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2007-12-29 23:22 | カテゴリ:ゲーム
時を遡る事20年前の1980年代中盤のゲームセンター黄金期に、様々なプレイヤーが知識・技術を研鑽してハイスコアを競っていた熱く激しい時代がありました。
たまげー 『あぅとばあん編』.flv_000054655

レトロゲームセンター.flv_000046867

レトロゲームセンター.flv_000198067

当時はゲームに関する情報もほとんど無く、自分で試行錯誤するか仲間内で情報交換するか、最後の手段として上手なプレイヤーのプレイを盗み見するというのが一般的でした。
そして、それらの努力の積み重ねの末に日本全国一位のスコアを叩き出すのが、ゲーマー全ての夢だったのです。

それから数年後、ファミコンの大ブームのしばらく後にドラゴンクエスト・ファイナルファンタジーが大ヒットを飛ばし、女性を中心とした新たなゲームファン層が生まれました。
懐かしいテレビゲームのCM集!!.flv_000319680

ファイナルファンタジー CM集.flv_000088667


当時のゲームセンターには基本的に「不良の溜まり場」といったダーティーなイメージが付きまとうがゆえに、世間から迫害されがちだった少年ゲーマー達は「価値観を共有出来る異性」の存在に胸をときめかせたものです。

…が、しかし。彼女たちの価値観は「基本的にメジャーハードのメジャーRPGしかプレイしない(できない)」ものでして、ゲーマーの魂を揺さぶった名作アーケードゲームの諸作品に対して「シューティングのどこが面白いの?」「なんか難しくてついていけない」「同人誌のネタになる美形キャラがいない」スイーツ(笑)な持論を展開させて彼らを大いに激昂させまくりました。




※本文とカットは関係ありません。決して各作家さん達を叩いている訳ではありませんので。

そういった経緯を体験した当時のヘビーゲーマー達は、そういった層を「ライトゲーマー」と呼びました。もちろん侮蔑の意味を込めて。それ以来、バリバリのアーケード中心のゲーマーとコンシューマー専門のライトゲーマーとは微妙に相容れない存在だったと記憶しております。例えば、「グラディウスってクソゲーだよね」とか「アウトランって、ファミコンのハイウェイスターのパクリでしょ?」等のおもしろ発言を浴びせられてブチ切れたりとか。

さて、そんな生々しい個人的な体験談は置いておきまして。

11月に購入して放置していた「DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ 「京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」を、先日の3連休を使ってクリアしたんですよ。



グラフィック・音楽・シナリオ・演出全てが及第点以上の出来で、それなりに楽しくプレイ出来ました。

本作のウリとして、「行き詰まり」回避の措置がふんだんに入れられておりまして、室内でのフラグ立てが完了すると「もうこの部屋で得る情報は無いようだ」とメッセージが出現し、ご丁寧に次に移動すべき部屋に「!」のアイコンが出現して、行き詰まりを回避してくれるようになっております。



また、基本的に本作にゲームオーバーは存在せず、推理シーンでの誤答によるペナルティすらありません。シナリオ自体も極めてベーシックな作りになっており、最終的に事件の犯人となる人物にはそれなりに怪しい挙動が初期段階から見受けられます。(特に第2章)


全てに於いて「詰まる」事を極力廃止したユーザーフレンドリーなゲームだったのですが…ひとつの疑問が浮かんだんですよ。

徹頭徹尾アドバイスしてくれるゲームって、面白いのか?と。

いつの時代も「攻略本片手じゃないとプレイ出来ない」「RPGのレベル上げがめんどくさいので、チートでステータス最強にしちゃえ」「必殺技のコマンドが出せないからボタン一発で出せるようにしてよ」という横着なライトユーザーはいるのですが、ゲーム自身がそれにおもねってしまっていいのか?と思うんですよ。

アドベンチャーゲームの肝は、時に無駄足を踏みながらプレイヤーがあれこれ推理するのが楽しいのであって、次に進むべき場面を明示されたり部屋内での探索が完了した時点で「もうここにいる必要は無いな」といちいち口を挟むのであれば、プレイヤーの推理が介在する余地が無いと思うのですが。(あと、章の合間に出て来る「京太郎くん」の存在も個人的には蛇足でした。事あるごとに製作者がゲーム内に出て来て楽屋オチを披露するのは、シナリオへの没入感を阻害させるだけでした。)

どれだけ先に進めずに苦しい思いをしても、悩みに悩んだ末にプレイヤー自身の閃きと技能の上達によって難所をクリア出来るようになる快感をスポイルしてしまい、お使いのように指示されたコマンドを入力するだけならば、いっそノベルゲーでいいじゃないかと個人的に思うんですが、皆様どう思われますでしょうか。(なお、本作の名誉の為に申し上げておきますと、おまけのミニ推理ゲーム集「WEST VILLAGE」は良く出来た内容でしたよ。)

まあ、部屋に入っただけでナイフが脳天に刺さり一発ゲームオーバーみたいな難易度もどうかとは思うんですけどね。

ミシシッピー殺人事件 (J) [a] 200712272011004

ミシシッピー殺人事件 (J) [a] 200712272014507



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