みぐぞうの後ろ向き日記

レトロゲーム・変な漫画に関する思い入れを綴る後ろ向きブログ。

コミックボンボン屈指のえっちコメディ漫画「やわらか忍法SOS」

講談社の児童向け漫画誌「コミックボンボン」が今年いっぱいで休刊するという事で、出版不況も相変わらず深刻な状況が続いているみたいですね。

わたくしはどちらかというと「コロコロコミック」派だったんですが、覚えている漫画が「ゲームセンターあらし」「ゴリポンくん」「金メダルマン」「とどろけ!一番」という時点で、今では知っている読者の方が少ないおっさんになってしまいました。ああ悲しい。(ちなみにコミックボンボンは「プラモ狂四郎」「ベムベムハンターこてんぐテン丸」「oh!myコンブ」サニーパンチ餓狼伝説」ぐらいしか知っている漫画がありませんでした。)
※「ファミコンロッキー」はコロコロだよという沢山の指摘を頂きました。お恥ずかしい限りであります。

さて、今回の休刊のニュースを受け、ネット上でボンボンの思い出を語る人達の中から気になる言葉を発見しました。

「コロコロはウンコネタ多し。ボンボンはエロネタ多し。」

月刊少年マガジンの連載マンガが「oh!透明人間」「いけない!ルナ先生」「ハートキャッチいずみちゃん」「パラダイス学園」等の豪快なエロマンガで人気を獲得した商法と同じ作戦で来たという訳ですね。

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曲りなりにも少年誌という事で、セックスシーン描写不可という自主規制の中で直接なセックス表現はされませんでしたが(後期に一部のマンガではありました)、抜け道というか何というか間接的描写に心血を注ぐ結果になったのです。このへんは「陰毛の表現不可」という規制を逆手に取り、「陰毛を全部剃った上で透けたパンティ越しなら文句ねえだろ」という描写に明け暮れた昭和のエロ本と似たものがありますね。

コロンブスの卵的発想で少年誌の自主規制の網を潜り抜けた当時の月刊少年マガジンは、その異常とも言える「小道具を使って女体へイタズラする」情熱を遺憾なく発揮しておりました。とにかく身近な題材や小道具を使って女の子の体にイタズラしよう!というドグマにも似た黒い情熱はハッキリ言って狂気の域に達しており、当時の純粋な少年たちに間違った性癖を植え付けたとしか思えません。

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少なくとも、わたくしを含む当時の少年たちにとって「月マガはエロ本と同レベルに買いにくい本」という認識が一般的でしたね。

さて、そんな百花繚乱状態の少年コミックのエロ状況も1988年に業界を粛清の嵐に巻き込んだ有害コミック規制運動の煽りを受けて壊滅状態になった訳なんですが、それでも講談社のエロへの情熱は尽きる事はありませんでした。





ここでやっと本題に入りますが、児童誌である「コミックボンボン」も創刊初期からパンチラ等のソフトエロ路線は柱の一つとして考えられており、「ほとんどセーラ」等のおビョーキ路線漫画などもバンバン排出していました。そんな中2004年から2005年までの1年間連載された「コミックボンボン・児童誌向けソフトエロ漫画の最終兵器」と囁かれている漫画がありました。それが今回紹介する帯ひろ志せんせいの「やわらか忍法SOS」です。


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詳しいストーリーは割愛しますが、女ばかりが生まれる「やわらか流」忍者の里・百池に、婿養子となった主人公・轟快太とお目付け役のツンデレくのいちアヤメ・ド天然のお姫様明日香姫が繰り広げるドタバタコメディなんですが、児童誌掲載作品とかエロとか抜きにしても普通に面白いマンガですよ。連載開始1ページ目にして金に目がくらんだ肉親に売り飛ばされる快太とか。


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お子様のリビドーをよく研究しているエロさ加減も見逃せないところでして、決してちくびを描写しないというソフトエロの割に豊満ボディのアヤメに抱きつくシーンの多さや、やたらと脱ぎたがる明日香姫の存在など過激なエロを売りにせず「ぬくもりほのぼの癒しエロ」の匙加減は大変よろしい家と思います。なお、純真無垢・ド天然で男を見た事が無い明日香姫がお風呂で快太のちんちんを玩ぶシーンは、本編中でも屈指のエロシーンとして語り継がれる事請け合いです。


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ていうか、この罪の無い笑顔はもはや凶器ですな。ああたまらん。


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アホウな政治屋さんの「児童ポルノ撲滅運動」が活気付いている昨今ですが、講談社さんには頑張って頂いてリニューアル後の「月刊少年ライバル」では原点回帰して「ちょっとエッチなマンガ」路線を復活してみてはいかがなものでしょうか。いや、全く責任は持てませんけどね。


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なお、ここからは余談になりますが、わたくしが始めて「このマンガの主人公みたいなハーレム状態を体験したいよおおお」という想いを募らせた最古のマンガは池沢さとしせんせいの「あらし!三匹」なんですが、先日ヤフオクで表紙画像を発見する事が出来ました。

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…思い出は美化されるって本当ですね。

コメント

ボンボンは夏に袋とじ企画をだな
ちょっとエッチな福袋
 :
じゃないんだ
ホラーというか怖い系のページが袋とじにされてたんだぞw

  • 2007/08/11(土) 00:41:21 |
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  • ガス #-
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>ガスちん
>ホラーというか怖い系のページが袋とじにされてたんだぞw
ボンボンもそんなんやってたんかいw
別冊コロコロコミックにも似たようなのがあってね、槇村ただしせんせいがダイナミックプロの本領発揮と言わんばかりのグロい絵柄で描いて下さいました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%82%93%E3%81%B1

  • 2007/08/11(土) 22:27:22 |
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  • みぐぞう #-
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はじめまして

みぐぞうさんの愉快で鋭い見識をいつも楽しみにさせてもらってます。

小学校当時(ファミコンブームの頃です)はクラスのほぼ全員がコロコロ派で、朗らか・活発なぐわんばる殿下のようなガキだった私もそうでした。

しかしある時、親が間違えてボンボンを買って来たのが運のつき。
当時のコロコロではエロ路線らしきものはせいぜいエスパー魔美などの単なる“裸の図”がせいぜいだったので、ボンボンに載っているの“とってもいやらしい行為”にすっかり狼狽。
(うっすらとした記憶では永井豪あたりが描いてたような・・・)
さらにその号にはゲゲゲの鬼太郎の“鬼太郎の誕生”が載っていたのです・・・。
それまでコロコロ(=藤子センセイ)によって健全な青空が形成されていたガキの脳内には、その日からもくもくと暗雲がたち込めていきました。

その後の人生が少数派・裏通り・泥臭いものを好む方向へすいすいシフトしていってしまった事を考えると、ボンボン休刊は感慨深いです。

ファミコンと間違えてセガを買い与えられた友人が、セガのコンシューマ撤退の報を聞いた際に、満面の苦笑で「そうか・・・」という言葉を発した気持ちがよくわかった気がしますw

子を持つ親の皆さんは買い与えるものをくれぐれも間違えないように気をつけてもらいたいものです。

あ、そうそう、ファミコンロッキーはコロコロですよ。
同時期にボンボンに載っていたのはファミコン風雲児とファミ拳リュウです。
ファミコン風雲児は、主人公がどうだといわんばかりの勢いでハックロムを作ったりする場面があり「・・・それはアリなのかな?」と思った事が忘れられません。

ファミコンロッキーに対するこの2作しかり、ビックリマンに対するラーメンばぁしかり、子供心にボンボンのやる事はトキに対するアミバのそれだなと勘付いていましたよ。えぇ。

  • 2007/08/12(日) 17:38:39 |
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  • アフロ #-
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ボンボンといえば、結構ゲームのコミカライズが載ってませんでした?(例の「サニーパンチ」も含めて。)
帯ひろ志せんせいも確か「がんばれゴエモン」を描いてましたっけ。(ヤエちゃんがエロ可愛いので必見です。)
ラスプーチンが妙にかっこいい「ワールドヒーローズ」とか、ロボットがちゃんとSDで描かれた「スーパーロボット大戦」とか…。あと、島本和彦先生の「サムライスピリッツ」と、ある意味「サニーパンチ」よりもエライ事になってる石川賢先生の「餓狼伝説」もボンボンだったような…。

>アフロさん
はじめまして!
ボンボンの初期から持っていた「いやらしさ」と「不健全さ」は「裏コロコロ」路線として戦略的に持っていたイメージなのかも知れませんね。

>その後の人生が少数派・裏通り・泥臭いものを好む方向へすいすいシフトしていってしまった事を考えると、ボンボン休刊は感慨深いです。
今現在に至るまで裏街道路線が大好きなヨゴレ中年のわたくしがコロコロ派だった事が今でも信じられません。

>あ、そうそう、ファミコンロッキーはコロコロですよ。
申し訳ございません。同様の指摘をたくさん頂きましたorz
「ファミコン風雲児」のアナーキーさは明らかに児童誌とは思えません。
堂々とロムカセットの吸出しなんかすんなっつーのw
ちなみにコロコロ掲載作品の「ファミコン少年団」は宗教団体の広報誌のような不自然な健全さと感動に満ち溢れており、大変オススメですよ。

> 他側非労志さん
今日古本屋でサニーパンチ買って来ましたw
>帯ひろ志せんせいも確か「がんばれゴエモン」を描いてましたっけ。
帯ひろ志せんせいは別名義でエロ漫画を描いていた頃は
絵が古臭くてギャグがつまらないダメなエロ漫画家という印象が強かったんですが(何故か手元に一冊ある)
ボンボンに移籍してからは可愛らしくてセクシーなキャラクターと
ほのぼのしたギャグが抜群な作家さんに大化けしましたねえ。今では大ファンですよ。

  • 2007/08/14(火) 22:20:11 |
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  • みぐぞう #-
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ファミコン風雲児は、スターフォースでカルデロンを撃つとパーサーにならず普通に破壊されるように改造されたネタがありましたな。


いや、ロッキーだってスパルタンXでシルビアが襲いかかるというウソネタをやってたし、魔界島はカプコンの介入か終盤のネタバレ部分がはしょられてたし…

  • 2007/08/15(水) 14:14:28 |
  • URL |
  • #-
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「ワールドヒーローズ」は、コロコロでした…すいません。
>みぐぞうさん
確かサニーパンチは「3」まで出てましたよね?(パワーダンクがえらく痛そうに描かれてたよ〜な…。)
単行本にはなってませんが、確か「KOF」も描いてました。
少ししか見てませんが、キムがちゃんと善人に描かれてたり、怒チームと極限流チームが庵一人に全滅させられたり、京の親父にジョーとアンディがのされたりとエライ事になってました…。結局どう終わったんでしょうか?(やっぱりルガールが京にサニーパ…もとい壱拾参式(実は単なる中パンチ?)でノックアウトされて終わりだったりして…。)
>帯ひろ志せんせい
確か本能猛ってPNでしたっけ?何かものすごく大莫迦なエロ漫画描いてたような…。
ボンボンでは、他に河本ひろし先生がゴジラの漫画描いてたりして侮れません…。
>名無しの人
「たけしの挑戦状」使った話で、最後の宝の前で長老が出てくる場面を連続しゃがみジャンプで土砂崩れをおこして長老を生き埋めにしてクリアという無茶苦茶なことをやらかしたのは、どっちでしたっけ?(それ以前に、選ぶゲームが間違いだろ…(汗))

コンブを知ってるならドンバも知ってるはず!

もっともコンブやドンバの頃になると、コロコロもボンボンに触発されたのかSDデビルマン(ちなみに当時はスパロボ草創期)などで積極的にエロに走ってましたな。

  • 2007/08/16(木) 01:35:05 |
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  • #-
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>ななしさん
>いや、ロッキーだってスパルタンXでシルビアが襲いかかるというウソネタをやってたし
当時、必死になって何周もプレイした時間を返して欲しいものです。
ファミマガの「スペランカーの無敵コマンド」なんてウソテクに比べたらマシですけどねw

> 他側非労志さん
サニーパンチは1巻しか買いませんでしたが、続きが非常に気になって困ります。
マイケルマックス・ホアジャイ・リチャードマイヤーを棒で惨殺するビリーはいくら何でもやりすぎだろう。

>確か本能猛ってPNでしたっけ?何かものすごく大莫迦なエロ漫画描いてたような…。
ビンゴw
amazonとかヤフオクではプレミア付いてますが、はっきり言って買う価値ないです。

>ななしさん
「温泉ガッパ・ドンパ」でしたっけ?
コロコロ派のわたくしは残念ながら見た事ないんですよー。
御堂カズヒロせんせいはマガジン時代に名前を拝見した記憶があるのですが…

  • 2007/08/17(金) 08:48:15 |
  • URL |
  • みぐぞう #-
  • [ 編集]

サニーパンチ餓狼伝説の続きを知りたければ『墓標』で検索しろ。

            ↑と英語で書いてある。

  • 2007/09/14(金) 08:56:04 |
  • URL |
  • エール #-
  • [ 編集]

>エールさん
墓標で検索してみました

…いやあ、濃いサイトがヒットしました。ありがとうございます。
北斗ゲーのコンテンツも充実していて、大変面白かったですよ。

セガマークIII版「北斗の拳」だけ豪快にスルーしているのには、ちょっぴり悲しみを感じましたが。

  • 2007/09/15(土) 19:08:20 |
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  • みぐぞう #-
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