みぐぞうの後ろ向き日記

レトロゲーム・変な漫画に関する思い入れを綴る後ろ向きブログ。

キワモノアニメ発掘記 その一「やる気まんまん・秘技芸者篇」

※本エントリーは性的な表現を多分に含んでおります。未成年の方の閲覧はご遠慮下さい。

過去のエントリーで「ドリームハンター麗夢・18禁バージョン」「オフィスレディー明菜ちゃん」「少女薔薇刑」などのキワモノアニメを発掘してきた拙ブログですが、今回よりシリーズ化する事にしてみました。
カテゴリも新たに作ってみましたので、今後ともご愛顧頂ければ幸いです。

本エントリーは以前より素材の準備は出来ていたものの、毎日新聞が最悪な事件を起こしたせいで時節柄封印せざるを得なかったのですが、フィクションはフィクションとして、切り離して考えるべきだろうという結論に達して、今回紹介に踏み切りました。

さて、今回紹介致しますのは1977年から日刊ゲンダイ誌において27年間に渡って連載された原作・牛次郎せんせい、作画・横山まさみちせんせいのタッグによる艶笑漫画の傑作「やる気まんまん」のアニメバージョンを取り上げたいと思います。
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本作のストーリーですが、
江戸の昔より吉原や品川で遊郭を営んできた神能(かんのう)家。今では各地に十数件の「淀君」チェーンを切り回す、ソープランド業界の大手として君臨してきた。
ところが、セックス産業の多様化の攻勢に合って業績は下降する一方。経営の危機に陥ってしまった。

この状況を危惧した神能家党首・神能栄介は、後継者育成のため息子の数馬に「セックス武者修行」を命じ、一馬は跡取りの修行として日本全国を巡る事となった。
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また、単なる女遊びの旅にならないように栄介は各地の女性たちに「息子を果てさせれば一生遊んで暮らせるだけの賞金を渡す」旨の「性回状」を配った為、数馬は全国の女性たちと「イクかイカせるか」の真剣勝負を繰り広げる。


…というものですが、簡単に言うと本宮ひろ志せんせいの「俺の空」をさらに荒唐無稽にしたようなものと思って下さって結構です。

さて、この「やる気まんまん」のアニメ版は、1984年の「くりいむレモン」の大ヒットから始まった美少女アニメブームもひと段落した1989年にナックから発売されました。

ここでお気付きの方もおられるでしょうが、「チャージマン研!」「サイコアーマー・ゴーバリアン」等、別の意味で有名な、あのナックです。

発売時期もそうなのですが、ぶっちゃけ、どういう層をターゲットにしたのかさっぱり理解出来ないズレっぷりが相変わらずナックらしくて素晴らしいですね。

また、これは原作からそうなのですが、男性器をオットセイ・女性器を秘め貝に表現する事でエロティシズムよりもユーモラスさを強調しているのは結構なのですが、漫画版の「オットセイや秘め貝は人物とは別のコマに描く」という描写がされていない為、登場キャラクターがどいつもこいつも股間に奇怪な物体をブラ下げているという異常すぎる光景が乱舞する破目になってしまいました。
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とりわけ、父の栄介が数馬の筆おろしの相手を選ばせる回想シーンでの「衝立の小窓から秘め貝が陳列されるシーン」はインパクト抜群。

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「顔を見ずに秘め貝だけ見て相手を選べ」という親父の命令も相当にムチャですが、その中に明らかに地雷クラスのルックスを持つ芸者さんが混じっているのはいかがなものかと。
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特に左端はどう見てもサザエさんのカツオが女装しているようにしか見えません。こんな女に筆おろしされては、一生モノのトラウマになると思うのですが。

とりあえず天性の審美眼で、一番の美人芸者「菊丸」さんと無事に筆おろしを済ませた数馬は、その才能を生かして冒頭の「セックス武者修行」に旅立つ事となるのでした。

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その初戦を飾るのは、因縁にも数馬の筆おろしをした思い出の場所・熱海。

そして熱海一のセックステクニックを持つと噂される芸者さん「満千代」と一戦を交える事になります。

熱海芸者随一のフェラテクを持つ満千代の秘密は、痛んでもいない歯を全て抜き去る事によって編み出される「肉ジャッキ」という歯茎による愛撫でした。VOB_000654381.jpg
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童貞喪失以来の快感に危うく初戦敗退の危機に瀕した数馬でしたが、オットセイ巨大化の術によって満千代の肉ジャッキより脱出。満千代の秘め貝に突入して逆襲を試みます。

…が、秘め貝の中に絡み付く糸状の物体を発見。
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何と、満千代は秘め貝の中にミミズを飼っていたのでした。

ヌメヌメと絡み付くミミズの前に大苦戦する数馬とオットセイでしたが、またもオットセイ巨大化の術によってオットセイ先端部にミミズを集める事に成功。煙突掃除の棒タワシの要領で満千代の子宮を重点的にこすり上げる特技の前に満千代は絶頂に到達し、からくも数馬のセックス武者修行は初勝利を飾る事となったのでした。
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翌日、熱海を去る数馬を見送る満千代。「負けましたわ数馬さま。オトコとオンナの戦の最中で、オンナの体を気遣うあなたの優しさに、体よりも心がほだされてしまいました。負けても嬉しゅうございます。」と、数馬を称える満千代。実は原作漫画にこのシーンは存在せず、本アニメが作画・脚本共に実に丁寧に作られている事に好感が持てますね。
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かくして、数馬は新幹線に乗って次なるセックス武者修行の旅に出るのでした。

さてさて、いかがだったでしょうか。キワモノアニメと言えども良作と呼べるクオリティですので、興味がある方は見てみてはいかがでしょうか。

ちなみに本作は18禁アニメにしては珍しく声優クレジットがあるのですが、オットセイ役の緒方賢一さんが異常なハマリ役なのも見所の一つですが、真の見所は数馬の筆おろしをしてくれた芸者・菊丸役の沢田和猫さん。彼女はナック作品で大変印象的な役柄をこなした声優さんなのです。

チャージマン研!全65話を振り返る(OP&挿入歌FULL).flv_000272042


その役ですが…「チャージマン研!」の研役の声優さんでした。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

コメント

今やるきまんまんがブーム!?

こういうの見つけました
http://masanox3.blog23.fc2.com/blog-entry-2137.html
毎日巡回しているニュースサイトに載っていたのですが、映画版もあったんですね。
しかも放映されたのが去年!
今時代はオットくんなのでしょうか。
監督が杉作J太郎さんなんですが、
久しぶりにこの人を見かけた気がします。
学生時代はトゥナイト2風俗特集→エロシーンを見るために深夜映画というコンボをよくやっていました。
ギルガメッシュナイトもよく見てたなあ
ともあれ今回の記事も面白かったです。
お疲れ様でした。

  • 2008/07/01(火) 04:50:51 |
  • URL |
  • 鈴原冬二 #oUPgpoCM
  • [ 編集]

>鈴原冬二さん
うおお、実写版すげえwww
「やる気まんまん」は去年ぐらいに漫画版の傑作選が復刊されましたから、
その関係じゃないんでしょうかねえ。わたくし?もちろん買いました。

>深夜のエロ番組
おっちゃんのわたくしはもっぱら「11PM」でしたねえ。
深夜映画については激しく同意。おっぱい見たさに糞つまんないC級海外映画とか親の目を盗んで見たものです。

大阪に引越しした時は「おとなのえほん」が楽しみでした。「グランシャトー」のCMとか、よくやってたなあ。
…ふと思い立ってニコニコ漁ったらありました。グランシャトーのCMw
http://www.nicovideo.jp/watch/sm64308

  • 2008/07/01(火) 22:50:08 |
  • URL |
  • みぐぞう #-
  • [ 編集]

スゴイ内容のアニメですね・・・・初めて見ましたよ。
歯を抜いたりミミズを飼ったりと、色々ムチャな事やってますねw
そういえば田丸浩史氏のマンガで、シンボルがオットセイになってたシーンがあったのですが、もしかすると元ネタはコレなのかも。
「おやびーんッ!」って言ってたから、てっきり『ホットギミック』の犬をパロってるのかと思ってました。
しっかし、父のオットセイはデカ過ぎじゃないですか?w

  • 2008/07/05(土) 12:35:26 |
  • URL |
  • hisabilly #-
  • [ 編集]

>hisabillyさん
ひょっとしなくても、元ネタは間違いなくソレですw
けど、「おやびーんっ!」って事は「やる気まんまん」じゃなくて「それいけ大将」辺りの可能性が高いですね。

ちなみにタイトルは別作品ですが、内容は同じものと思って構いません。掲載誌も同じだし。

親父のオットセイは…あんなもの突っ込まれたら普通に死ぬと思います。

  • 2008/07/07(月) 23:19:50 |
  • URL |
  • みぐぞう #-
  • [ 編集]

やっぱり西野聖市氏ですか?

当時からレンタルビデオ店で気になっていたタイトルです(笑)
そうか、ナックだったのか。
だから私は知らず知らず気になっていたんだ。

オットセイと貝っていうのは、モンキーパンチ先生の
♂♀マークのようなものですね。
私もこういう表現は好きです。
どこかコミカルさがあって、なおかつ隠すことの美しさを感じます。

とにかく内容が見られてとっても嬉しかったです♪
笑いっぱなしですよ、もう。
やっぱりナックは最高です!チャージンゴー!

  • 2008/07/22(火) 23:52:17 |
  • URL |
  • あやっぺ #-
  • [ 編集]

>あやっぺさん
わたくしもレンタルビデオ時代かに気になってたので
今回DVD購入に踏み切ったんですよ。
実は、2・3作目も購入済みだったりします。1作目ほどのインパクトはありませんけどね。(慣れたという話もある)

>オットセイと貝っていうのは、モンキーパンチ先生の ♂♀マークのようなものですね。
わたくし、子供時代に歯医者の待合室においてあったモンキーパンチ先生の漫画で大変興奮した記憶があります。

> どこかコミカルさがあって、なおかつ隠すことの美しさを感じます。
おーさすがあやっぺさん!本文では触れませんでしたが、本編で全く同じセリフがあるんですよ。
「殿方との事は昔から秘め事と申しますでしょう。ですから愉しいことは、みんな霧の中からうすボンヤリと浮き出るように…見えるような見えないような…」と
見せる技術よりも隠す技術の大切さを説くシーンがあるんですよ。

>やっぱりナックは最高です!
同意同意。けど、ドンチャック物語は勘弁な!(あの最終回はトラウマ)

  • 2008/07/24(木) 00:27:12 |
  • URL |
  • みぐぞう #-
  • [ 編集]

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