みぐぞうの後ろ向き日記
80年代オタクカルチャーを自己流で考察したりする後ろ向きな人。
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2008-09-30 01:28 |
カテゴリ:日記
前回のエントリーに四苦八苦している間に拙ブログのカウンターを見てみたら、何とびっくりの100万ヒット。
いやあ、開設した当初はここまで人が来るとは思いませんでした。
何事も続けてみるものですね。
来訪者の皆様、いろいろとありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
100万ヒットしてびっくりしているのは何より当人でしてこれといった特別企画も無いのですが(えー)、いずれエントリーに生かそうとして寝かしてある自分でプレイしたゲームの録画テープのスナップをちらほらと紹介したいと思います。
とりあえず、雑多に貼り付けますので、その雰囲気だけでも味わって頂ければ幸いかと。
■武者アレスタ(メガドライブ)・ハードモードクリア


■修羅の門(メガドライブ)ノーミスクリア


■バトルマニア大吟醸(メガドライブ)・ハードモードクリア・カンスト


■ナイトスラッシャーズ・1コインクリア



■究極戦隊ダダンダーン・1ミスクリア


なんかこうやって見返してみると、ビデオ特有のにじみとかが逆に時代を感じられていい味出してますね。
エミュレータを使った鮮明なスナップだと、レトロな感覚がいまいち沸きにくいし。
さて、15年くらい前から5年前くらいのわたくしは今よりゲームに対する情熱が激しかった時期でして、思い出に残ったゲームのプレイ動画をビデオに録画するのが趣味でした。
そして休日ともなれば、誰に見せる訳でもなく黙々と撮り溜めていたものでした。
今考えると相当に暗い趣味ですね。
とは言っても現在では引越しの際に捨ててしまったりとか、バラエティやアニメやダビングしたエロビデオに上書きしてしまって現存しているのはわずかなんですが。
MSX版「ロードブラスター」のクリア動画やスーファミ版「グラディウスIII」アーケードモード・ノーミスクリアとかメガドライブ版「ふしぎの海のナディア」クリアテープなんかは今でも紛失・上書きした事を非常に後悔している次第であります。
今となっては腕前が落ちてしまったりクリア方法が解らなくなっていたり、資料価値が高かったりするのですが、当時のわたくしはそこまで考えずに黙々と撮り溜めていたものでした。
物事の価値っていうのは、時間が経過してみないと解らないものですね。
さて、こうやって興味のある事柄を見つけると、とことん探求しなくちゃ気がすまないのがわたくしの悪い癖でして、今は埃を被っている昔使っていたPCのハードディスクを漁って自作キャプチャー動画は何か残っていたかなあと先ほどまで探索してみました。
とりあえず出て来ましたよ。脱衣麻雀のキャプチャー動画が。




…ええと、思い出を掘り返すのは結構な事ですが、時々人生の不発弾が混じっていたりするので気をつけたいと思いました。

いやあ、開設した当初はここまで人が来るとは思いませんでした。
何事も続けてみるものですね。
来訪者の皆様、いろいろとありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
100万ヒットしてびっくりしているのは何より当人でしてこれといった特別企画も無いのですが(えー)、いずれエントリーに生かそうとして寝かしてある自分でプレイしたゲームの録画テープのスナップをちらほらと紹介したいと思います。
とりあえず、雑多に貼り付けますので、その雰囲気だけでも味わって頂ければ幸いかと。
■武者アレスタ(メガドライブ)・ハードモードクリア


■修羅の門(メガドライブ)ノーミスクリア


■バトルマニア大吟醸(メガドライブ)・ハードモードクリア・カンスト


■ナイトスラッシャーズ・1コインクリア



■究極戦隊ダダンダーン・1ミスクリア


なんかこうやって見返してみると、ビデオ特有のにじみとかが逆に時代を感じられていい味出してますね。
エミュレータを使った鮮明なスナップだと、レトロな感覚がいまいち沸きにくいし。
さて、15年くらい前から5年前くらいのわたくしは今よりゲームに対する情熱が激しかった時期でして、思い出に残ったゲームのプレイ動画をビデオに録画するのが趣味でした。
そして休日ともなれば、誰に見せる訳でもなく黙々と撮り溜めていたものでした。
今考えると相当に暗い趣味ですね。
とは言っても現在では引越しの際に捨ててしまったりとか、バラエティやアニメやダビングしたエロビデオに上書きしてしまって現存しているのはわずかなんですが。
MSX版「ロードブラスター」のクリア動画やスーファミ版「グラディウスIII」アーケードモード・ノーミスクリアとかメガドライブ版「ふしぎの海のナディア」クリアテープなんかは今でも紛失・上書きした事を非常に後悔している次第であります。
今となっては腕前が落ちてしまったりクリア方法が解らなくなっていたり、資料価値が高かったりするのですが、当時のわたくしはそこまで考えずに黙々と撮り溜めていたものでした。
物事の価値っていうのは、時間が経過してみないと解らないものですね。
さて、こうやって興味のある事柄を見つけると、とことん探求しなくちゃ気がすまないのがわたくしの悪い癖でして、今は埃を被っている昔使っていたPCのハードディスクを漁って自作キャプチャー動画は何か残っていたかなあと先ほどまで探索してみました。
とりあえず出て来ましたよ。脱衣麻雀のキャプチャー動画が。




…ええと、思い出を掘り返すのは結構な事ですが、時々人生の不発弾が混じっていたりするので気をつけたいと思いました。

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2008-09-28 00:59 |
カテゴリ:おすすめ漫画
今年の地獄のような猛暑も終わりを見せ、朝晩の涼しさに秋を感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
秋と言えばスポーツの秋や芸術の秋など色々あると思いますが、わたくし的には何といっても食欲の秋ですね。この季節のメシは何を食っても美味いんだよなあ。
おかげでわたくし、現在横方向にすくすくと成長しちゃっております。
そこで今回は「食キング」「喧嘩ラーメン」などのグルメ漫画でおなじみ土山しげる先生の異色作「喰いしん坊!」について語ってみたいと思います。

美味しいものを食べ歩く事が趣味の主人公「大原満太郎」。彼は先日のグルメ旅行でお金を使いすぎてしまって、給料日までの10日間を3千円で過ごさなくてはならないハメになってしまいました。
一日わずか300円。計画性が無いにも程がありますね。

そこで彼は、たまたま通りがかった食堂でやっているイベントの張り紙を目にします。
「30分以内でカツ丼10杯完食した方、1万円進呈!!」
既に先客(大学の柔道部員)が挑戦していますが、5杯目の途中で無念のリタイア。次の挑戦者に出すトンカツが残り5枚しか無いので、次の挑戦者に限り「カツ丼5杯を15分以内で賞金5千円」というワンランク落ちた条件になりました。それでも相当に無茶な条件だと思うのはわたくしの考えすぎでしょうか。
そこで大メシ喰らいにも自信のある満太郎は、これで小遣いの足しになればと軽い気持ちで店の大食いイベントに果敢に挑戦して2杯のカツ丼をペロリと平らげますが、ギャラリーの一人であるカウボーイ風の怪しい風体の男から「大食いに体型に関係ない。だがあの男(満太郎)は成功せん!」と嫌な予言をされます。

その男の言葉通り、満太郎が3杯目のカツ丼に差し掛かった途端にピタリと箸が止まってしまいました。

結局、カウボーイ野郎の予言通り、3杯目を食べる事が出来ずに2100円の代金を支払うハメになってしまいました。という事は10日間を900円で過ごす事になるのですが、そうなると一日わずか90円。一食あたりうまい棒3本で過ごす他ありません。
満太郎、社会人としていろいろとアウトですね。
そんな幼稚園児ばりの計画性の無さを持つダメ人間・満太郎を尻目にカウボーイ野郎は店主に言い放ちます。
「オヤジ!明日この時間挑戦に来る!用意しておいてくれ!」
後日、そのカウボーイ野郎の挑戦を見に行く満太郎でしたが、彼が店を覗いた時には挑戦は既に始まっており、20分経過の時点で7杯目のカツ丼を平らげている最中でした。
その結果、カウボーイ野郎は規定時間以内に10杯のカツ丼を見事平らげ、それを讃えるギャラリー一同。そんな中、一人の巨デブが店に乱入して来ます。

「先輩の仇を取りに来たぜー!」
先日カツ丼10杯の大食いに敗れた先輩の敵討ちにやって来た巨デブ。先ほど錠二に賞金の1万円を持っていかれた店主はこれ以上挑戦成功されては店が潰れてしまうとばかりに巨デブの挑戦を渋ります。そんなドタキャンぶりにブチ切れた巨デブは店内の椅子を振りかざして大暴れの準備を始めてしまいました。
そこで仲裁に入った錠二が賞金を出して、「10分でカツ丼を何杯食えるか」の早食い競争を提案します。そしてその対戦相手に錠二が指名したのは満太郎。
その早食い競争で満太郎は何と巨デブに勝利してしまいました。

錠二いわく「奴(巨デブ)の敗因は朝食抜きと水のガブ飲みだ」との事。胃袋は体の中で唯一収縮する器官だそうで、朝食抜きなどをすると収縮してしまって食べ物が入らない。水のガブ飲みは食材を膨張させる働きがあるのでなるべく取らないのがベターなのだそうです。

こんなペースで既刊19巻分を紹介すると軽く半年ぐらいエントリーを続けるハメになりかねないのでここらで話を一気に端折りますが、巨デブを破った満太郎の素質を見込んだ錠二は満太郎に「食闘士(フードファイター)」にならないかと勧誘し、行きがかり上大食いコンテストに出場するハメになった満太郎に「西の刺客」と呼ばれるライバル達が現れます。
そんな「西の刺客」の卑劣な罠にかかってせっかくの大食いコンテストを棄権させられた満太郎は、己の甘さを痛感し、錠二の誘いも蹴った上に会社も辞めて孤高の食闘士(フードファイター)へと成長していくのでした。
大丈夫か満太郎(無職)。
さて、そんな卑劣な罠を仕掛けたOKFF(大阪食い倒れファイター)の面々は、どいつもこいつも具合の悪くなるような「邪道喰い」という必殺技を持っているのでここに主要な必殺技と共に紹介したいと思います。

肉まんを餡と皮に分け、皮をドンブリに集めて湯をかけて啜り込む「ドンブリ喰いの安」

鰻重に茶をかけて啜り込む「うな茶の三四郎」


ステーキセットのライスと野菜をミキサーにかけて一気飲みする「スッポンのオクレ」

特大ハンバーガー4個を圧縮して一口で食う「万力の政」


ショートケーキをラップに包んでおにぎり状にして食べる「スイーツの桃子」
…ええとすみません。紹介していてちょっぴり吐き気に見舞われたのでこの位に留めますが、こういった強烈な面々と対決していく満太郎の戦いは、料理対決ばかりだったグルメ漫画に一石を投じている出来だと思うので皆様も一度は読んでみてはいかがでしょうか。
「邪道喰い」の汚らしさも含めて、読んでいて食欲が失せるグルメ漫画というのは相当に珍しいと思いますので。
ついでに指摘しておくと、錠二の「正道喰い」論では「水のガブ飲みは大食いの障害」と言ってますが、「食材を水にふやかしてかき込む邪道食い」をするOKFFの面々は、ひょっとしたら正道喰いをした方がよっぽど大食い出来ると思うのですが、どうなんでしょうね。
さて最後になりますが、本編でイマイチ影の薄かった大食い美人モデル「青葉菊子」さんの「寿司二貫喰い」の妙技を紹介して本エントリーを締めくくりたいと思います。


…ああ、こんな素敵なお姉さんに、わたくしの胃袋以外の膨張する器官をほお張って欲しいものですなあ。(下品なシメですんません)
秋と言えばスポーツの秋や芸術の秋など色々あると思いますが、わたくし的には何といっても食欲の秋ですね。この季節のメシは何を食っても美味いんだよなあ。
おかげでわたくし、現在横方向にすくすくと成長しちゃっております。
そこで今回は「食キング」「喧嘩ラーメン」などのグルメ漫画でおなじみ土山しげる先生の異色作「喰いしん坊!」について語ってみたいと思います。

美味しいものを食べ歩く事が趣味の主人公「大原満太郎」。彼は先日のグルメ旅行でお金を使いすぎてしまって、給料日までの10日間を3千円で過ごさなくてはならないハメになってしまいました。
一日わずか300円。計画性が無いにも程がありますね。

そこで彼は、たまたま通りがかった食堂でやっているイベントの張り紙を目にします。
「30分以内でカツ丼10杯完食した方、1万円進呈!!」
既に先客(大学の柔道部員)が挑戦していますが、5杯目の途中で無念のリタイア。次の挑戦者に出すトンカツが残り5枚しか無いので、次の挑戦者に限り「カツ丼5杯を15分以内で賞金5千円」というワンランク落ちた条件になりました。それでも相当に無茶な条件だと思うのはわたくしの考えすぎでしょうか。
そこで大メシ喰らいにも自信のある満太郎は、これで小遣いの足しになればと軽い気持ちで店の大食いイベントに果敢に挑戦して2杯のカツ丼をペロリと平らげますが、ギャラリーの一人であるカウボーイ風の怪しい風体の男から「大食いに体型に関係ない。だがあの男(満太郎)は成功せん!」と嫌な予言をされます。

その男の言葉通り、満太郎が3杯目のカツ丼に差し掛かった途端にピタリと箸が止まってしまいました。

結局、カウボーイ野郎の予言通り、3杯目を食べる事が出来ずに2100円の代金を支払うハメになってしまいました。という事は10日間を900円で過ごす事になるのですが、そうなると一日わずか90円。一食あたりうまい棒3本で過ごす他ありません。
満太郎、社会人としていろいろとアウトですね。
そんな幼稚園児ばりの計画性の無さを持つダメ人間・満太郎を尻目にカウボーイ野郎は店主に言い放ちます。
「オヤジ!明日この時間挑戦に来る!用意しておいてくれ!」
後日、そのカウボーイ野郎の挑戦を見に行く満太郎でしたが、彼が店を覗いた時には挑戦は既に始まっており、20分経過の時点で7杯目のカツ丼を平らげている最中でした。
その結果、カウボーイ野郎は規定時間以内に10杯のカツ丼を見事平らげ、それを讃えるギャラリー一同。そんな中、一人の巨デブが店に乱入して来ます。

「先輩の仇を取りに来たぜー!」
先日カツ丼10杯の大食いに敗れた先輩の敵討ちにやって来た巨デブ。先ほど錠二に賞金の1万円を持っていかれた店主はこれ以上挑戦成功されては店が潰れてしまうとばかりに巨デブの挑戦を渋ります。そんなドタキャンぶりにブチ切れた巨デブは店内の椅子を振りかざして大暴れの準備を始めてしまいました。
そこで仲裁に入った錠二が賞金を出して、「10分でカツ丼を何杯食えるか」の早食い競争を提案します。そしてその対戦相手に錠二が指名したのは満太郎。
その早食い競争で満太郎は何と巨デブに勝利してしまいました。

錠二いわく「奴(巨デブ)の敗因は朝食抜きと水のガブ飲みだ」との事。胃袋は体の中で唯一収縮する器官だそうで、朝食抜きなどをすると収縮してしまって食べ物が入らない。水のガブ飲みは食材を膨張させる働きがあるのでなるべく取らないのがベターなのだそうです。

こんなペースで既刊19巻分を紹介すると軽く半年ぐらいエントリーを続けるハメになりかねないのでここらで話を一気に端折りますが、巨デブを破った満太郎の素質を見込んだ錠二は満太郎に「食闘士(フードファイター)」にならないかと勧誘し、行きがかり上大食いコンテストに出場するハメになった満太郎に「西の刺客」と呼ばれるライバル達が現れます。
そんな「西の刺客」の卑劣な罠にかかってせっかくの大食いコンテストを棄権させられた満太郎は、己の甘さを痛感し、錠二の誘いも蹴った上に会社も辞めて孤高の食闘士(フードファイター)へと成長していくのでした。
大丈夫か満太郎(無職)。
さて、そんな卑劣な罠を仕掛けたOKFF(大阪食い倒れファイター)の面々は、どいつもこいつも具合の悪くなるような「邪道喰い」という必殺技を持っているのでここに主要な必殺技と共に紹介したいと思います。

肉まんを餡と皮に分け、皮をドンブリに集めて湯をかけて啜り込む「ドンブリ喰いの安」

鰻重に茶をかけて啜り込む「うな茶の三四郎」


ステーキセットのライスと野菜をミキサーにかけて一気飲みする「スッポンのオクレ」

特大ハンバーガー4個を圧縮して一口で食う「万力の政」


ショートケーキをラップに包んでおにぎり状にして食べる「スイーツの桃子」
…ええとすみません。紹介していてちょっぴり吐き気に見舞われたのでこの位に留めますが、こういった強烈な面々と対決していく満太郎の戦いは、料理対決ばかりだったグルメ漫画に一石を投じている出来だと思うので皆様も一度は読んでみてはいかがでしょうか。
「邪道喰い」の汚らしさも含めて、読んでいて食欲が失せるグルメ漫画というのは相当に珍しいと思いますので。
ついでに指摘しておくと、錠二の「正道喰い」論では「水のガブ飲みは大食いの障害」と言ってますが、「食材を水にふやかしてかき込む邪道食い」をするOKFFの面々は、ひょっとしたら正道喰いをした方がよっぽど大食い出来ると思うのですが、どうなんでしょうね。
さて最後になりますが、本編でイマイチ影の薄かった大食い美人モデル「青葉菊子」さんの「寿司二貫喰い」の妙技を紹介して本エントリーを締めくくりたいと思います。


…ああ、こんな素敵なお姉さんに、わたくしの胃袋以外の膨張する器官をほお張って欲しいものですなあ。(下品なシメですんません)
2008-09-23 19:32 |
カテゴリ:ゲーム
今より時を遡る事20年ちょっと前の1980年代。
当時10代の青少年を中心に一大ムーブメントを巻き起こした「ツッパリブーム」なるものがありました。

横浜銀蝿の「ツッパリHIGH SCHOOL ROCK'N ROLL」の大ヒットから「なめ猫」ブームはおろか、当時月曜日~金曜日の夕方にフジテレビ系列で放送していた大ヒット番組「夕やけニャンニャン」の枠内でも「タイマンテレフォン」「ガンタレ対決」などのヤンキー臭溢れるコーナーがあったほどですから、その影響度は計り知れませんでした。



そしてそんなブームに浮かれた当時の中高生は、ガチの不良でなくとも変形学生服に身を包んだり喫煙や万引き行為を背伸びして行い、体育教師の往復ビンタを食らったりしたものでした。
そういった80年代を筆頭としたツッパリブームは、今思い返すとどいつもこいつも集団催眠にでもかかっていたんじゃないのかと思えるほどにイタいムーブメントではありましたね。
とはいうものの、そんなヤンキームーブメントに全く関わりの無かったボンクラ学生であったわたくしですら、「BE-BOP-HIGHSCHOOL」「湘南爆走族」などの作品に大変入れあげた記憶があります。






そして、そんな不良少年たちの溜まり場として槍玉に挙げられていた当時のゲームセンターは、PTAや警察から目を付けられまくっていた不遇の時代を経ていた訳ですが、1985年位辺りには業界の努力もあってか、そういったレッテル貼りから何とか脱却しつつありました。
ところが、そういった努力を知ってか知らずか1986年にテクノスジャパンより一つの作品がリリースされる事になります。
そのゲームのタイトルは「熱血硬派くにおくん」。

「空手道」(販売はデータイースト)「エキサイティングアワー」「出世大相撲」などなど、メーカー発足の時から格闘ゲームには定評のあった同社でしたが、この「くにおくん」はスポーツとは無縁のガチンコケンカバトル。


ちなみに当時のアーケードゲームはシューティング全盛期でして、1984年には「スターフォース」前年の1985年には「グラディウス」が大ヒットを収めており、正直格闘ゲームの人気は現在ほどではありませんでした。


といいますのも、当時はハードの表現性能やルールの曖昧さのおかげで格闘ゲームというジャンル自体プレイヤーからの反応はイマイチだったように思えます。ちなみに「くにおくん」はタイトー系列のゲームセンターに多くリリースされた事もあり、ナムコ系列のゲームセンターには設置されにくかった事も理由の一つだったのかなあと推察するのですが。
そんなスペースファンタジーシューティング全盛期にリリースされた「くにおくん」のゲーム画面はどんなものだったのかと言いますと…

余りに生々しく異質なものでありました。
その強烈なインパクトに魅せられたプレイヤーは、好奇心も手伝ってプレイしてみたところ…敵キャラクターの挙動のリアルさに驚愕する破目になります。
プレイヤー「くにおくん」のパンチを紙一重でスウェーする、ジャンプキックはしゃがみで回避する、ダッシュで逃げると猛然と追いかけてくる、隙あらば挟み撃ち・羽交い絞めを仕掛けてくるといった挙動は、例えるならば全ての敵キャラクターが「魔界村」のレッドアリーマーになっているかのような錯覚を覚えるほどでした。


ちなみに最終ステージのザコはドス所持・ボスの「さぶ」に至っては拳銃所持でして、攻撃を食らうと残ライフがいくらあろうとも即死。古今東西のベルトスクロールアクションの中でもザコの攻撃で即死するというのは余りにも前代未聞過ぎました。


おまけにデフォルト設定でくにおくんの残人数はゼロ。(スコア三万点で一回エクステンドするのみ)当時も今も一般的にプレイヤーの残機は3つというのがデフォルトでしたが、おかげでただでさえ高い難易度に拍車をかけてくれやがりました。
とどめに「待てこの野郎!」「なめんなよ、この野郎!」「ざけんじゃねえ!」「ウオーッ!」といった当時としては画期的だったサンプリングボイスもふんだんに用意されており、当時ギャラリーとして見ていたわたくしも「このゲームは怖い」「プレイするだけで絡まれそうだ」という恐怖感に苛まれたものです。
…と、ここまで読まれた方は「え?アーケード版のくにおくんってクソゲーなの?」という疑問を抱かれたと思います。
とんでもない。
個人的にテクノス格闘ゲームの中でも個人的に最高峰に君臨するゲームなのでした。
極めて人間臭い挙動を示す敵の挙動や左攻撃・ジャンプ・右攻撃という変則的なボタン配置も「くにおくんは自分に一番近い敵の方向を向く」という法則性さえ掴んでしまえば、何も怖くはありません。
正面にいる敵は斜め45度から近付いて往復パンチ、後ろに近付いて来た敵は逆方向のボタン一発でリーチ・スピード・パワー全てを兼ね備えた後ろ回し蹴り一閃。



腹を押さえて悶絶した敵は掴んで膝蹴り・背負い投げ・倒れた敵にはマウントを取ってフルボッコなど思いのままに料理出来るという「上達すれば豊富な技を駆使して思いのままに立ち回れる」という事に気付いたプレイヤー達は、その練り込まれたゲーム性に心酔する事となります。

▲参考までに。…腕が落ちたなあ…
Wikiによりますと、本作の開発工数は3~4ヶ月という事らしいのですが、こんな短い工数でよくもまあここまで完成されたゲームを開発出来たもんだなあと驚愕するばかりであります。
その結果、リリース当初はキワモノ扱いをされていた本作は、その完成されたゲーム性ゆえに大ヒットを収めて「格闘ゲームならテクノス」という一大ブランドを築き、本作で一躍有名になった「くにおくん」はファミコンへ舞台を変えて大活躍する事となりました。

今ではファミコン版の健全な「くにおくん」しか知らない人が多数だと思いますが、あのリアルで生々しい不良の「くにおくん」を今の技術でもう一度拝みたいものですね。
さて、最後になりますが、この「くにおくん」も「ロードブラスター」「サンダーストーム」「ダブルドラゴン」等の名作ゲームを多々輩出した岸本良久さんが開発されたゲームなんですが、機会があればあの練り込まれたゲーム性の秘訣なんかを聞いてみたいなあ、なんて思っております。
…いえ、決してあの生々しいケンカ技の数々の由来や生々しいサンプリングボイスの持ち主が聞きたい訳ではありませんので。

▲参考画像:やんちゃだった頃の岸本さん
当時10代の青少年を中心に一大ムーブメントを巻き起こした「ツッパリブーム」なるものがありました。

横浜銀蝿の「ツッパリHIGH SCHOOL ROCK'N ROLL」の大ヒットから「なめ猫」ブームはおろか、当時月曜日~金曜日の夕方にフジテレビ系列で放送していた大ヒット番組「夕やけニャンニャン」の枠内でも「タイマンテレフォン」「ガンタレ対決」などのヤンキー臭溢れるコーナーがあったほどですから、その影響度は計り知れませんでした。



そしてそんなブームに浮かれた当時の中高生は、ガチの不良でなくとも変形学生服に身を包んだり喫煙や万引き行為を背伸びして行い、体育教師の往復ビンタを食らったりしたものでした。
そういった80年代を筆頭としたツッパリブームは、今思い返すとどいつもこいつも集団催眠にでもかかっていたんじゃないのかと思えるほどにイタいムーブメントではありましたね。
とはいうものの、そんなヤンキームーブメントに全く関わりの無かったボンクラ学生であったわたくしですら、「BE-BOP-HIGHSCHOOL」「湘南爆走族」などの作品に大変入れあげた記憶があります。






そして、そんな不良少年たちの溜まり場として槍玉に挙げられていた当時のゲームセンターは、PTAや警察から目を付けられまくっていた不遇の時代を経ていた訳ですが、1985年位辺りには業界の努力もあってか、そういったレッテル貼りから何とか脱却しつつありました。
ところが、そういった努力を知ってか知らずか1986年にテクノスジャパンより一つの作品がリリースされる事になります。
そのゲームのタイトルは「熱血硬派くにおくん」。

「空手道」(販売はデータイースト)「エキサイティングアワー」「出世大相撲」などなど、メーカー発足の時から格闘ゲームには定評のあった同社でしたが、この「くにおくん」はスポーツとは無縁のガチンコケンカバトル。


ちなみに当時のアーケードゲームはシューティング全盛期でして、1984年には「スターフォース」前年の1985年には「グラディウス」が大ヒットを収めており、正直格闘ゲームの人気は現在ほどではありませんでした。


といいますのも、当時はハードの表現性能やルールの曖昧さのおかげで格闘ゲームというジャンル自体プレイヤーからの反応はイマイチだったように思えます。ちなみに「くにおくん」はタイトー系列のゲームセンターに多くリリースされた事もあり、ナムコ系列のゲームセンターには設置されにくかった事も理由の一つだったのかなあと推察するのですが。
そんなスペースファンタジーシューティング全盛期にリリースされた「くにおくん」のゲーム画面はどんなものだったのかと言いますと…

余りに生々しく異質なものでありました。
その強烈なインパクトに魅せられたプレイヤーは、好奇心も手伝ってプレイしてみたところ…敵キャラクターの挙動のリアルさに驚愕する破目になります。
プレイヤー「くにおくん」のパンチを紙一重でスウェーする、ジャンプキックはしゃがみで回避する、ダッシュで逃げると猛然と追いかけてくる、隙あらば挟み撃ち・羽交い絞めを仕掛けてくるといった挙動は、例えるならば全ての敵キャラクターが「魔界村」のレッドアリーマーになっているかのような錯覚を覚えるほどでした。


ちなみに最終ステージのザコはドス所持・ボスの「さぶ」に至っては拳銃所持でして、攻撃を食らうと残ライフがいくらあろうとも即死。古今東西のベルトスクロールアクションの中でもザコの攻撃で即死するというのは余りにも前代未聞過ぎました。


おまけにデフォルト設定でくにおくんの残人数はゼロ。(スコア三万点で一回エクステンドするのみ)当時も今も一般的にプレイヤーの残機は3つというのがデフォルトでしたが、おかげでただでさえ高い難易度に拍車をかけてくれやがりました。
とどめに「待てこの野郎!」「なめんなよ、この野郎!」「ざけんじゃねえ!」「ウオーッ!」といった当時としては画期的だったサンプリングボイスもふんだんに用意されており、当時ギャラリーとして見ていたわたくしも「このゲームは怖い」「プレイするだけで絡まれそうだ」という恐怖感に苛まれたものです。
…と、ここまで読まれた方は「え?アーケード版のくにおくんってクソゲーなの?」という疑問を抱かれたと思います。
とんでもない。
個人的にテクノス格闘ゲームの中でも個人的に最高峰に君臨するゲームなのでした。
極めて人間臭い挙動を示す敵の挙動や左攻撃・ジャンプ・右攻撃という変則的なボタン配置も「くにおくんは自分に一番近い敵の方向を向く」という法則性さえ掴んでしまえば、何も怖くはありません。
正面にいる敵は斜め45度から近付いて往復パンチ、後ろに近付いて来た敵は逆方向のボタン一発でリーチ・スピード・パワー全てを兼ね備えた後ろ回し蹴り一閃。



腹を押さえて悶絶した敵は掴んで膝蹴り・背負い投げ・倒れた敵にはマウントを取ってフルボッコなど思いのままに料理出来るという「上達すれば豊富な技を駆使して思いのままに立ち回れる」という事に気付いたプレイヤー達は、その練り込まれたゲーム性に心酔する事となります。

▲参考までに。…腕が落ちたなあ…
Wikiによりますと、本作の開発工数は3~4ヶ月という事らしいのですが、こんな短い工数でよくもまあここまで完成されたゲームを開発出来たもんだなあと驚愕するばかりであります。
その結果、リリース当初はキワモノ扱いをされていた本作は、その完成されたゲーム性ゆえに大ヒットを収めて「格闘ゲームならテクノス」という一大ブランドを築き、本作で一躍有名になった「くにおくん」はファミコンへ舞台を変えて大活躍する事となりました。

今ではファミコン版の健全な「くにおくん」しか知らない人が多数だと思いますが、あのリアルで生々しい不良の「くにおくん」を今の技術でもう一度拝みたいものですね。
さて、最後になりますが、この「くにおくん」も「ロードブラスター」「サンダーストーム」「ダブルドラゴン」等の名作ゲームを多々輩出した岸本良久さんが開発されたゲームなんですが、機会があればあの練り込まれたゲーム性の秘訣なんかを聞いてみたいなあ、なんて思っております。
…いえ、決してあの生々しいケンカ技の数々の由来や生々しいサンプリングボイスの持ち主が聞きたい訳ではありませんので。

▲参考画像:やんちゃだった頃の岸本さん
2008-09-16 23:48 |
カテゴリ:たわごと
新規エントリーはおろかコメントレスすら遅延する事が多々ある拙ブログですが、時々こうなってしまう理由はだいたい二つの理由だったりするのです。
それは新規エントリーがまとまらずにのたうち回っているか、現在攻略中のゲームで頭がイッパイイッパイになっているかのどちらかなんですね。
今回の場合は後者でして、以前購入したはいいものの、ものの見事に積んでしまったゲームにチャレンジしたからでした。
そのゲームのタイトルは「雨格子の館」。

個人的に大好きな題材である、「洋館を舞台にした密室連続殺人事件」モノの推理アドベンチャーゲームでして、空いた時間にサクッとクリアしてしまおうと気軽な気持ちで挑戦してはみたのですが…
手強い。このゲームは死ぬほど手強いですよ。
以前のエントリーで「DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ「京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」を難易度がヌルいの一言で乱暴に切り捨てたわたくしでしたが、「雨格子の館」は手強すぎますわ。
何せ、膨大な証拠品の取捨選択やアリバイ崩しをプレイの最初から予測してプレイしていないと絶対にハッピーエンドにならないという今日び珍しいスパルタンな難易度なんですから。
ゲーム全体の難易度が甘めに設定されがちな昨今、久々に骨のあるアドベンチャーゲームに出会った気がしますよ。
ヌルゲーが席巻する21世紀のご時世に、よもや自分でアリバイ表や証言の一覧・証拠品の取捨選択を別紙にメモする破目になるとは思いませんでしたわ。
とは言え、セガサターン末期にリリースされた「クロス探偵物語」の第7話「タランチュラ」編を全ルート独力でクリアしたほどの自称推理アドベンチャーのプロであるわたくし、久々にゲームで本気を出してやろうかとチャレンジしてみましたよ。


「クロス探偵物語」をご存知ない方に説明しておくと、「タランチュラ」編はプレイヤーの行動によって犯人の殺害ルートが幾重にも分岐するので、全ルート制覇は物凄くしんどいんですよー。
さてさて、そんな推理アドベンチャーゲームのスーパープレイヤーであるわたくしが「雨格子の館」を4日かけてプレイした結果は…
■初回プレイ…見立て殺人のトリックをほぼ解き明かせないまま日織とふたりぼっちで館脱出。(クリアランクD)
■二度目のプレイ…見立て殺人は全て阻止したものの、真犯人の動機すらつかめないまま崩壊した館の天井に押し潰されて死亡。(バッドエンド)



連続殺人を完全に阻止した事に浮かれていたらこのザマですよ。
…ええとすみません。
推理アドベンチャーゲームのスーパープレイヤーであるわたくし。
ここに高らかに廃業宣言させて頂きます。
それは新規エントリーがまとまらずにのたうち回っているか、現在攻略中のゲームで頭がイッパイイッパイになっているかのどちらかなんですね。
今回の場合は後者でして、以前購入したはいいものの、ものの見事に積んでしまったゲームにチャレンジしたからでした。
そのゲームのタイトルは「雨格子の館」。

個人的に大好きな題材である、「洋館を舞台にした密室連続殺人事件」モノの推理アドベンチャーゲームでして、空いた時間にサクッとクリアしてしまおうと気軽な気持ちで挑戦してはみたのですが…
手強い。このゲームは死ぬほど手強いですよ。
以前のエントリーで「DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ「京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」を難易度がヌルいの一言で乱暴に切り捨てたわたくしでしたが、「雨格子の館」は手強すぎますわ。
何せ、膨大な証拠品の取捨選択やアリバイ崩しをプレイの最初から予測してプレイしていないと絶対にハッピーエンドにならないという今日び珍しいスパルタンな難易度なんですから。
ゲーム全体の難易度が甘めに設定されがちな昨今、久々に骨のあるアドベンチャーゲームに出会った気がしますよ。
ヌルゲーが席巻する21世紀のご時世に、よもや自分でアリバイ表や証言の一覧・証拠品の取捨選択を別紙にメモする破目になるとは思いませんでしたわ。
とは言え、セガサターン末期にリリースされた「クロス探偵物語」の第7話「タランチュラ」編を全ルート独力でクリアしたほどの自称推理アドベンチャーのプロであるわたくし、久々にゲームで本気を出してやろうかとチャレンジしてみましたよ。


「クロス探偵物語」をご存知ない方に説明しておくと、「タランチュラ」編はプレイヤーの行動によって犯人の殺害ルートが幾重にも分岐するので、全ルート制覇は物凄くしんどいんですよー。
さてさて、そんな推理アドベンチャーゲームのスーパープレイヤーであるわたくしが「雨格子の館」を4日かけてプレイした結果は…
■初回プレイ…見立て殺人のトリックをほぼ解き明かせないまま日織とふたりぼっちで館脱出。(クリアランクD)
■二度目のプレイ…見立て殺人は全て阻止したものの、真犯人の動機すらつかめないまま崩壊した館の天井に押し潰されて死亡。(バッドエンド)




連続殺人を完全に阻止した事に浮かれていたらこのザマですよ。
…ええとすみません。
推理アドベンチャーゲームのスーパープレイヤーであるわたくし。
ここに高らかに廃業宣言させて頂きます。
2008-09-11 11:07 |
カテゴリ:たわごと
前回のエントリーから結構な時間が過ぎてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたくしはと言えば、昨日会社の後輩二人に「今日こそはボコボコにしてやりますよ」とケンカを吹っ掛けられたりする毎日です。
いくら何でもファミコンと同い年の若造にそんな言われ方をして、黙っておけるはずがございません。
そこでわたくし、ビシッと言ってやりましたよ。
「手土産はフライドチキンとカップラーメンをお願いします」と。
気の合った後輩と、仕事帰りに自宅で対戦ゲーム。いやあ楽しい楽しい。
選んだゲームは後輩のたっての希望で「ストリートファイターZERO3」になった訳なんですが、


とりあえずオールドゲーマーとしての面目を保つ事に成功。
ファミコンと同い年の若造には、まだまだ負けてられないのですよ。ほほほ。
しかしまあ、ストゼロ3も発売して10年も経つんですよね…ここ最近の時の流れの速さにはびっくりさせられます。
その後は全員揃っていつものエロビデオ屋さんに行ってパチスロ三昧。久々に大花火をまったりと堪能致しましたよ。

(鉢巻リール回りっぱなし+逆押し上段ドンちゃんは撮れませんでした。ああ残念)
いまいち調子の出なかったわたくしに、後輩は1000円分の割引きコインを恵んでくれようとしたので、年下の施しは受けないというポリシーを持つ日本古来の頑固オヤジであるわたくしはガツンと言ってやりましたよ。
「サンキューサンキュー」(満面の笑みで)
さて、そんな日記は置いておきまして。
何が「種まき」なのかと言いますと、新規エントリーのネタの為という口実でここ最近はネット通販やオークションであれこれ物色している訳なのですが、そこでわたくしの個人的性癖に大変な爪跡を残してくれやがったトラウマ雑誌を何冊か捕獲する事に成功したからなのであります。

現物はまだ届いていないので、画像は拾い物なんですけど。
しかし、この雑誌に関するエントリーを書くのはいいとしても、己の性癖を全世界に発信するのは人間としてどうなんだと思ってみたりもするのですが。
わたくしはと言えば、昨日会社の後輩二人に「今日こそはボコボコにしてやりますよ」とケンカを吹っ掛けられたりする毎日です。
いくら何でもファミコンと同い年の若造にそんな言われ方をして、黙っておけるはずがございません。
そこでわたくし、ビシッと言ってやりましたよ。
「手土産はフライドチキンとカップラーメンをお願いします」と。
気の合った後輩と、仕事帰りに自宅で対戦ゲーム。いやあ楽しい楽しい。
選んだゲームは後輩のたっての希望で「ストリートファイターZERO3」になった訳なんですが、


とりあえずオールドゲーマーとしての面目を保つ事に成功。
ファミコンと同い年の若造には、まだまだ負けてられないのですよ。ほほほ。
しかしまあ、ストゼロ3も発売して10年も経つんですよね…ここ最近の時の流れの速さにはびっくりさせられます。
その後は全員揃っていつものエロビデオ屋さんに行ってパチスロ三昧。久々に大花火をまったりと堪能致しましたよ。

(鉢巻リール回りっぱなし+逆押し上段ドンちゃんは撮れませんでした。ああ残念)
いまいち調子の出なかったわたくしに、後輩は1000円分の割引きコインを恵んでくれようとしたので、年下の施しは受けないというポリシーを持つ日本古来の頑固オヤジであるわたくしはガツンと言ってやりましたよ。
「サンキューサンキュー」(満面の笑みで)
さて、そんな日記は置いておきまして。
何が「種まき」なのかと言いますと、新規エントリーのネタの為という口実でここ最近はネット通販やオークションであれこれ物色している訳なのですが、そこでわたくしの個人的性癖に大変な爪跡を残してくれやがったトラウマ雑誌を何冊か捕獲する事に成功したからなのであります。

現物はまだ届いていないので、画像は拾い物なんですけど。
しかし、この雑誌に関するエントリーを書くのはいいとしても、己の性癖を全世界に発信するのは人間としてどうなんだと思ってみたりもするのですが。
2008-09-05 01:16 |
カテゴリ:カルトアニメ
殺人的な猛暑だった今年の夏も終わろうとしていますが、今年は例年の金曜特別ロードショーでルパンのTVスペシャルだけでなく、NHKのBS・アニメ夜話スペシャルで述べ4日間に渡って1stルパンと製作秘話を放送するなど、まさにルパン尽くしの夏でありました。いやあ今年の夏は最高の夏でしたね。
しかし今回のTVスペシャル、妙にエロかったけど一体何があったんだ。


さて、そんなルパン尽くしの時間を過ごした中年アニヲタのわたくしはルパン熱を再燃させてしまい、意気込んでルパンに関するエントリーを書こうと何日も試行錯誤してみたのですが・・・
そもそもアニメ版ルパンは1stシリーズと2ndの一部か「照樹務」(宮崎駿氏のペンネーム)演出作品こそが至宝、劇場版は「ルパンVS複製人間」と「カリオストロの城」しか認めないという狭量なルパンマニアのわたくしに万人が納得出来るルパン評など書ける訳もなく、早々に煮詰まってしまいましたとさ。
まあ、そんな偉そうな事を言ってる割に、不二子は2ndが一番ツボなんですけどね。特にオープングの不二子の妖艶な微笑みと全裸でマシンガンのシーンは今でも個人的にトラウマレベルのエロさでした。


そんな衝撃的なシーンが脳裏に焼きついてしまい、純真な子供であったわたくしですら「もっとモンキー・パンチ先生の描く妖艶な美女の裸をアニメで見たいなあ」と切望したのを覚えております。思えばあのへんからわたくしの人生は横道へ逸れだしたのかなあと思うと複雑な気分になりますが。
そしてそんな願いが通じたのか、1992年にはモンキー・パンチ先生原作の「アリス」というOVA作品がリリースされました。モンキー・パンチ先生の描く妖艶な美女のヌードと、ブラックユーモアが満載された本作は、そういったわたくしのような歪んだファンにとって大変な朗報だったんですよ。
そんな訳でして今回はのカルトアニメ発掘記第三弾はモンキー・パンチ先生原作のアニメとして「ルパン8世」と双璧のマイナーアニメ「アリス モンキー・パンチの世界」を紹介したいと思います。

本作の冒頭はスポーツカーを悲壮な面持ちで運転するカップルから始まります。マッドサイエンティストの博士の愛人である「アリス」が別の男に惚れてしまい、その将来を悲観して心中しようと思い立つのですが、あわや逃亡目前というところで博士のマシンガンによって車ごと蜂の巣にされ、哀れアリスさんは崖下に転落して死んでしまいました。



そして博士は生前はどれだけ尽くしてもなびかなかったアリスに対する復讐として、アリスの死体を元に「どんな命令でも聞き、男に尽くすだけの究極のサイボーグ」として生まれ変わらせます。


そして、生まれ変わったアリスと精魂尽きるまでまぐわい続けた博士はポックリと死んでしまい、その養子である大マフィアのボス「ドン次郎長」は父親を殺した憎き仇のアリスを探し出して殺すという復讐を誓うのでした。


復讐というよりも、どう考えても博士の自業自得と思うのですが、本作はこういった部分が些細に見えるくらいに登場人物の思考回路がどいつもこいつも徹底的に狂っているので気にしないで下さい。
話を元に戻しますが、博士の遺言で「アリスは極上の名器を移植されている」という情報を入手したドン次郎長は、マフィアとして持っている豊富な資産とネットワークを駆使して全国各地から333人に渡るアリスという名の名器の持ち主を呼び寄せる行動に出ます。

しかしながら集まった女性たちは「日本のアリス」などはまだいいとして、「北極のアリス」「火星のアリス」「オカマのアリス」「巨人のアリス」などなど、美女とは程遠いフリークスの集会所と化してしまいました。

そんなカオス状態になりながらもおやっさん(博士)の仇を探す為に股間のピストルを駆使して幾多のアリス達の名器度を調べます。

そして、一番の名器と診断されたアリスがおやっさんの敵であると判断したドン次郎長は該当するアリスを呼び付け、おやっさんの遺品である拳銃で撃ち殺そうとするのですが…

その銃弾を突如現れた謎の美女によって阻まれます。
そう、その美女こそが博士の仇である「サイボーグのアリス」なのでした。

その後、あの手この手でアリスの殺害を企てるドン次郎長でしたが、超人的なパワーとスピードを誇るアリスにするはずもなく、全て失敗に終わります。
そして「いくら強力なサイボーグを作っても、基となる人間のポテンシャルが劣っていてはアリスには絶対に勝てない」と悟ったドン次郎長は、自らのクローンを作成し、それをベースにサイボーグを作成してとうとうアリスを追い詰めます。



ところが、暴走した次郎長サイボーグがアリスをレイプしようとした瞬間、ドン次郎長はアリスを助けに入ります。ドン次郎長は長い戦いの中で、いつしか本人も気付かないうちにアリスを愛し始めていたからでした。

長い戦いといいつつも本編での時間は30分程度しか経過していないので、唐突としか言い様がないのですが、考えたら負けです。そういうもんだと思って下さい。
しかし、親の仇でありながらアリスを愛してしまった事を素直に認められないドン次郎長はその場を立ち去ります。「俺はアリスをヤる。おやっさんに誓って。一生アリスを追い続けてやる!」と、愛の告白とも復讐宣言とも取れる意味深なセリフを残しながら。


かくして、ルパンととっつぁんのような永遠の追いかけっこがスタートするのでした。めでたしめでたし。
…とまあ、ストーリーは以上の通りなのですが、ぶっちゃけ本作は丁寧な作画・実力派声優陣の熱演・随所に盛り込まれたブラックな笑い・そして何より美しくセクシーな女性キャラクターという極上の素材を用意していながら、ストーリーと演出が絶望的にアレな為に物凄い駄作になってしまっておりました。
その原因として大きいのはショートギャグのパッチワークで紡ぎ出された支離滅裂なストーリーと、登場キャラクターの全てが狂っているので感情移入出来ないという致命的な欠点でして、ぶっちゃけ47分の本編を通しで見る事すら苦痛に感じるほどです。本作についてweb上で語られているのがほぼ皆無という事実が全てを物語っていると思うのですがいかがでしょうか。
本作のダメっぷりを料理で例えるならば極上のトンカツ・極上のタレ・極上の野菜を使ってこしらえたカツ丼なのに飯がマズいせいで全てが台無しになってしまっているといった感じでしょうか。
とりあえず、エロさに関してはなかなかのものなので興味のある方は買ってみてはいかがでしょうか。amazonにいっぱい在庫がありますよ。1円で。

とまあ、ここまで好き勝手に書きなぐってしまいましたが、そういえばモンキー・パンチ先生原作のアニメでもっと凄い作品があったのを思い出してしまいましたので、その作品の画像を掲載して本エントリーを締めくくりたいと思います。

MUSASHI、覚えていますか?
…忘れた方がいいですよ。
しかし今回のTVスペシャル、妙にエロかったけど一体何があったんだ。


さて、そんなルパン尽くしの時間を過ごした中年アニヲタのわたくしはルパン熱を再燃させてしまい、意気込んでルパンに関するエントリーを書こうと何日も試行錯誤してみたのですが・・・
そもそもアニメ版ルパンは1stシリーズと2ndの一部か「照樹務」(宮崎駿氏のペンネーム)演出作品こそが至宝、劇場版は「ルパンVS複製人間」と「カリオストロの城」しか認めないという狭量なルパンマニアのわたくしに万人が納得出来るルパン評など書ける訳もなく、早々に煮詰まってしまいましたとさ。
まあ、そんな偉そうな事を言ってる割に、不二子は2ndが一番ツボなんですけどね。特にオープングの不二子の妖艶な微笑みと全裸でマシンガンのシーンは今でも個人的にトラウマレベルのエロさでした。


そんな衝撃的なシーンが脳裏に焼きついてしまい、純真な子供であったわたくしですら「もっとモンキー・パンチ先生の描く妖艶な美女の裸をアニメで見たいなあ」と切望したのを覚えております。思えばあのへんからわたくしの人生は横道へ逸れだしたのかなあと思うと複雑な気分になりますが。
そしてそんな願いが通じたのか、1992年にはモンキー・パンチ先生原作の「アリス」というOVA作品がリリースされました。モンキー・パンチ先生の描く妖艶な美女のヌードと、ブラックユーモアが満載された本作は、そういったわたくしのような歪んだファンにとって大変な朗報だったんですよ。
そんな訳でして今回はのカルトアニメ発掘記第三弾はモンキー・パンチ先生原作のアニメとして「ルパン8世」と双璧のマイナーアニメ「アリス モンキー・パンチの世界」を紹介したいと思います。

本作の冒頭はスポーツカーを悲壮な面持ちで運転するカップルから始まります。マッドサイエンティストの博士の愛人である「アリス」が別の男に惚れてしまい、その将来を悲観して心中しようと思い立つのですが、あわや逃亡目前というところで博士のマシンガンによって車ごと蜂の巣にされ、哀れアリスさんは崖下に転落して死んでしまいました。



そして博士は生前はどれだけ尽くしてもなびかなかったアリスに対する復讐として、アリスの死体を元に「どんな命令でも聞き、男に尽くすだけの究極のサイボーグ」として生まれ変わらせます。


そして、生まれ変わったアリスと精魂尽きるまでまぐわい続けた博士はポックリと死んでしまい、その養子である大マフィアのボス「ドン次郎長」は父親を殺した憎き仇のアリスを探し出して殺すという復讐を誓うのでした。


復讐というよりも、どう考えても博士の自業自得と思うのですが、本作はこういった部分が些細に見えるくらいに登場人物の思考回路がどいつもこいつも徹底的に狂っているので気にしないで下さい。
話を元に戻しますが、博士の遺言で「アリスは極上の名器を移植されている」という情報を入手したドン次郎長は、マフィアとして持っている豊富な資産とネットワークを駆使して全国各地から333人に渡るアリスという名の名器の持ち主を呼び寄せる行動に出ます。

しかしながら集まった女性たちは「日本のアリス」などはまだいいとして、「北極のアリス」「火星のアリス」「オカマのアリス」「巨人のアリス」などなど、美女とは程遠いフリークスの集会所と化してしまいました。

そんなカオス状態になりながらもおやっさん(博士)の仇を探す為に股間のピストルを駆使して幾多のアリス達の名器度を調べます。

そして、一番の名器と診断されたアリスがおやっさんの敵であると判断したドン次郎長は該当するアリスを呼び付け、おやっさんの遺品である拳銃で撃ち殺そうとするのですが…

その銃弾を突如現れた謎の美女によって阻まれます。
そう、その美女こそが博士の仇である「サイボーグのアリス」なのでした。

その後、あの手この手でアリスの殺害を企てるドン次郎長でしたが、超人的なパワーとスピードを誇るアリスにするはずもなく、全て失敗に終わります。
そして「いくら強力なサイボーグを作っても、基となる人間のポテンシャルが劣っていてはアリスには絶対に勝てない」と悟ったドン次郎長は、自らのクローンを作成し、それをベースにサイボーグを作成してとうとうアリスを追い詰めます。



ところが、暴走した次郎長サイボーグがアリスをレイプしようとした瞬間、ドン次郎長はアリスを助けに入ります。ドン次郎長は長い戦いの中で、いつしか本人も気付かないうちにアリスを愛し始めていたからでした。

長い戦いといいつつも本編での時間は30分程度しか経過していないので、唐突としか言い様がないのですが、考えたら負けです。そういうもんだと思って下さい。
しかし、親の仇でありながらアリスを愛してしまった事を素直に認められないドン次郎長はその場を立ち去ります。「俺はアリスをヤる。おやっさんに誓って。一生アリスを追い続けてやる!」と、愛の告白とも復讐宣言とも取れる意味深なセリフを残しながら。


かくして、ルパンととっつぁんのような永遠の追いかけっこがスタートするのでした。めでたしめでたし。
…とまあ、ストーリーは以上の通りなのですが、ぶっちゃけ本作は丁寧な作画・実力派声優陣の熱演・随所に盛り込まれたブラックな笑い・そして何より美しくセクシーな女性キャラクターという極上の素材を用意していながら、ストーリーと演出が絶望的にアレな為に物凄い駄作になってしまっておりました。
その原因として大きいのはショートギャグのパッチワークで紡ぎ出された支離滅裂なストーリーと、登場キャラクターの全てが狂っているので感情移入出来ないという致命的な欠点でして、ぶっちゃけ47分の本編を通しで見る事すら苦痛に感じるほどです。本作についてweb上で語られているのがほぼ皆無という事実が全てを物語っていると思うのですがいかがでしょうか。
本作のダメっぷりを料理で例えるならば極上のトンカツ・極上のタレ・極上の野菜を使ってこしらえたカツ丼なのに飯がマズいせいで全てが台無しになってしまっているといった感じでしょうか。
とりあえず、エロさに関してはなかなかのものなので興味のある方は買ってみてはいかがでしょうか。amazonにいっぱい在庫がありますよ。1円で。

とまあ、ここまで好き勝手に書きなぐってしまいましたが、そういえばモンキー・パンチ先生原作のアニメでもっと凄い作品があったのを思い出してしまいましたので、その作品の画像を掲載して本エントリーを締めくくりたいと思います。

MUSASHI、覚えていますか?
…忘れた方がいいですよ。
2008-09-03 01:20 |
カテゴリ:アニメ
ぬー、今の今まで新規エントリーを書いていましたが、睡魔には勝てないので一時中断。
ちなみに前回予告した「ママレード・ボーイ」はもうちょっと推敲する必要があるので一時保留とさせて下さいな。
期待して待っている方はどうもすみませんです。
しかし、K-HEXさんがコメント欄に書いて下さった「エントリーした記事にコメントが付かなければ、(知識量として)俺の勝ち」というのには非常に同意してしまいましたよ。
広大なネットの中で、自分が新規エントリーで何かを語ろうとしても「すでに語り尽くされている」事もしばしばだったりするので、「ぼく一番乗り!」という感覚は貴重だったりするんですよねー。
特にレトロゲームという分野に於いては、既に資源が掘り尽くされたりしてますからね。
掘られていない資源は、ただの石ころだったりしますから。
そんな感じで今はカルトアニメの紹介にハマっていたりする節操のない拙ブログですが、次回予告として画像を幾つかぺたり。



これでレスが付かなければ、晴れてわたくしの勝ちとなる訳ですが、どうでしょうね?
(多分、あやっぺさん辺りに見抜かれる可能性大ですが。)
まあ、本エントリーも含めて全くレスが付かなければ、部屋の隅で膝を抱えてメソメソ泣くのが落ちなんですけど。
ちなみに前回予告した「ママレード・ボーイ」はもうちょっと推敲する必要があるので一時保留とさせて下さいな。
期待して待っている方はどうもすみませんです。
しかし、K-HEXさんがコメント欄に書いて下さった「エントリーした記事にコメントが付かなければ、(知識量として)俺の勝ち」というのには非常に同意してしまいましたよ。
広大なネットの中で、自分が新規エントリーで何かを語ろうとしても「すでに語り尽くされている」事もしばしばだったりするので、「ぼく一番乗り!」という感覚は貴重だったりするんですよねー。
特にレトロゲームという分野に於いては、既に資源が掘り尽くされたりしてますからね。
掘られていない資源は、ただの石ころだったりしますから。
そんな感じで今はカルトアニメの紹介にハマっていたりする節操のない拙ブログですが、次回予告として画像を幾つかぺたり。



これでレスが付かなければ、晴れてわたくしの勝ちとなる訳ですが、どうでしょうね?
(多分、あやっぺさん辺りに見抜かれる可能性大ですが。)
まあ、本エントリーも含めて全くレスが付かなければ、部屋の隅で膝を抱えてメソメソ泣くのが落ちなんですけど。
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