みぐぞうの後ろ向き日記
80年代オタクカルチャーを自己流で考察したりする後ろ向きな人。
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2008-06-29 09:30 |
カテゴリ:キワモノアニメ
※本エントリーは性的な表現を多分に含んでおります。未成年の方の閲覧はご遠慮下さい。
過去のエントリーで「ドリームハンター麗夢・18禁バージョン」「オフィスレディー明菜ちゃん」「少女薔薇刑」などのキワモノアニメを発掘してきた拙ブログですが、今回よりシリーズ化する事にしてみました。
カテゴリも新たに作ってみましたので、今後ともご愛顧頂ければ幸いです。
本エントリーは以前より素材の準備は出来ていたものの、毎日新聞が最悪な事件を起こしたせいで時節柄封印せざるを得なかったのですが、フィクションはフィクションとして、切り離して考えるべきだろうという結論に達して、今回紹介に踏み切りました。
さて、今回紹介致しますのは1977年から日刊ゲンダイ誌において27年間に渡って連載された原作・牛次郎せんせい、作画・横山まさみちせんせいのタッグによる艶笑漫画の傑作「やる気まんまん」のアニメバージョンを取り上げたいと思います。

本作のストーリーですが、
江戸の昔より吉原や品川で遊郭を営んできた神能(かんのう)家。今では各地に十数件の「淀君」チェーンを切り回す、ソープランド業界の大手として君臨してきた。
ところが、セックス産業の多様化の攻勢に合って業績は下降する一方。経営の危機に陥ってしまった。
この状況を危惧した神能家党首・神能栄介は、後継者育成のため息子の数馬に「セックス武者修行」を命じ、一馬は跡取りの修行として日本全国を巡る事となった。



また、単なる女遊びの旅にならないように栄介は各地の女性たちに「息子を果てさせれば一生遊んで暮らせるだけの賞金を渡す」旨の「性回状」を配った為、数馬は全国の女性たちと「イクかイカせるか」の真剣勝負を繰り広げる。
…というものですが、簡単に言うと本宮ひろ志せんせいの「俺の空」をさらに荒唐無稽にしたようなものと思って下さって結構です。
さて、この「やる気まんまん」のアニメ版は、1984年の「くりいむレモン」の大ヒットから始まった美少女アニメブームもひと段落した1989年にナックから発売されました。
ここでお気付きの方もおられるでしょうが、「チャージマン研!」「サイコアーマー・ゴーバリアン」等、別の意味で有名な、あのナックです。
発売時期もそうなのですが、ぶっちゃけ、どういう層をターゲットにしたのかさっぱり理解出来ないズレっぷりが相変わらずナックらしくて素晴らしいですね。
また、これは原作からそうなのですが、男性器をオットセイ・女性器を秘め貝に表現する事でエロティシズムよりもユーモラスさを強調しているのは結構なのですが、漫画版の「オットセイや秘め貝は人物とは別のコマに描く」という描写がされていない為、登場キャラクターがどいつもこいつも股間に奇怪な物体をブラ下げているという異常すぎる光景が乱舞する破目になってしまいました。



とりわけ、父の栄介が数馬の筆おろしの相手を選ばせる回想シーンでの「衝立の小窓から秘め貝が陳列されるシーン」はインパクト抜群。

「顔を見ずに秘め貝だけ見て相手を選べ」という親父の命令も相当にムチャですが、その中に明らかに地雷クラスのルックスを持つ芸者さんが混じっているのはいかがなものかと。


特に左端はどう見てもサザエさんのカツオが女装しているようにしか見えません。こんな女に筆おろしされては、一生モノのトラウマになると思うのですが。
とりあえず天性の審美眼で、一番の美人芸者「菊丸」さんと無事に筆おろしを済ませた数馬は、その才能を生かして冒頭の「セックス武者修行」に旅立つ事となるのでした。


その初戦を飾るのは、因縁にも数馬の筆おろしをした思い出の場所・熱海。
そして熱海一のセックステクニックを持つと噂される芸者さん「満千代」と一戦を交える事になります。
熱海芸者随一のフェラテクを持つ満千代の秘密は、痛んでもいない歯を全て抜き去る事によって編み出される「肉ジャッキ」という歯茎による愛撫でした。



童貞喪失以来の快感に危うく初戦敗退の危機に瀕した数馬でしたが、オットセイ巨大化の術によって満千代の肉ジャッキより脱出。満千代の秘め貝に突入して逆襲を試みます。
…が、秘め貝の中に絡み付く糸状の物体を発見。

何と、満千代は秘め貝の中にミミズを飼っていたのでした。
ヌメヌメと絡み付くミミズの前に大苦戦する数馬とオットセイでしたが、またもオットセイ巨大化の術によってオットセイ先端部にミミズを集める事に成功。煙突掃除の棒タワシの要領で満千代の子宮を重点的にこすり上げる特技の前に満千代は絶頂に到達し、からくも数馬のセックス武者修行は初勝利を飾る事となったのでした。



翌日、熱海を去る数馬を見送る満千代。「負けましたわ数馬さま。オトコとオンナの戦の最中で、オンナの体を気遣うあなたの優しさに、体よりも心がほだされてしまいました。負けても嬉しゅうございます。」と、数馬を称える満千代。実は原作漫画にこのシーンは存在せず、本アニメが作画・脚本共に実に丁寧に作られている事に好感が持てますね。


かくして、数馬は新幹線に乗って次なるセックス武者修行の旅に出るのでした。
さてさて、いかがだったでしょうか。キワモノアニメと言えども良作と呼べるクオリティですので、興味がある方は見てみてはいかがでしょうか。
ちなみに本作は18禁アニメにしては珍しく声優クレジットがあるのですが、オットセイ役の緒方賢一さんが異常なハマリ役なのも見所の一つですが、真の見所は数馬の筆おろしをしてくれた芸者・菊丸役の沢田和猫さん。彼女はナック作品で大変印象的な役柄をこなした声優さんなのです。

その役ですが…「チャージマン研!」の研役の声優さんでした。
過去のエントリーで「ドリームハンター麗夢・18禁バージョン」「オフィスレディー明菜ちゃん」「少女薔薇刑」などのキワモノアニメを発掘してきた拙ブログですが、今回よりシリーズ化する事にしてみました。
カテゴリも新たに作ってみましたので、今後ともご愛顧頂ければ幸いです。
本エントリーは以前より素材の準備は出来ていたものの、毎日新聞が最悪な事件を起こしたせいで時節柄封印せざるを得なかったのですが、フィクションはフィクションとして、切り離して考えるべきだろうという結論に達して、今回紹介に踏み切りました。
さて、今回紹介致しますのは1977年から日刊ゲンダイ誌において27年間に渡って連載された原作・牛次郎せんせい、作画・横山まさみちせんせいのタッグによる艶笑漫画の傑作「やる気まんまん」のアニメバージョンを取り上げたいと思います。

本作のストーリーですが、
江戸の昔より吉原や品川で遊郭を営んできた神能(かんのう)家。今では各地に十数件の「淀君」チェーンを切り回す、ソープランド業界の大手として君臨してきた。
ところが、セックス産業の多様化の攻勢に合って業績は下降する一方。経営の危機に陥ってしまった。
この状況を危惧した神能家党首・神能栄介は、後継者育成のため息子の数馬に「セックス武者修行」を命じ、一馬は跡取りの修行として日本全国を巡る事となった。



また、単なる女遊びの旅にならないように栄介は各地の女性たちに「息子を果てさせれば一生遊んで暮らせるだけの賞金を渡す」旨の「性回状」を配った為、数馬は全国の女性たちと「イクかイカせるか」の真剣勝負を繰り広げる。
…というものですが、簡単に言うと本宮ひろ志せんせいの「俺の空」をさらに荒唐無稽にしたようなものと思って下さって結構です。
さて、この「やる気まんまん」のアニメ版は、1984年の「くりいむレモン」の大ヒットから始まった美少女アニメブームもひと段落した1989年にナックから発売されました。
ここでお気付きの方もおられるでしょうが、「チャージマン研!」「サイコアーマー・ゴーバリアン」等、別の意味で有名な、あのナックです。
発売時期もそうなのですが、ぶっちゃけ、どういう層をターゲットにしたのかさっぱり理解出来ないズレっぷりが相変わらずナックらしくて素晴らしいですね。
また、これは原作からそうなのですが、男性器をオットセイ・女性器を秘め貝に表現する事でエロティシズムよりもユーモラスさを強調しているのは結構なのですが、漫画版の「オットセイや秘め貝は人物とは別のコマに描く」という描写がされていない為、登場キャラクターがどいつもこいつも股間に奇怪な物体をブラ下げているという異常すぎる光景が乱舞する破目になってしまいました。



とりわけ、父の栄介が数馬の筆おろしの相手を選ばせる回想シーンでの「衝立の小窓から秘め貝が陳列されるシーン」はインパクト抜群。

「顔を見ずに秘め貝だけ見て相手を選べ」という親父の命令も相当にムチャですが、その中に明らかに地雷クラスのルックスを持つ芸者さんが混じっているのはいかがなものかと。


特に左端はどう見てもサザエさんのカツオが女装しているようにしか見えません。こんな女に筆おろしされては、一生モノのトラウマになると思うのですが。
とりあえず天性の審美眼で、一番の美人芸者「菊丸」さんと無事に筆おろしを済ませた数馬は、その才能を生かして冒頭の「セックス武者修行」に旅立つ事となるのでした。


その初戦を飾るのは、因縁にも数馬の筆おろしをした思い出の場所・熱海。
そして熱海一のセックステクニックを持つと噂される芸者さん「満千代」と一戦を交える事になります。
熱海芸者随一のフェラテクを持つ満千代の秘密は、痛んでもいない歯を全て抜き去る事によって編み出される「肉ジャッキ」という歯茎による愛撫でした。




童貞喪失以来の快感に危うく初戦敗退の危機に瀕した数馬でしたが、オットセイ巨大化の術によって満千代の肉ジャッキより脱出。満千代の秘め貝に突入して逆襲を試みます。
…が、秘め貝の中に絡み付く糸状の物体を発見。

何と、満千代は秘め貝の中にミミズを飼っていたのでした。
ヌメヌメと絡み付くミミズの前に大苦戦する数馬とオットセイでしたが、またもオットセイ巨大化の術によってオットセイ先端部にミミズを集める事に成功。煙突掃除の棒タワシの要領で満千代の子宮を重点的にこすり上げる特技の前に満千代は絶頂に到達し、からくも数馬のセックス武者修行は初勝利を飾る事となったのでした。



翌日、熱海を去る数馬を見送る満千代。「負けましたわ数馬さま。オトコとオンナの戦の最中で、オンナの体を気遣うあなたの優しさに、体よりも心がほだされてしまいました。負けても嬉しゅうございます。」と、数馬を称える満千代。実は原作漫画にこのシーンは存在せず、本アニメが作画・脚本共に実に丁寧に作られている事に好感が持てますね。


かくして、数馬は新幹線に乗って次なるセックス武者修行の旅に出るのでした。
さてさて、いかがだったでしょうか。キワモノアニメと言えども良作と呼べるクオリティですので、興味がある方は見てみてはいかがでしょうか。
ちなみに本作は18禁アニメにしては珍しく声優クレジットがあるのですが、オットセイ役の緒方賢一さんが異常なハマリ役なのも見所の一つですが、真の見所は数馬の筆おろしをしてくれた芸者・菊丸役の沢田和猫さん。彼女はナック作品で大変印象的な役柄をこなした声優さんなのです。

その役ですが…「チャージマン研!」の研役の声優さんでした。
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2008-06-26 21:59 |
カテゴリ:日記
3日前から、いわゆる感染性胃腸炎になってしまいました。
簡単にいうと、お腹の風邪ってやつです。
一日中ずっと腹痛が治まらず、うんち出っぱなし状態です。
コメントを書き込んでくださった方々、次回エントリーを期待している方々、すみませんがもうちょっとお待ち下さい。
いやしかし、メタルギアソリッド4のアキバ(ジョニー)の心境が良く解りました。




あの時の彼を、いまのわたくしは笑えません。
簡単にいうと、お腹の風邪ってやつです。
一日中ずっと腹痛が治まらず、うんち出っぱなし状態です。
コメントを書き込んでくださった方々、次回エントリーを期待している方々、すみませんがもうちょっとお待ち下さい。
いやしかし、メタルギアソリッド4のアキバ(ジョニー)の心境が良く解りました。




あの時の彼を、いまのわたくしは笑えません。
2008-06-18 22:49 |
カテゴリ:ゲーム
本日「NINJA GAIDEN II」をクリアしたという事で、本日「メタルギアソリッド4」の購入許可が奥様より下りました。
という事で、なけなしの諭吉さんを握り締めて近所のゲーム屋さんへ突撃してきましたよ。

ラッキーにも限定版をゲット出来たので喜び勇んで帰宅し、年の為攻略動画は無いものかしらとニコニコ動画のチェックをしたところ、とんでもない動画が。
※はちま起稿さんのところにもっときわどいスナップショットがあります。むー辛抱たまらん。
■ラフィングオクトパスさん






■レイジングレイブンさん






■クライングウルフさん






…これなんてエロゲーですか?
全くけしからん!どうなってんだ今回のシリーズは!
仮にもシリーズ最終作でこんな卑猥な要素を入れるとは、不謹慎すぎる!
メタルギアシリーズはMSX2(ディスク無し本体)とデータレコーダーを駆使してプレイした古参ファンに対する冒涜ですよこれは!


…えっと、それじゃ建前も言い尽くしたので、ちょっくらカメラ持って潜入してきます。

という事で、なけなしの諭吉さんを握り締めて近所のゲーム屋さんへ突撃してきましたよ。

ラッキーにも限定版をゲット出来たので喜び勇んで帰宅し、年の為攻略動画は無いものかしらとニコニコ動画のチェックをしたところ、とんでもない動画が。
※はちま起稿さんのところにもっときわどいスナップショットがあります。むー辛抱たまらん。
■ラフィングオクトパスさん






■レイジングレイブンさん






■クライングウルフさん






…これなんてエロゲーですか?
全くけしからん!どうなってんだ今回のシリーズは!
仮にもシリーズ最終作でこんな卑猥な要素を入れるとは、不謹慎すぎる!
メタルギアシリーズはMSX2(ディスク無し本体)とデータレコーダーを駆使してプレイした古参ファンに対する冒涜ですよこれは!


…えっと、それじゃ建前も言い尽くしたので、ちょっくらカメラ持って潜入してきます。

2008-06-18 15:01 |
カテゴリ:ゲーム
世間様が「メタルギアソリッド4」の発売に盛り上がっている中、わたくしはと言えばXBOX360の「NINJA GAIDEN II」を買って参りました。

XBOX版無印・BLACK、PS3版Σを購入していながら全てクリアせずに積んでしまったダメゲーマーっぷりに業を煮やした奥様から「これクリアしなきゃ、次のゲームは買っちゃダメだかんね」と釘を刺されてしまい、今回クリアまで頑張ってみましたよ。
さて、プレイしてみた感想ですが、前作の「地味な割に難易度は激ムズ」テイストは改善され、陰険な足場配置の為にストレスの溜まる地形構成や「どこを狙っていいか解らない」と大不評だった主観視点での射撃も、今回はポインタが標準で装備されている為に使い勝手は相当に良くなっております。

また、主観視点でなくても破魔矢・爆破手裏剣はオートで敵をロックオンするので非常に便利。(とは言っても、オートロックオンの性能自体は結構おバカ)わたくし、この改良点を知らなかったが為にいちいち主観視点で狙っていた為、エラい目に会いました。
ゲーム内容も、プレイ中の読み込みは殆ど無しというのに加えて、キビキビとした操作性で敵をメッタ斬りにする快感は相当のもの。とは言っても無双シリーズみたいにザコがデク人形状態ではなく「明らかに殺しにかかっている」動きなので、メッタ斬りにはそれなりの修練が必要ですが。

国内版発売直前まで危惧された「敵キャラクターの部位欠損も自主規制無し」というのは有難い処置でした。部位欠損した敵キャラクターは特殊攻撃をして来なくなる・部位欠損した敵は「滅却」で即殺出来るというのがザコ戦攻略の鍵となるだけに、これを自主規制しなかったTEAM NINJAとテクモには賞賛の声を上げたいと思います。

「デッドライジング」「CONAN」の国内版は部位欠損表現は自主規制されたがゆえに、間違いなく自主規制されると思っていましたが。
いやー、海外版を買いなおすハメにならずに良かった良かった。
本作は世界観も素晴らしく、とりわけチャプター1の東京摩天楼ステージの美しさは圧巻。近代的な高層ビルと和風家屋の混在するさまは、夜桜の妖艶さと相まって本作ならではの不思議な美しさを讃えております。



ちなみにステージ構成には「ルパン三世・カリオストロの城」をオマージュしたパロディ要素が多数盛り込まれておりますので、チェックしてみるのも一興かと。(屋根を駆け下りる・水路を潜る・巨大時計の歯車を登る・城の王室に落とし穴がある、などなど)
チャプター6の冒頭には同社の大問題作「ワイルドファング」をオマージュしたムービーがあったりしますが。


さて、肝心の難易度ですが、チャプター10辺りまでは前作と比較しても割合い簡単に進められる程度の難易度になっております。
…が、しかし。
チャプター10辺りから敵ザコがバケモノ系ばかりになる為に、ザコと言えども気を抜くと即死クラスのダメージを浴びせられる事もしばしばの上に、アイテムショップであるムラマサ像とセーブポイントである龍神像が極端に出現しなくなり、なおかつ後戻り不可という陰険なマップ構成の為、「回復アイテムが購入出来ずにジリ貧状態に追い込まれる」シチュエーションが多発します。

なおかつ、ボス戦の難易度もうなぎ登りと来てはもうどうにもなりません。デフォルトでオートセーブというゲームステム上、ゲーム終盤に来てクリア不可能状態に追い込まれるという最悪のケースが発生するのはいかがなものかと。
わたくしも一度ゴリ押しでチャプター14のラスボスまでは行ったんですが、そこで待っていたのは地獄そのもの。何十回と敗北→コンティニューの無限ループに陥ってしまいました。
といいますのも冥界に行ったが最後、エッセンスを稼いで回復薬を買う事すら出来ません。つまりイエローエッセンス(所持金)は数百円・回復薬はゼロという瀕死状態で「雷ジジイ」「巨神兵」「レッドアリーマ」(わたくし命名)の詐欺みたいに強いラスボス3連チャンをこなさなければならなくなったのです。



小一時間熟考の結果、それまでのセーブデータは放棄・最初からスタートし直して「体力最大値アップの九字神珠というアイテムは使用すると体力全回復」という特性を生かして「ゲームスタート時から九字神珠は全て温存」というド汚い戦法を駆使して、何とかクリアまでこぎつけました。
クリアを諦めてしまったプレイヤーさんは、是非一度試してみてはいかがでしょうか。
ボスの特殊攻撃がほぼ前兆モーション無しにブチかまされるという不親切なゲームバランスなんですもの、これくらいのズルはアリですよね!?
しかしまあ、エンディングとクリア特典のショボさは、もうちょっとどうにかならなかったのかなあ。
ヒロインのソニアさんの空気っぷりも大概だとは思いますが。見せ場が無いんですもの。性的な意味で。



ゲーム中どんな武器を装備しようと、ムービーでは龍剣装備のままなんですから、プレイヤーキャラクターにソニアかあやねが使用可能になるか、おもしろ武器の一つでも入れておいてくれれば良かったんですがねえ。
個人的には、存在自体が完全に空気だったソニアさんよりも、レイチェルたん復活のほうが嬉しかったのですが、いかがでしょうか。


XBOX版無印・BLACK、PS3版Σを購入していながら全てクリアせずに積んでしまったダメゲーマーっぷりに業を煮やした奥様から「これクリアしなきゃ、次のゲームは買っちゃダメだかんね」と釘を刺されてしまい、今回クリアまで頑張ってみましたよ。
さて、プレイしてみた感想ですが、前作の「地味な割に難易度は激ムズ」テイストは改善され、陰険な足場配置の為にストレスの溜まる地形構成や「どこを狙っていいか解らない」と大不評だった主観視点での射撃も、今回はポインタが標準で装備されている為に使い勝手は相当に良くなっております。

また、主観視点でなくても破魔矢・爆破手裏剣はオートで敵をロックオンするので非常に便利。(とは言っても、オートロックオンの性能自体は結構おバカ)わたくし、この改良点を知らなかったが為にいちいち主観視点で狙っていた為、エラい目に会いました。
ゲーム内容も、プレイ中の読み込みは殆ど無しというのに加えて、キビキビとした操作性で敵をメッタ斬りにする快感は相当のもの。とは言っても無双シリーズみたいにザコがデク人形状態ではなく「明らかに殺しにかかっている」動きなので、メッタ斬りにはそれなりの修練が必要ですが。

国内版発売直前まで危惧された「敵キャラクターの部位欠損も自主規制無し」というのは有難い処置でした。部位欠損した敵キャラクターは特殊攻撃をして来なくなる・部位欠損した敵は「滅却」で即殺出来るというのがザコ戦攻略の鍵となるだけに、これを自主規制しなかったTEAM NINJAとテクモには賞賛の声を上げたいと思います。

「デッドライジング」「CONAN」の国内版は部位欠損表現は自主規制されたがゆえに、間違いなく自主規制されると思っていましたが。
いやー、海外版を買いなおすハメにならずに良かった良かった。
本作は世界観も素晴らしく、とりわけチャプター1の東京摩天楼ステージの美しさは圧巻。近代的な高層ビルと和風家屋の混在するさまは、夜桜の妖艶さと相まって本作ならではの不思議な美しさを讃えております。



ちなみにステージ構成には「ルパン三世・カリオストロの城」をオマージュしたパロディ要素が多数盛り込まれておりますので、チェックしてみるのも一興かと。(屋根を駆け下りる・水路を潜る・巨大時計の歯車を登る・城の王室に落とし穴がある、などなど)
チャプター6の冒頭には同社の大問題作「ワイルドファング」をオマージュしたムービーがあったりしますが。


さて、肝心の難易度ですが、チャプター10辺りまでは前作と比較しても割合い簡単に進められる程度の難易度になっております。
…が、しかし。
チャプター10辺りから敵ザコがバケモノ系ばかりになる為に、ザコと言えども気を抜くと即死クラスのダメージを浴びせられる事もしばしばの上に、アイテムショップであるムラマサ像とセーブポイントである龍神像が極端に出現しなくなり、なおかつ後戻り不可という陰険なマップ構成の為、「回復アイテムが購入出来ずにジリ貧状態に追い込まれる」シチュエーションが多発します。

なおかつ、ボス戦の難易度もうなぎ登りと来てはもうどうにもなりません。デフォルトでオートセーブというゲームステム上、ゲーム終盤に来てクリア不可能状態に追い込まれるという最悪のケースが発生するのはいかがなものかと。
わたくしも一度ゴリ押しでチャプター14のラスボスまでは行ったんですが、そこで待っていたのは地獄そのもの。何十回と敗北→コンティニューの無限ループに陥ってしまいました。
といいますのも冥界に行ったが最後、エッセンスを稼いで回復薬を買う事すら出来ません。つまりイエローエッセンス(所持金)は数百円・回復薬はゼロという瀕死状態で「雷ジジイ」「巨神兵」「レッドアリーマ」(わたくし命名)の詐欺みたいに強いラスボス3連チャンをこなさなければならなくなったのです。



小一時間熟考の結果、それまでのセーブデータは放棄・最初からスタートし直して「体力最大値アップの九字神珠というアイテムは使用すると体力全回復」という特性を生かして「ゲームスタート時から九字神珠は全て温存」というド汚い戦法を駆使して、何とかクリアまでこぎつけました。
クリアを諦めてしまったプレイヤーさんは、是非一度試してみてはいかがでしょうか。
ボスの特殊攻撃がほぼ前兆モーション無しにブチかまされるという不親切なゲームバランスなんですもの、これくらいのズルはアリですよね!?
しかしまあ、エンディングとクリア特典のショボさは、もうちょっとどうにかならなかったのかなあ。
ヒロインのソニアさんの空気っぷりも大概だとは思いますが。見せ場が無いんですもの。性的な意味で。



ゲーム中どんな武器を装備しようと、ムービーでは龍剣装備のままなんですから、プレイヤーキャラクターにソニアかあやねが使用可能になるか、おもしろ武器の一つでも入れておいてくれれば良かったんですがねえ。
個人的には、存在自体が完全に空気だったソニアさんよりも、レイチェルたん復活のほうが嬉しかったのですが、いかがでしょうか。

2008-06-10 23:12 |
カテゴリ:日記
先週の日曜日に起きた秋葉原での通り魔事件ですが、個人的に色々と思うところがあり、新規エントリーを立ち上げる気力を喪失しておりました。
訪問して下さる方々には申し訳ございませんが、もうちょっとだけお待ちいただけたらと思います。
被害にあわれた方々、そしてお亡くなりになってしまった方々に心よりご冥福をお祈り致します。
訪問して下さる方々には申し訳ございませんが、もうちょっとだけお待ちいただけたらと思います。
被害にあわれた方々、そしてお亡くなりになってしまった方々に心よりご冥福をお祈り致します。
2008-06-02 23:57 |
カテゴリ:パチスロ
拙ブログをはじめるきっかけになったパチスロ機「大繁盛本舗」が発売されたのは3年前の事なんですが、先日リリースされた、「大繁盛本舗」の続編「大繁盛本舗江戸バージョン」の導入率が前作の評判ゆえなのか知りませんが、出回りが異常に悪く、P-WORLDで全国の設置状況を調べてみると驚愕の146店という結果が。

ちなみに御年寄りの定番機種「アイムジャグラー」の設置店舗は1万店舗オーバーで検索不可という事実から、当機種がどれだけ不遇な扱いをされているかが推察出来ますね。
拙ブログでパチスロ関連のエントリーは極めてウケが悪い為、記事にするのはどうかと思ったのですが、「江戸バージョン」が余りにもクソ台不遇台過ぎて今取り上げないと、今後一生誰も取り上げない可能性が出てきましたので、今回はその「大繁盛本舗江戸バージョン」について取り上げてみたいと思います。

前機種「大繁盛本舗」が一部のマニアを除いて完全無視を決め込まれた原因としてよく言われるのが、前作を打ったスロッターが揃いも揃って頭を抱えた「悪夢を見ているような意味不明で曖昧な液晶演出」なんですが、続編である「江戸バージョン」も、その意味不明な液晶演出はバッチリ継承されておりますので、お好きな方にはたまらないかと。

前作の意味不明演出の例をいくつか挙げてみますと
「会社の玄関が開いてロケットを打ち上げるが失敗。地面に落下して幽霊に変身する」
「突然液晶画面に「画面準備中・・・」の文字が出たと思ったら、原始時代でヒョウと徒競走をしたり原住民に道案内をする演出を延々と繰り返す」
「依頼演出で「泥棒に奪われたハンドバッグを取り返した」り「埋蔵金発掘演出で金塊を見つけた」のにボーナス確定ではない」
「終電に乗った受付嬢が酔っ払いに絡まれたり、プロレスラーが隣の席に座るという演出を延々繰り返す」
・・・などなど。

▲原始時代でバナナGET。もちろんボーナス確定でも何でもありません。
「告知ランプが光ればボーナス確定」や

「液晶演出で主人公が勝利すればボーナス確定」


等のような明確な「大当たりしましたよ!」という演出とは別次元の「何が起きているのかさっぱりわからない」感は、多くのスロッターを困惑させました。

▲ちなみにこれは大当たり前兆確定のプレミア。泥棒追っかけてつまづいてます。意味がわからないですね。
こんな気の狂った演出を単調な効果音のみのパントマイムで淡々と繰り返すはっちゃけぶりは、常人の理解の範疇を飛び越えておりましたが、まさか5号機の「江戸バージョン」でも同じ方向性の液晶演出をやってくれるとは思いませんでした。
ていうか、あのシャブ中患者の幻覚のような演出とへたれたグラフィックが意図して作られているという事実の方が驚くべき事実なんですけどね。


しかもストック機だった前作とは違って、「江戸バージョン」は5号機。レバーを叩いてボタンを押せば全ての結果が即座に出るのですが、そんな事はお構いなしとばかりに意味不明の連続演出を繰り返す謎仕様となっております。
リール上で対角線上に連続チェリーを出せば数ゲーム~100ゲームのRTに突入するという仕様も、チェリーの取りこぼしによって出現する「ベル・ベル・リプレイ」「リプ・リプ・ベル」目によって10ゲームのRTに入り、結果的にオヤジ打ちでも機械割に大した差が出ないという意味不明な仕様の為、通常ゲームで技術介入の旨み無し・スイカを揃えても払い出しゼロというのも含めて「液晶演出のみならず、リールにすら意味が無くなった」という最悪のパワーアップが図られてしまいました。
とりあえず、こんな出目で種無しというのは相当にどうかと思いますがいかがでしょうか。

右リールに「ベル・リプ・ベル」のサンドイッチ目が出まくる謎配列も相当にどうかとは思いますが。
…と、ここまで書いてて「右リールに種無しサンドイッチ目が出る糞台」をふと思い出しました。
「卑弥呼伝説R」
![2880_81_m1_1[1]flv_000039806](https://blog-imgs-23-origin.fc2.com/m/i/g/migzou/20080602230048.jpg)

なんか「大繁盛本舗・江戸バージョン」と妙な共通点があると思うのは気のせいでしょうか。


とりあえず、近所のホールに入荷したというラッキーな方は、お布施だと思って打ってみてはいかがでしょうか。

多分、年内には間違いなく撤去されていると思いますので。

ちなみに御年寄りの定番機種「アイムジャグラー」の設置店舗は1万店舗オーバーで検索不可という事実から、当機種がどれだけ不遇な扱いをされているかが推察出来ますね。
拙ブログでパチスロ関連のエントリーは極めてウケが悪い為、記事にするのはどうかと思ったのですが、「江戸バージョン」が余りにも

前機種「大繁盛本舗」が一部のマニアを除いて完全無視を決め込まれた原因としてよく言われるのが、前作を打ったスロッターが揃いも揃って頭を抱えた「悪夢を見ているような意味不明で曖昧な液晶演出」なんですが、続編である「江戸バージョン」も、その意味不明な液晶演出はバッチリ継承されておりますので、お好きな方にはたまらないかと。

前作の意味不明演出の例をいくつか挙げてみますと
「会社の玄関が開いてロケットを打ち上げるが失敗。地面に落下して幽霊に変身する」
「突然液晶画面に「画面準備中・・・」の文字が出たと思ったら、原始時代でヒョウと徒競走をしたり原住民に道案内をする演出を延々と繰り返す」
「依頼演出で「泥棒に奪われたハンドバッグを取り返した」り「埋蔵金発掘演出で金塊を見つけた」のにボーナス確定ではない」
「終電に乗った受付嬢が酔っ払いに絡まれたり、プロレスラーが隣の席に座るという演出を延々繰り返す」
・・・などなど。

▲原始時代でバナナGET。もちろんボーナス確定でも何でもありません。
「告知ランプが光ればボーナス確定」や

「液晶演出で主人公が勝利すればボーナス確定」


等のような明確な「大当たりしましたよ!」という演出とは別次元の「何が起きているのかさっぱりわからない」感は、多くのスロッターを困惑させました。

▲ちなみにこれは大当たり前兆確定のプレミア。泥棒追っかけてつまづいてます。意味がわからないですね。
こんな気の狂った演出を単調な効果音のみのパントマイムで淡々と繰り返すはっちゃけぶりは、常人の理解の範疇を飛び越えておりましたが、まさか5号機の「江戸バージョン」でも同じ方向性の液晶演出をやってくれるとは思いませんでした。
ていうか、あのシャブ中患者の幻覚のような演出とへたれたグラフィックが意図して作られているという事実の方が驚くべき事実なんですけどね。


しかもストック機だった前作とは違って、「江戸バージョン」は5号機。レバーを叩いてボタンを押せば全ての結果が即座に出るのですが、そんな事はお構いなしとばかりに意味不明の連続演出を繰り返す謎仕様となっております。
リール上で対角線上に連続チェリーを出せば数ゲーム~100ゲームのRTに突入するという仕様も、チェリーの取りこぼしによって出現する「ベル・ベル・リプレイ」「リプ・リプ・ベル」目によって10ゲームのRTに入り、結果的にオヤジ打ちでも機械割に大した差が出ないという意味不明な仕様の為、通常ゲームで技術介入の旨み無し・スイカを揃えても払い出しゼロというのも含めて「液晶演出のみならず、リールにすら意味が無くなった」という最悪のパワーアップが図られてしまいました。
とりあえず、こんな出目で種無しというのは相当にどうかと思いますがいかがでしょうか。

右リールに「ベル・リプ・ベル」のサンドイッチ目が出まくる謎配列も相当にどうかとは思いますが。
…と、ここまで書いてて「右リールに種無しサンドイッチ目が出る糞台」をふと思い出しました。
「卑弥呼伝説R」
![2880_81_m1_1[1]flv_000039806](https://blog-imgs-23-origin.fc2.com/m/i/g/migzou/20080602230048.jpg)

なんか「大繁盛本舗・江戸バージョン」と妙な共通点があると思うのは気のせいでしょうか。


とりあえず、近所のホールに入荷したというラッキーな方は、お布施だと思って打ってみてはいかがでしょうか。

多分、年内には間違いなく撤去されていると思いますので。
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