
(アニメ版「パーマン」は1967年に放映された白黒バージョンが初代ですので、以後本文中の「パーマン」は1983年から放映された「新」の事と思って下さい。)
放映開始から25年経過した今でも、1パート10分の中にテンポ良く凝縮されたストーリーとギャグ、そして生き生きとしたキャラクター達の魅力は色褪せる事はありませんでした。
いやマジで普通以上に面白かったんですよ。
しかし、延べ4年に渡って放送された本作、本放送時には気付かなかった部分に今更気付いてしまったんですが…
パー子って、元祖ツンデレキャラじゃないでしょうか?

放送初期の話では「ただの勝気な女の子」という扱いだったのが、放送中期辺りから物凄く「満夫くん好き好きオーラ」を事あるごとに放出している気がしてならないんですよ。

パー子の声をわざとダミ声で演じているにも関わらず、微妙に伝わってくる増山江威子さんの艶っぽくも甘いボイスもその要因の一つなのですが。(増山さんの代表作は、『ルパン三世』シリーズの峰不二子、『天才バカボン』シリーズのバカボンのママ、『キューティーハニー(初代)』の如月ハニーなど)
原作や初代白黒アニメ版のパー子はそこまで「デレ」っぷりを晒す事も無かったのですが、本作の「デレ」っぷりはもう大変。
その「デレ」っぷりたるや、メインヒロインのみっちゃん(沢田ミチ子)すら凌駕する程です。

まあ、みっちゃんの憧れの人は「パーマン1号」であり、中の人である須羽満夫自身にさして興味が無いという事もあるのですが。

なおかつ、その憧れの一号に対しても「パー子の言いつけによってワンピース姿でのパトロールを義務付けられる1号」のエピソードに於いて「パー子さんの言いなりになるパーマンなんて嫌いよ!」と簡単に幻滅するだけならばまだしも、「オナベ!」と微妙に間違っている罵倒を平気で繰り出す始末。



そりゃニコニコ動画で「ビッチ」「ビチ子」と揶揄されるのも当然ですわな。
話が脱線してしまいましたので、パー子のツンデレっぷりを如実に表すエピソードをいくつか紹介していきますと、とある勘違いから満夫をパーマン1号と思い込んだミチ子が怒涛の押しかけ女房っぷりを決行した時のパー子のキレっぷり。


それ以外のエピソードでもパーマン1号=満夫が女の子にモテる描写があると大抵不機嫌そうな顔をしております。(下の画像などは作画のバンクミスにしても違和感なさすぎるのが笑えますね)

そして、極めつけが「勉強の苦手な満夫の家庭教師役をノーギャラで買って出た時」の大胆っぷりも忘れてはいけません。


「どう?先生らしく見えるン?」とピンクのセーター・黒のタイトスカートとストッキングに身を包んでお色気を振りまくさまは、お前本当に小学生かと突っ込みたくなりましたが。

パー子の正体が国民的アイドルの星野スミレである事を知らないばかりか、とんでもないブスであると勘違いしているはずの満夫ですらも、この時ばかりは大胆にセクハラに勤しむ始末。


そりゃまあ、ここまで大胆に迫られて平気でいる男の子などいる訳もなく、彼の行動は至極当然であると思うのですが。
ちなみに原作の「パーマン」最終回で満夫はスーパーマンとしての修行のためバード星に旅立ってしまうのですが、実は「ドラえもん」本編の中で後日談がちょっぴり触れられておりました。


旧アニメ版「ドラえもん」(厳密には日テレ版「ドラ」の存在もある為、この表現は適切ではないのですが)ではペンダントの写真は良く解らない青年になっていましたが、平成版「ドラえもん」ではばっちり原作通り「須羽満夫」になっております。良くやったスタッフ!



さてさて、最後になりましたが「パーマン」本編中の星野スミレさんの美少女っぷりと、素顔を知らない満夫の想像するパー子像のギャップが余りに面白すぎたので比較画像を掲載して終わりにしたいと思います。




…いくら何でもこれはないだろう。


