そして1989年にリリースした「華折鶴」がこれまた異例のロングランヒットを飛ばしました。それまでの漫画調グラフィックを脱却し、リアルアイドル路線に変更したのもヒットの一因だったと記憶しております。
これに気を良くしたDYNAXは、リアルアイドル路線へシフトチェンジしてアクセル全開で突っ走りました。今回はその時代のDYNAX作品をピックアップしてみようと思います。
■華折鶴 1989年

これまで培った花札ゲームのノウハウを生かした手堅い作りは老舗ならではの安定感に溢れております。ジャズ調のBGMも好印象。
脱衣ギャルも中村由真・酒井法子・宮沢りえ等のツボを突いたチョイスでロングランヒットも納得行く完成度でした。


しかし、細かい指摘で申し訳ないのですが、デモ画面の「INSEART COIN」の誤字は誰も気付かなかったんでしょうか。

YESボタンを押す事により、パンティを破ったりする過激なイタズラシーンも好評を博したのですが、ステージ2のギャルからイタズラ内容が「ギャルの体にキスマークがベタベタと付着する」
「持ち上げた乳房からマンガのような母乳がピューピューと噴出する」という異常な内容で、このへんから当時のDYNAXらしい狂気が滲み出していて大変興味深いですね。


■麻雀デリンジャー 1988年

DYNAXを悪い意味で一躍有名にした大問題作。「ヨシオ君は由伊ちゃんの恋人になれるかな!?」という頭の悪いキャッチコピーとは裏腹に、やってる事はどう見ても「独身アパートどくだみ荘」の主人公ヨシオ君が浅香唯さん(とは似ても似つかぬブサイクなおばさん)をレイプするようにしか見えません。



ご褒美シーンの順番もメチャクチャで、1回勝っただけで全裸にひん剥かれてバックスタイルで点棒をズコズコ挿入されるシーンが出てくるなど、破天荒を通り越して完全に狂っている内容は別の意味で当時大変話題になりました。

■麻雀フライデー 1989年

写真週刊誌をモチーフにした脱衣麻雀。CPUのイカサマっぷりがえげつないせいで、基板を購入して一日中プレイしてもクリア出来るかどうかといったメチャクチャなゲームバランスは最悪の一言でした。下世話で下品で悪趣味と三拍子揃ったご褒美シーンは当時のプレイヤーを大いにドン引かせ、DYNAXの過剰なサービス精神と勢いが全て裏目に出てしまった感のあるタイトルです。



ギャルの持ち点が3万円スタート・ステージごとに1万点上乗せというインフレっぷりに感じた嫌な予感は後半ステージにエスカレートを極め、最終ステージでのギャルの持ち点は7万点でした。こんなもんクリアできるか。
■ドラゴンパンチ 1989年
記念すべきDYNAX初のパズルゲーム。ルールが直感的に理解しづらく、専門誌のゲーメストにすら「ゲーム(内容)は、融通の利かない四川省のようなもの」と身も蓋もない説明をされるほどオリジナリティに関してはアレな内容でした。手詰まり回避アイテムの「スペシャルハンド」も意味を成さず、「手詰まり→スペシャルハンド使用→また手詰まり」の無限ループはいかがなものかと。その替わりに極限まで悪趣味を極めたご褒美シーンは別の意味で必見。男性タレントと女性タレントの絡みがメインなのですが…わたくし数多くの脱衣ゲームを遊んで来ましたが、ご褒美シーンで吐き気を催したのは初めてでした。




※すんません、パイ○リ画像は見直したら気分が悪くなったので消しました。
■まとめ
例え模写とは言えトップアイドルのあられもない姿を拝めるという、純真な男の子のリビドーを的確に刺激したのが「アイドル麻雀放送局」大ヒットの理由だったとわたくしは推察しているのですが、それを完全に見誤ったDYNAXは色んな意味で取り返しの付かない怪作ばかりを撒き散らしてしまった感がありますね。この時期は本気で同社のファンを辞めようと思いました。
とりあえず、ヒットの時流に乗って、フルアクセルで突っ走ったまでは良かったと思うのです。
ただ、入れたギアがバックだっただけで。
案の定というか何というか、この違った意味での過激路線はプレイヤーの不評を買いまくったらしく、わずか1年足らずで路線変更をしてしまいました。
当時の開発陣に聞きたいのですが、こういったニッチすぎる脱衣ギャルのチョイスに疑問を抱かなかったのでしょうか。
それだけが今でも不思議でなりません。


