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2010-03-21 01:53 | カテゴリ:日記
先日、余りにも笑えない金額を出して購入したネオジオソフト4本ですが、すでに購入したソフトも併せて空いた時間を見つけては黙々とプレイする日々が続いております。64ビットのゲーム機が主流の現代に、16ビットのゲーム機を本気でプレイする後ろ向き感。ああたまんねえ。

特に「幕末浪漫第二幕 月華の剣士 ~月に咲く華 散りゆく花~」は、当時スーパーのゲームコーナーで初めてプレイした時にサムスピシリーズに比べて「等身が上がってフットワークモーションが地味になった」「斬激音が穏やかになった」「キャラクターが小さくなった」せいで「迫力不足の地味ゲー」という印象を抱き、大してプレイもしないまま別のゲームに入れ替えられた印象が強かったんですが、今こうやって家でプレイし直してみると「静けさの演出と叙情的な世界観」がたまりませんねー。

ボタン一つで発動出来る「弾き」もストIIIシリーズの「ブロッキング」に比べて敷居が低いし、丁寧に作られた良作だと思うんですよ。

一作目はネオジオロムで購入したものの、大してやり込みもせずに飽きた印象が強かったんですが、こうやって月日が経つとゲームの印象というのは変わるものです。

ちなみに話はちょっと横道に逸れますが、先日家族旅行で熊本と福岡に温泉旅行に行ってきたんですよ。車で片道7時間かけて。
ところがどちらも余りにも辺鄙な場所過ぎて、温泉と夕食以外の楽しみは、ぶっちゃけゼロ。凄まじくヒマを持て余す始末。

おかげでニンテンドーDSの「メタルスラッグ7」のコンバットスクールばかりを黙々とプレイしておりました。ええ、女教官を口説き落とす為です。他に理由がありますか?
メタルスラッグ7 プロモーション映像.flv_000076643

昔は「メタルスラッグ」の前時代的なゲームシステムが個人的に嫌いでして、「ガンフォース」「ジオストーム」からの「ゲームの難易度に対して操作性が追いついてなくて、嫌。何でライフ制やスライディングのシステムが無いんだよ。」とか思っていて「メタルスラッグ」よりも「ガンスターヒーローズ」派だったのですが、こうやって黙々とコンバットスクールモードを家庭でやっていると「パターン構築の面白さ」が非常に沁みる訳でして。

ゲーム暦はそこそこ長いわたくしですが、審美眼をもっと養わなくちゃなあと自省する日々でございます。

さて、話は「月華2」に戻りますが、先ほどまでネオジオでプレイしているとなんか違和感が。

最終ラウンドで特定技でのフィニッシュを決めると、相手の体が真っ二つになるんですね。
月華2_0014
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…ええと、わたくしが当時スーパーのゲームコーナーでプレイした時は、こんな現象無かったんですが。

多分、子供たちと家族連れがメインの客層という事で、ソフトディップスイッチの設定で残虐表現をマイルドにしてたと推察するのですが。
そういえば、「ダンシングアイ」もご褒美シーンの視点変更が出来なかった気がします。余計な事をしやがって。畜生め。

その時の恨みを晴らさんとばかりに、本日は黙々と惨殺フィニッシュばかりにこだわったプレイをしていたところ、高嶺響さんの様子がなんかおかしくなってきてるんですけど。

最初の頃は惨殺フィニッシュした後に「取り乱して泣きじゃくる」という状態だったのが
響勝利0128
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全ての対戦相手に惨殺フィニッシュを決めまくると、どんどん響さんの心が壊れ始める始末。勝利メッセージにそのさまが如実に現れておりますが、これ、プレイしていて身震いしました。
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普通にプレイしてエンディングまで行くと、「父の敵である刹那には逢えなかったものの、今までの孤独な旅とは決別し、友人・天野飄と新たな旅に出る」という心温まるエンディングなのですが、
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惨殺フィニッシュで心が完全に壊れた状態でエンディングを迎えると…
響さん…0145
響さん…0146

うわあああああああああああ

怖い怖い怖い


この時代のSNKの対戦格闘って、特定条件をクリアしないと問答無用でバッドエンドとか余計なフィーチャーが混入しだしていた時期だったと思うんですが、これには正直背筋が凍りました。

刹那でクリアすると世界が崩壊したという暗喩として「一つの物語が終わった 一つの時代が終わった」というエンディングメッセージが表示されないという部分も含めて、この「月華2」は物凄く緻密に作りこんでいたんだなあと今更ながらに感嘆するのですが。 

2D格闘ゲームが下火になった現在は無理かも知れませんが、この「月華」そして「餓狼MOW」の続編を出して欲しいと今更ながらに切望する今日この頃…

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2010-03-15 00:03 | カテゴリ:日記
先日からコツコツ書き散らかしているネオジオについてのエントリーですが、ネオジオ馬鹿の血が再燃し、今までほとんど集めていなかったネオジオCDのソフトと家庭用ネオジオロムをぽつぽつと買って大散財してみました。

買ったネオジオCDのソフト…動作確認しようにも部屋に本体が見当たらないんですが。

10年以上前に購入したまま放置してあるネオジオCD本体のは魔窟の押入れの奥底に入ったまま行方不明になっているので、仕方なくしぶしぶネオジオCDエミュレータneoraineを使ってみる事に。
fromanc2_010.png
mslug2_001.png
samsho4_006.png

…48倍速のCD読み込みはストレス無く動作するものの、音楽の再現性が発展途上のご様子。


ゲームの要所要所でデタラメなトラックを読み込んで全然違うトラックを再生する始末。場合によっては無音になる事もしばしば。

特に「ファイナルロマンス2」を立ち上げた瞬間、ギャルの勝利ボイスが再生されたのには全力でケンカを売られているかのような複雑な心境になりました。

あー、結局ネオジオCD-Zを買わざるを得ないのかなあ。

ちなみに今回の大散財はネオジオCDが原因ではなく、家庭用ロムを4本買ったからなのでした。
F1000128.jpg
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…さてこの四本、ネオジオに知識の無い人や、最近のゲーム機の知識しか無い人に値段を推測してほしいところ。

具体的な値段は言えません。わたくしが奥様に殺されます。

情報の行き渡った現代、昔みたいに個人経営の中古ファミコンショップを巡っていてポコッと掘り出し物に出会う機会の少なくなった現在、ちょっと寂しいものがありますね。

ちなみにわたくしがゲットしたお宝は
ニンジャマスターズのサントラ:300円
ブレイカーズの家庭用ロム:17000円
パルスターの新品家庭用ロム:3980円
パルスター新品
などがありました。

ああ、それにしても地元の電気店でメタルスラッグ1の中古ロム17800円を何故ゲットしなかったんだ。15年経った今でも悔やまれます。

…え?今の相場ですか?軽く10万円オーバーとなっております。
地元の万代書店のショーケースに入っていたショックトルーパーズ・セカンドスカッドも中古4万円だったのでボッタクリ価格と判断して華麗にスルーしたところ、実は物凄くお買い得だった事を後で知りましたし。

お話は先ほど購入した家庭用ロムカセット4本のお話に戻りますが、大散財をして寒気がしていたのはフトコロのせいだけじゃありませんでした。

さっき熱を計ったら、38度オーバー。

ああいかん。今日はもう寝ます。
2010-03-10 01:18 | カテゴリ:ゲーム
さて前回のエントリーの最後で触れたように、地元在住最後の年にネオジオというハードに大変魅了されるという思い出を刻み、専門学校への進学として大阪に上京したわたくしは、大阪という大都市のそこかしこに点在するゲームセンターの開拓と、そこに溢れる最新ゲームのプレイ、そして当時お付き合いした女の子との通い同棲の生活学業もそっちのけでうつつを抜かすという大変堕落した日々を送っておりました。

そんな恋愛とゲーム漬けの毎日を送っていたわたくしのネオジオに対する執着も、「戦国伝承」だの「バーニングファイト」だのといった発売されるタイトルの多数が大味で難易度の高いゲームばかり…もっと言うとクソゲーだらけのラインナップに情熱も薄れつつあったのが正直なところなのですが。
バーニングファイト デューク使用 1/3.mp4_000227133
バーニングファイト デューク使用 1/3.mp4_000332300


そんな微妙ゲー尽くしだった初期ネオジオラインナップの中でも、とりわけひどいものを挙げますと、ゲーム中に歌声が流れるという、ある意味「サイコソルジャー」の流れを汲むゲームでありながら、ヤクザのシノギ争いに巻き込まれる雀プロという主人公の設定や、本編中公園内で婦警さんに襲い掛かってアオカンに持ち込むという危険過ぎるストーリー展開
怖くもなんともねえんだよ

襲え!婦警さん1
襲え!婦警さん2

イベント中でも残タイムゼロになると問答無用でゲームオーバーという破綻したゲームバランス、ぶさいくなギャル絵で発売ホヤホヤだったネオジオの未来にいきなり暗雲を垂れ込めさせた「麻雀狂列伝・西日本編」なんてゲームもありました。

ちなみにロムの内部を解析した勇者がおりまして、本編で使われる事の無かったけしからん画像を置いておきますね。
白鳥麗子さん没画像
婦警さん?ぱんつ脱ぎ
響子おばさん大開脚

まあ、「あっちこっち丁稚」で女将さん役を演じた山田スミ子さんそっくりの極妻・平家響子さんの面持ちに、劣情をこれっぽっちもそそられないのが悲しいところではありますが。
吉本新喜劇 あっちこっち丁稚 ギャグてんこもり.mp4_000279279

登場ギャルのツラ、微妙すぎ


ネオジオの麻雀ゲームに名作なしとはよく言ったもので、更にひどいものになると、脱衣要素無し・お寒いギャグてんこ盛り・ゲームバランス大崩壊・著作権ガン無視の大問題作「みなさんのおかげさまです」なんてクソゲーもありました。
オトナじゃん1
オトナじゃん2

わたくし、このゲームを初プレイした時にゲームスタートの初回で11翻・三倍満というド高めな役を和了ったものの、スゴロクマップの2・3マス置きに点在する「ゲームオーバー」のマスに止まって「コンピューターキャラに勝利したのに、ゲーム開始後数分でゲームオーバー」という詐欺そのものの仕打ちを喰らってしまい、大いに爆ギレした記憶がございます。
3倍満
11コマ目

そんな素敵ラインナップの並ぶ当時のネオジオは、当然というか家庭用本体とソフトの価格が大暴落。おかげで当時貧乏フリーターだったわたくしも本体22000円、「ニンジャコンバット」「NAM-1975」が各8000円というお値打ち価格で入手する事が出来たのです。

「NAM-1975」の主人公はランボーみたいなスーパーヒーローではなく、ベトナム戦でトラウマを背負った帰還兵士という設定を初めとした悲壮感溢れるストーリー、演出と音楽は戦争をモチーフとしたゲーム開発を得意とした古き良きSNKの泥臭さ満載の名作アクションシューティング。個人的にこのジャンルではニンテンドウ64の「罪と罰」スーファミの「ワイルドガンズ」に次ぐ名作だと個人的に思っておりますが、どうか。
NAM-1975 プレイ動画(1/3).flv_000008842
NAM-1975 プレイ動画(1/3).flv_000017417
NAM-1975 プレイ動画(1/3).flv_000457157
「ニンジャコンバット」は「ファイナルファイト」以前の古臭いベルトフロアアクションで、意味を成さない体力ゲージや「まかせてちょうだい!」「おかめ野郎には手を焼いたがな!」 等の珍妙なセリフ、空中えびぞりアタック(命名:ゲーメスト)や「どすこい岩石落とし」(正式な技名)に代表されるイロモノアクションと一般的には評価されるゲームですが、多彩なステージ展開とスピーディーなゲーム性、唸り狂うギターが熱く、そしてどこか哀愁漂う名曲揃いのお気に入りゲームです。今でもエンディングの曲を聴くと涙しそうになります。
ニンジャコンバット1/4(画質UP).flv_000019166
ニンジャコンバット1/4(画質UP).flv_000160633
ニンジャコンバット1/4(画質UP).flv_000366466
ニンジャコンバット1/4(画質UP).flv_000377600

世間がスーファミと「ストリートファイターII」に熱狂する中、一人背を向けてこの二作を狂ったようにプレイしていたものでした。

そして「餓狼伝説」の発売。わたくし、発売日に買いました。当時スーファミ版「ストII」がまだ移植されていなかった時期に、「モドキゲームも何でもいいからとにかくストIIっぽいゲームが家で遊びたい」と切望したユーザーの需要を素早く汲み取った「バトルブレイズ」や「らんま1/2・町内激闘編」がヒットを飛ばした時期。それはそれはうちのアパートがゲーセン状態になったものです。
スーファミのクソゲーをプレイしてみる 『バトルブレイズ』.flv_000377266
SFC「らんま1_2町内激闘編と海外版Street Combatを比較してみる」.flv_000944733


ここからネオジオ大躍進の時代が始まったと言っても過言では無いでしょう。

そして、「龍虎の拳」。
BG横縮小
飛燕追い討ち

これが当時通っていた中古ファコンショップのMVS筐体に入った時の衝撃は物凄いものがありました。

背景・キャラクター・文字フォントに至るまで緻密に描かれたグラフィックと、ネオジオのオブジェクト・BG縮小機能(拡大・回転機能は搭載していなかったはず)を駆使したド迫力のゲーム内容と必殺技が当たった時の「パコォーン!」という爽快な効果音。
キングさんひん剥き
お覇王でトドメ

当時バイト帰りにはストIIよりも龍虎をプレイして帰宅するのが日課になっていたほどです。

今みたいにゲームに関する情報が少なかった時代。隠し超必殺技の「龍虎乱舞」を帰省した時に地元のショッピングセンターで出したところ、10人ぐらいのギャラリーに囲まれた事や、ストーリーモードがどう見ても尻切れトンボのバッドエンド臭い終わり方をする事から「覇王翔吼拳でMr.カラテを仕留めないとダメなんじゃないか?」「いや、やっぱり龍虎乱舞だろ」「無敗クリアしないとダメなんじゃね?」と激論したのを今でも覚えております。
その人は私たちの
私たちの…何なんだよ!

結局、何をやってもエンディングは変化せず、スーファミ移植版と続編の「龍虎2」でのみストーリーの続きが語られたという豪快なオチがついたのは今となってはいい思い出ですが。
SFC版 龍虎の拳 エンディング.flv_000175866
SFC版 龍虎の拳 エンディング.flv_000267033

そして「龍虎の拳」にベタ惚れしたわたくしは、ここから貧乏フリーターのくせに生活費を削ってはネオジオソフトを購入するという完全にイカレた状態に突入していくのでした。

さて次回のエントリーはやっと完結編になりますが…本当に次回だけで終わるんかいな。一抹の不安がよぎるのですが。


2010-03-07 23:33 | カテゴリ:日記
本日は寒かったので、家から一歩も出ずにニコニコとyoutubeをBGMにしながらブログの文章を推敲しておりました。
「ネオジオとわたくし」のエントリーは案の定というか、とても1エントリーで語り尽くせないので中編として上げる予定です。

…あ、メロンコミックのエントリーですか?

児ポ法規制推進派が暗躍している今は、ムカツクけど保留中です。


話を戻しますが、当時「くりいむレモン」に青春を捧げた自分にとってトラウマソングが多々見つかったので今回はそれらの紹介をば。
これらの曲を聴いてジーンとした人、あなたはわたくしと同類です。お友達になりましょう。

まずはこれから。

■テキストリンク分かる人には分かるアニソン【作業用BGM】 1/2‐ニコニコ動画(9)


「ノックはいらない」「ぬくもりTenderly」「キャンドルを消さないで」 …この辺の曲を聴くと、ラジオ番組「今夜はそっとくりいむレモン」を毎週聴いて胸を痛めていた当時がフラッシュバックして涙がにじんできます。 ドラマ本編が物凄く重くてヘビーだったからなあ…

手持ちの録音テープをニコニコにアップしたいんですが、MP3をどうやって上げたらいいのか解らないので現在に至るまで保留中なんですが。


そういった流れで、当時同級生はおニャン子クラブにハマる奴らが多い中、大西結花・中村由真といったマイナーアイドルの曲ばかりを好んで聴いていたひねくれもののわたくし。今でもその根性の曲がり具合は矯正されていないのが確認出来て、少し複雑な気持ちになりました。

けど、「シャドウ・ハンター」は今でも名曲だと思うんだ。


■テキストリンク
YouTube - 大西結花 シャドウ・ハンター

あー、ティンパニーとオケの鮮烈さがいいなあ。やっぱ名曲だわ、これ。

この時期とほぼ同時期に「psy's」「ZELDA」にハマッた記憶が蘇ります。
特に「psy's」は当時わたくしに物凄い衝撃を与えました。

松浦雅也氏の新鮮なデジタルポップスを基調とした曲調は、同時に繊細さと柔らかさを兼ね備えており、力強さと透明さを持ったボーカルのチャカ(安則まみ)さんの歌声とマッチして、素晴らしい曲を多々リリースしておりました。
残念ながら、一般的な知名度は余り得られないまま解散してしまいましたが。



■テキストリンク
YouTube - [PV]PSY・S - Parachute Limit (Video Version)

■テキストリンク
YouTube - PSY・S 薔薇とノンフィクション



■テキストリンク
YouTube - [PV]PSY.S - レモンの勇気

今こうやってわたくしが名曲と思われるものをピックアップしてみましたが、今の若い人ってこれらの曲を聴いてどう感じるのかなあ。
【ジャンル】:音楽 【テーマ】:おすすめ音楽♪
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2010-03-03 21:55 | カテゴリ:ゲーム
そういえば来月の4月でネオジオが生誕20周年を迎えるそうですね。

そこで今回は、個人的偏愛ハードNo2の「ネオジオ」との出会いと思い出について、つらつらと語っていこうと思います。(ちなみに偏愛ハード一位はメガドライブ、三位はセガサターンです。ええ、生粋のセガっ子でした。)1424871339_81.jpg
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▲ちなみに家庭用を中心に50本以上のロムカセットを購入しました。使った金額は覚えてません。恐ろしすぎて計算したくない。

さてわたくしのネオジオとの出会いは、高校生活も終わり際の1990年。行き着けのショッピングセンターの隅にあったゲームコーナーに入っていたゲームも、「グラディウスII」「アサルト」「ファイナルファイト」といった名作ゲームは姿を消しはじめ、代わりに入荷したのが「コンバットライブス」「ダブルドラゴン3」だのといったダメゲーどもが居座る始末。
ダブルドラゴン3  チン使用  1/2.mp4_000089750

とどめに「中華大仙」を数年遅れで入荷させやがった時には、卸売り業者のおっさんのセンスの無さを呪うと共に「もう嫌だ、こんな田舎」という絶望感に包まれたものでした。
中華大仙 普通プレイ 1_2.flv_000109200

ド田舎在住のアーケーダー高校生にとって、熱中出来るアーケードゲームを遊べなくなるのは死活問題であり、毎月ゲーメストを熟読しながら「あーゲーメストに紹介されてるような面白い新作アーケードゲームが遊びてええええ」と畳をゴロゴロと転げまわる毎日を送っていたものでした。受験生のくせに。

そしてそんなダメ高校生ライフを満喫していたわたくしに、同じくアーケードゲーム飢餓状態であった友人のガス男くんがぽつりと囁いたのです。

「近所のレンタルビデオ店で、ゲーセンのゲームをレンタル出来るらしいよ」

「そんなバカな」と思うと同時に、そういえば当時のゲーメスト誌に「凄いゲームを連れて帰ろう」というキャッチコピーと共に「ネオジオ」なる全く新しいゲーム機がSNKから発売されるという広告が掲載されていたのを思い出しました。
ネオジオ広告
ゲーマント様・近影

とはいえ、個人的にはマスコットキャラクターの「ゲーマント」が、ジョージ秋山先生の怪作「デロリンマン」のオロカメンを彷彿とさせる不気味っぷりの方が印象的だったの事を記憶しているのですが
オロカメン

さて、そんな真偽不明の情報を頼りに、土曜日の半ドン授業を終えて待ち合わせをし、自転車で目的のレンタルビデオ店に入店してみると、「最新ゲーム機ネオジオ、レンタル出来ます」の貼り紙が。

店長さんに詳しく話を聞いてみると、「あーゲーム機のレンタルね。一泊二日で本体千円、ソフト一本400円でレンタルだよ。高い機械だから壊さないでね」との事。バイトもしていない貧乏高校生にとって、一泊二日で1400円というのは余りにも痛い出費でした。
好評レンタル中

そこでわたくしとガス男君はレンタル代を折半してどのソフトを借りるか協議した結果、ネオジオ本体と「マジシャンロード」をセットでレンタルする事に決定しました。
マジシャンロードタイトル
マジシャンロード・パッケ裏面

わたくしは「麻雀狂列伝・西日本編」を切望していたのですが、ものの見事に却下されたのを未だに覚えております。

ちなみに店内にネオジオの本体とソフトの価格が入ったチラシもあったのですが、本体価格58000円、ソフト一本28000円という凄まじい値段設定にビビリまくった記憶がありました。
ソフトたっけー

レンタル手続きを終えて、銀色のビニール製ケースに入れられてレンタルされたネオジオ本体と「マジシャンロード」のカセットは、その桁違いな価格も相まってズシリと重く、レンタル屋からガス男くん宅へ自転車で5分程度の道のりも物凄く長く感じたほどです。

「ここで自転車がコケたら、物凄い金額を弁償しなくちゃなんねえ」とガタガタ震えながら。

さて、そうこうしつつも無事にガス男くん宅へ到着したわたくしは、ビニールケースから「マジシャンロード」カセットを取り出し、改めて弁当箱のようなバカでかいカセットの重量感に圧倒されるのでした。

参考画像として、当時の現行ゲーム機だったメガドライブ・スーパーファミコン・PCエンジンのカートリッジを並べてみます。
マジシャンロードロム・サイズ比較


…いかがでしょうか。ネオジオのカートリッジが、どれだけ高級感と重量感を持っていたかがお分かり頂けると思いますが。

黒光りする本体とカセットを接続してテレビ画面に映ったゲームの姿は、それまでの家庭用ゲーム機とは明らかに一線を画する性能でした。

油絵を彷彿とさせる美麗なグラフィックと、サンプリングを駆使した重厚なサウンド。
マジシャンロード2/4(画質UP).flv_000050133
マジシャンロード2/4(画質UP).flv_000191733

その内容に衝撃を受けたわたくしとガス男くんは、何とか一泊二日のレンタル期限以内にゲームをクリアしようと必死に交代でプレイしたのですが、当時のネオジオのゲームは難易度もゴージャスだったのでした。

とにかく難しい。先に進めない。

結局レンタル期限以内に進めたのはステージ6「地獄への廊下」まででして、ステージザコのワーキャットと中ボスの黒チャイナ娘にリビドーを刺激されたわたくしは、「ここまで進んだ記念にビデオに録画しよう」と提案しました。
中ボスたんハァハァ
ワーキャットたんハァハァ
中ボスたんハァハァ2


幸運にも録画プレイ中に黒チャイナたんを撃破したわたくしは、その直後のデモで「貴様はとても危険だ。死ね。」とラスボスのガル・アジース様にへっぽこ肉声で罵られるという豪快なオチまで録画するハメになるとは思いませんでしたが。
罵られますた


ちなみに同席していたガス男くんは、その余りのタイミングの良さに笑い転げておりました。ちくしょう。

何はともあれ、ネオジオというゲーム機の性能の凄まじさに「いつかこのゲーム機とソフトを手に入れてやる」と硬く決心したまま、ガス男くんは東京、わたくしは大阪へと進学する事になり、お互いの道を歩む事となったのでした。

後編に続きます。
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