入手出来たので、貼っておきますね。
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…なんか余計な布切れが付いているのが気になりますが、シーンがカットされなかっただけでも良しとしましょう。

さてさて、今回は爆発的ヒットを飾った「PII」の続編「PIII」を紹介します。前作がショウ子さん一人だったのに対して、今回は芹沢姉妹の二人組。前作には無かったビジュアルシーンの上下スクロール等、ビジュアル面での進歩が見て取れます。
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世間的に大ヒットし、わたくし自身も基板を買ったほどなんですが…正直PIIよりもハマらなかったのが実情でした。前作に比べてお雀子クラブと見まがうようなチープな麻雀画面。PSGの貧弱なBGM、手抜き丸出しの思考ルーチンが主な原因でした。

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こちらお雀子クラブ
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こちらPIII

当時2周目になるとぱんつを脱ぐという都市伝説があり、わたくしも必死にチャレンジしたのですが、ディップスイッチの3番をonにして6順目に必ず上がれるというインキチを駆使してすら中々勝てず、結局丸一日費やして確認したところ一周目と同じ脱衣シーンしか拝めなかったという恨みもあるんですけどね。

わたくしの個人的評価とは裏腹に本作は大ヒットを納め、抱き合わせにツインイーグルのヘボプレイがくっ付いて来たボッタクリビデオや、ショウ子パート以外の作画が崩壊しまくったアニメビデオもそれなりにヒットを収め、メーカーのセタさんはウハウハ状態だった事が推察されます。わたくし?買いましたよもちろん。マルゲ屋の通販で。
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※いつもお世話になっているTさんのホームページ「198x」の「ゲームアニメ大行進(その16)」にて詳細が拝めます。是非ご覧下さい。…つかTさん、なんでこんなビデオ持ってるんですか(笑)

しかし、この時代に発売されたOVA「ガルフォース」のキャティさんに萌え狂った廃人は業界内にも多数いたみたいで、本作「PIII」以外にもプレアファミコンソフトで有名な「メタルスレイダーグローリー」にも豪快にキャラクターを拝借されたほどでした。しかも名前まで同じで。
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ちなみに「ガルフォース」でのヒロインはラビィさんなんですが、トイレでぱんつ脱いだまま泣きじゃくるシーン以外に話題にならず、人気を全てキャティさんに持っていかれたのは少々気の毒すぎましたね。
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2007-04-09 23:31 | カテゴリ:ゲーム
「スーチーパイ」公式ページによると、「スーチーパイIII」「てんほー牌娘」がニンテンドーDSとPSPに移植決定みたいですね。

かつて「スーチーパイ」シリーズの熱狂的なファンであったわたくしにとって、これほど嬉しいニュースはありません。「ちゅ~かな雀士・てんほー牌娘」はPS2でも発売されたんですが、はっきり言って全く話題にならないまま忘れ去られたみたいですが(実はわたくしも発売されてるのを知りませんでした)これを機にファンが増えるのは嬉しい限りですね。

さて、「スーチーパイ」シリーズはスーパーファミコン版「美少女雀士スーチーパイ」が元祖ですが、その元ネタはジャレコからアーケードで1990年に発売された「麻雀革命」という脱衣麻雀です。
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256x224という粗いドットで描かれたリアルタッチの美少女は、正直ハード性能の低さゆえに少々不気味テイストが混じっており、2年前に発売された「麻雀学園」の384x240ドットに完璧に劣っていたので大した話題にもならずに消えていった印象が残る作品でした。

それでも懲りずに続編の「麻雀革命II・プリンセスリーグ」が発売された時には開発スタッフが変な方向へ暴走したらしく、リアルタッチの美少女と「ようこそようこ」にインスパイアされたアニメタッチのギャルが混在したカオスっぷりを遺憾なく発揮しており、一部のよっきゅんファンのハートを直撃致しました。
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粗い解像度でリアル系美少女を表現するのを諦めた開発スタッフは、キャラクターデザインに園田健一氏、声優にかないみかさんを起用し、ここにめでたくオタクによるオタクのための脱衣麻雀「スーチーパイ」を開発する事になります。洗練されたキャラクター・明るく楽しい雰囲気で大ヒットを飛ばす事になりました。
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しかし、ここでスタッフの燃え滾る情熱は納まりませんでした。アーケード基板やスーファミの表現力の限界を飛び越えた当時の次世代機・3DOとセガサターンで、その真価は遺憾なく発揮される事になります。続編の「スーチーパイII」も当時ジャレコの最新基板「メガシステム32」用ソフトで前作とは比較にならない完成度だったのですが、次世代機のパワーを豪快に使い倒したサターン版は、その異常ともいえるクオリティとボリュームで、開発者の愛情と情熱をCD2枚に凝縮しまくった傑作です。特にフリー対戦モードも含めれば完全に遊び倒すまで半月は余裕でかかるという特盛りっぷりで、この作品一本でスーチーパイの世界に頭のてっぺんまで漬からされた廃人は相当数いたはずです。もちろん、わたくしも廃人のひとりでした。
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ビデオで「クリアー・ザ・スーチーパイ」という作品も出てまして、各移植版の脱衣シーン具合も一目瞭然。PS版だけ自主規制が激しいです

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こちらアーケード版
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こちらサターン版
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同じくサターン版


ところが、セガサターンのⅩ指定ソフトが廃止になった事もあり、「ドキドキナイトメア」のような恋愛アドベンチャーは出たものの、脱衣麻雀としての歴史は「スーチーパイIII」まで5年のブランクを開ける事になります。

ドリームキャストで発売された「アイドル雀士をつくっちゃおう!」も脱衣要素のない「スーチーパイIII」とは別物のゲームである事や、「III」自体も前作に比べてイマイチな内容な事から、一度スーチーパイブームは沈静化の動きを見せる事になってしまいました。
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今回リメイクされる「スーチーパイIII」「てんほー牌娘」も脱衣表現が許される訳ないハードでの発売になりますが、是非とも「II」のような濃厚なソフトで我々をもう一度廃人にしてほしいものです。

あと、出来ればハッカーからパチモノソフトがもう一度出てくれれば言う事無いんですけどね
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2007-04-07 22:49 | カテゴリ:ゲーム
随分前の話になりますが、「ゲームセンターCX」でファイナルファイトに挑戦した回があったんですが、正直見てられない出来でしたね。
基本の立ち回りが出来てない人のゴリ押しプレイを見ていてもしんどいだけでした。

とは言え、基本的に激ムズゲームである事や、「ファイナルファイト」自体がアーケード版の発売から18年経っている事から、ここらで一度プレイする上で基本的な立ち回りを記しておくのも必要だと思うので、今回は2面ボス「ソドム」までの攻略みたいなモノを記しておきます。
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■1.基本技を使いこなせるようになろう
プレイヤーにダッシュ機能が無いせいで移動が遅いと感じるかも知れませんが、隠し技でありながら基本テクニックのバックジャンプを活用しましょう。コマンドは右向きの時にレバー斜め後ろ→レバー斜め前+ジャンプボタンです。この時にアタックボタンを押す事でバックジャンプ攻撃になりますので、どしどし活用しましょう。

■2.敵に挟まれる状況を作るな
パンチを連打しながらレバーを上か下に入れるとフィニッシュブローの代わりに投げが発動します。とにかく片側へ敵を集める事。
敵の近くに行くと自動的にプレイヤーは敵を掴むので、敵の多い方向へ投げるのが基本。単独の敵に大ダメージを与えたいのならば、レバーニュートラル+アタックボタンで膝蹴りが出るので膝蹴り2発の後に投げが効果的。投げの最中以外は無敵じゃないので投げた後はパンチを蒔いておく癖をつけましょう。

■1面ボス「ダムド」の倒し方
基本的にパンチハメだけで倒せるボスですが、点稼ぎの場合には2度逃がしましょう。パンチハメでダムドの体力を半分以下にしておくと、後々楽ですよ。
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■2面道中
序盤のガード男+女の組み合わせは序盤の難敵。ジャンプキックと掴み技を駆使して敵を片側に集めてしまいましょう。画面外に投げ飛ばして無抵抗の所をナイフでザクザク斬ると楽ですよ。
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■2面ボス「ソドム」
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このゲーム序盤最強のボス。攻略パターンが解らないとボコボコにされる事間違いなしです。
パンチハメでもいいんですが、防御力が異常に高いので倒す前に右手が腱鞘炎になりますよ。

基本はソドムが刀2本を持っている時に掴んで膝蹴り2発+投げ。これでソドムは刀を2本とも落としますので、刀を拾いましょう。
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ソドムが起き上がりに変移抜刀霞切りを仕掛けてきますので、必殺技でダウンさせます。

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ソドムを再びダウンさせたら、ダウンしたソドムの真上か真下にプレイヤーを移動させます。ソドムの変移抜刀霞切りは真上・真下に移動出来ないので、絶対攻撃は当たりません。
プレイヤーの目前にいるダムドに前ジャンプ膝蹴り(前ジャンプ中レバー下+アタックボタン)で掴み、膝蹴り2発+投げを叩き込みましょう。
変移抜刀霞切りを出さずにウロウロしているようなら、刀でバッサリ斬ってダウンを奪いましょう。
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このパターンを繰り返すだけでソドムは簡単に倒せると思いますので、頑張ってみましょう。2面をノーミスでクリア出来た辺りから面白さと奥の深さが解って来ると思うので、精進あるのみです。

しかし、「ファイナルファイト」をプレイしている時の有野課長は、二泊三日無人島0円生活の時よりも苦痛が顔に滲み出ていましたね。
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ギブアップ宣言の時に浮かび上がる喜びに満ちた顔は、誰よりも輝いていました。
スタッフももうちょっとテレビ映えするソフトを選んであげて下さいね
2007-04-06 00:00 | カテゴリ:ゲーム
皆様どうもこんばんわ。最近ブログで脱衣麻雀の話題に触れていませんでしたが、実はリアル生活で色々とあったもので他の話題が書きたかったんです。
具体的に言うとテクノトップ(DYNAX)の中のひとに現在の脱衣麻雀タイトルの出来映えにリアルで口を挟む事が出来まして、仕事上のこととは言え長年ファンだったメーカーのゲームの出来に口を挟む事が出来るとはイタいワナビーにも程があると自重していた次第であります。

さてさて、今回は1987年にセタより発売された大ヒットタイトル「スーパーリアル麻雀PII」について採り上げたいと思います。
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開発スタッフの話では、「水疱瘡じゃない女の子を表現するのに苦労しました」というように当時の解像度とパレット数で自然な肌色を出すのは難しく、ハード開発技術に定評のあったセタならではの脱衣アニメーションに当時のプレイヤーは度肝を抜かれたものでした。

ちなみに「水疱瘡じゃない女の子」とはアルバから発売された「リアル麻雀牌牌」の事で、パレット数の少なさからタイルパターンを使用せざるを得ず、水疱瘡と揶揄されたんでしょうね。当時としては出色の出来でしたが今見るとやはり古臭さは否めないところです。
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※ちなみに相互リンクされて頂いているkhexさんが「牌牌」について詳しく書かれてらっしゃるので是非見てみて下さい。

さて、本作「PII」ですが、女性の手がアニメーションするだけの「PI」の続編であり、「PI」を当時プレイしたわたくしは「動きはリアルだけど、女が脱がずに手だけのゲームをシリーズ化するつもりなのか?セタって手フェチのメーカーなの?」と的外れの推察をしましたが、「PII」に出て来るショウ子さんは極めて普通に可愛らしい女性で心底ホッとしたのを覚えております。
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微妙にラムちゃんっぽいルックスは少々あざとさを感じましたが脱衣する割に服装も下着も地味な辺りが、逆に隣のお姉さん的スーパーリアルな匂いを醸し出しているのは凄いと思います。多分偶然の産物だとは思いますが。
現実離れした萌えアニメタッチよりも微妙なリアルさを持っているのが後期DYNAX作品と共通する部分がありますね。

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ただし、スーパーリアル麻雀シリーズの中でも群を抜く難易度の高さで、脱衣シーンを最後まで拝むのは至難の業。
高い役をアガるとアガり返されるという極悪な難易度は今でも語り草で、ハンムラビ法典と例えられるほどでした。
基本的に高い役は狙わず、喰いタン・役牌のみでコツコツとショウ子さまの逆鱗に触れないようにビクビクしながらアガるという異常事態。テンパイが近いとタバコをふかしてプレッシャーをかけるというギミックがあるのですが、開幕早々にこれをやられた時には、正直死を覚悟しました。
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ちなみに役満をアガると全ての脱衣シーンをすっ飛ばしてパンティーをつまんだ足首のみが表示されるだけでした。
ご褒美シーンは純粋にアガった回数に応じてしか拝めないという苦行を重ねて、最後の一枚を脱がせた時に例の足首のみが表示された時は殺意を抱きましたけどね。
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ポニーキャニオンから発売された「マージャンギャルズグラフィティ」にも脱衣シーンは足首までしか収録されませんでしたが、「beep!メガドライブ」誌に掲載されていた渋谷洋一氏の「バイナリ・アナリシス」(情報に自信ありません。間違ってるかも)に「スーパーリアル麻雀PII」が紹介された時の写真がパンティーを脱いで微笑むショウ子さんというのに衝撃を受けたものです。

実は、ご褒美シーンが足首止まりになってもアガり続けると隠しグラフィックとして最後の一枚を脱いだ状態を拝ませてくれるという素晴らしさ。
これを自力で拝んだ時の感動ったらありませんでした。
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基板の部品部分とプリント部分が逆になっていたり、累計プレイ時間の蓄積によってショウ子さんが知能進化してどんどん強くなるなど、粗もあった作品ですが紛れも無く名作と呼んでいい作品です。

プレイ早々「リーチ・ドラ12・役満」などとコイン投入してスタートボタンを押しただけで100円玉を奪い取るのは正直勘弁して欲しかったところですが。

なお、ゲーメスト誌でスーパーリアル麻雀PII・PIII特集をやった時には過去最高の売上げを記録したんですが、豪快な自主規制は今でも語り草になっているほどです。
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2007-04-03 00:14 | カテゴリ:アニメ
本日もぼんやりとネット散策をしていると、「ドリームハンター麗夢 DVD-BOX2」が発売決定というニュースを知りました。相変わらずな自分のオタクアンテナの錆び付きっぷりには嫌気がさしました。
慌ててDVD-BOX1の発売日を確認してみると発売は2006年11月22日。「こんなマイナーアニメのDVD-BOX1の在庫が今さら残っている訳ないじゃん」と思い、鴨居にロープを掛ける準備をしようかと思っていた矢先、amazonに在庫がある事を確認。ついでにヤフオクにも何品か出品されている事を知り、とりあえず一命を取り留める事に成功した今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

しかしまあ、「幻夢戦記レダ」のDVDを買い逃してプレミア価格になって手が出せなくなった後悔を再び味わう羽目にならなくて何よりでした。80年代OVAは突然変なプレミアが付くので困りますね。

レダ


「ドリームハンター麗夢」というアニメは10年もの長きにわたってメディアミックス展開される程ファンに愛されたアニメであり、「聖美神女学園の妖夢」のベータテープがヤフオクで9万円スタート、「惨夢、甦る死神博士」が6万円スタートと豪快なプレミアが付くのでも有名な作品です。(正直、DVD-BOXが発売された今となっては買う人もそんなにいないと思うのですが)
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名著「オタク・アミーゴース!」より抜粋

本作はオカルト・ホラー・美少女・微エロ・メカ・アクションの要素が程よくミックスされた快作で、ある意味80年代を代表するOVAの一つだと思っております。この作品のファンのほぼ全員が知っている事だとは思いますが、元はマイナーメーカーのエロアニメが真のシリーズ一作目であり、「18禁版麗夢」は発売メーカーが倒産した事もあって入手難易度は激高。もちろんDVD-BOXに収録されるはずもなく今でもオークションに出品されればかなりの高値が付く事が推察されます。

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えっちシーンを改変して発売された一般バージョンにはない「とんだ眠り姫ね」という名台詞や、麗夢のまんちょビームを見たいという気持ちは解るのですが、エロアニメとしての実用性は皆無だと思うので過度の期待は禁物だと個人的には思うのですが。
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「ああんっ…はああんっ…」

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「とんだ眠り姫ね」

コロコロと丸っこい美少女とを描く事と豪快なエフェクトでスピード感溢れるアクションシーンの作画で当時注目されていた毛利和昭氏が初めてキャラクターデザインをした作品である事や、「麗夢」以降に毛利氏キャラクターデザインで18禁作品を手がけた事が無い事からプレミア的価値が生まれた事は十分理解出来るんですけどね。

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後期シリーズで廃止になった透け乳首アーマー、復活しないかなあ
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ちなみにわたくしが18禁版「麗夢」を入手したのは、大阪のとある小さなレンタルビデオショップでした。(かれこれ18年前になりますが)
そこでは「麗夢」の他に「直子のトロピック・エンジェル」「竹取物語」「内山亜紀のミルク飲み人形」が置いてあり、店長さんに「これレンタルお願いします」と言ったところ「ごめんねー、それらはレンタル出来ないんだわ」と強烈なお返事を頂きました。
がっくり肩を落としたわたくしに店長さんは「けど、君見る目あるねー。良ければ個人的にダビングしてあげるけど、どう?」と同好の士を見る目付きで問いかけて下さいました。

勿論、断る理由などありませんので店長さんと熱いバロムクロスを交わしたのちにダビングして貰ったんですが、あの店長さんは今どこで何をしているのでしょうか。

野田聖子議員の餌食になっていなければいいんですが。
2007-04-01 22:23 | カテゴリ:日記
野田聖子議員が日本ユニセフとタッグを組んで、アニメ・漫画等の暴力表現や性表現に規制をかけようと、一度お流れになった悪法を懲りもせず再施行しようとしているみたいですね。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2007/03/30/15252.html

かねてより論理的思考が出来ないと評判の野田議員ですが、今回も思い付きでやらかしてくれやがりました。

来賓挨拶では、野田聖子衆議院議員が法改正について言及。野田議員は、児童買春・児童ポルノ禁止法改正を推進している。「1つ目は、単純所持の禁止を盛り込みたい。2つ目は、子供ポルノアニメ・漫画の取り扱いに関する法律。これは数年前にチャレンジしたが、ネットで散々叩かれた。いずれにしても、児童ポルノ法や児童虐待防止法などを改正して対応したい」と述べた。

また野田議員は、「児童ポルノ法や児童虐待防止法は現実の児童を対象にしたもので、アニメなどフィクションなものに対応するには、かなりの法改正が必要となり時間がかかってしまう。個人的には、改正よりも新法を立てるべきだと思う。そこで重要なのは国際的な基準に合わせること。アニメや漫画などを日本の輸出産業に位置づけていくのであれば、世界的な基準に合致したモラルを確立するのは重要」と語った。(抜粋)


前回ポシャッた法案に追加されたのは「単純所持で違法」「新法の規定に抵触するものは問答無用で児童ポルノ認定」という2点です。
正直、このニュースを聞いた時には、開いた口が塞がりませんでした。現実に子供が被害に逢う児童ポルノについては規制すべきだとわたくしも思うのですが、現実に被害者のいない二次元創作に規制をかけてどうしようってんでしょうか。
まさかとは思いますが、野田聖子議員は現実と虚構の区別が付かない犯罪者予備軍なんでしょうかね

その規制内容もメチャクチャで、簡単に言うと「私が児童ポルノと判断すれば問答無用でどんな漫画・アニメも児童ポルノ」という独裁者っぷりです。明確なガイドラインが無いまま拡大解釈だけで規制すると
サザエさん     :ワカメちゃんの常時パンチラの件で規制。
ドラえもん     :しずかちゃんの風呂の件で規制。
クレヨンしんちゃん :しんのすけの尻出しの件で規制。
ドラゴンボール   :暴力で規制。

と、なるのが容易に想像出来るのですが。これからは「ドラえもん」の単行本を持ってるだけで逮捕される世の中が来るのでしょうかね。
ついでに申しておきますと、野田議員は乱れに乱れている最近の少女マンガについて一言も触れておりません。
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画像はイメージです(C)TBS

よく馬鹿なマスコミが口にする「現実と虚構の区別が付かない人間がアニメや漫画に影響を受けて犯罪を犯す」という暴論がまかり通った時代がありました。
わたくしが実際に体験したのは1989年の「有害コミック追放運動」でした。
宮崎勤事件をセンセーショナルに扱ったマスコミと、バカなババア連中が「子供をターゲットにしたポルノが多くて困る」と政治家に動員をかけて魔女狩りさながらに業界を粛清の嵐に巻き込んだ時代でした。
成年コミックマークの表記でゾーニングされたはずなのに、過剰な修正によって何が描かれているのか全く理解出来ない自主規制は作家さんにとっても災難の時代でした。
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画像はイメージです(C)TBS

個人的な経験談を挙げますと、とあるワイドショーでコミケ会場をバックに女性レポーターが「ここに何万人もの宮崎容疑者予備軍がいます!!」とレポートしたり、多分NHKだったと思いますが、中学生か高校生かの生徒を集めてアダルトビデオの是非を議論する番組内で、「AVオーディションにやってきた女性を集団レイプして、女性が泣きじゃくるラストで終わる」といったキワモノAVをわざわざパネラーの学生達に見せて感想を聞くという悪質な思想誘導を行ったのを大変よく覚えております。

ちなみに有害コミックとして挙げられたのは遊人せんせいの「ANGEL」上村純子せんせいの「いけない!ルナ先生」を筆頭として、暴力的な漫画として「ドラゴンボール」まで俎上に上がったのを覚えております。「自分の気に入らないものは法律で取り締まるべき」という頭のおかしい人は、いつの時代も一定数現れるものですが、こういう人たちの考え方って結局本人の思想が一番危険なんですけどね。

わたくしは「包丁を凶器とした殺人事件が目に付くから包丁を規制すべき」「交通事故が増加しているから自動車を規制すべき」みたいな暴論を唱える危険思想のバカを真っ先に規制すべきだと思うのですが、いかがでしょうか。

増してや、児童ポルノに関する犯罪との相関性も全く証明されておらず、スウェーデンに批准して規制すべきという日本人の欧米コンプレックスに訴えかけた手段も、スウェーデンのレイプ率の高さの前では全く説得力を持ちません。
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野田聖子の思想的立ち位置や崇拝している宗教については良く知らないので、2つの仮説を立ててみます。

1.野田聖子議員が特定の宗教的理念によって法改正を企てているならば、思想・信条に偏りのある人に与党議員の資格はありません。社民党にでも移籍して下さい。

2.一般大衆から反対されにくいものに規制をかけて、お手軽に議員としての実績を上げる為のパフォーマンスならば、人間としてゲス過ぎます。社民党にでも移籍して下さい。

ネット上で「鼻フック」「筋肉バカ」「フェミナチ」「政治家辞めろ」とボロクソにこき下ろされている野田議員ですが、わたくしはそこまで申しませんので、上記2点の仮説から出された結論通りに適材適所に配置される事を願う程度に留めておきます。