みぐぞうの後ろ向き日記

レトロゲーム・変な漫画に関する思い入れを綴る後ろ向きブログ。

カルトアニメ発掘記・その2「ろぼっ子ビートン」 

そう言えば第1回の「やる気まんまん」より随分時が流れてしまいました。お待たせしましたキワモノアニメ発掘記・第二弾でございます。第二弾の時点でカテゴリ名を変更してしまうあたりがちょっぴりアレですが、どうも「キワモノアニメ」だと侮蔑のニュアンスが強いので変更してしまいました。許してね。

さて、今を遡る事32年前の1976年、TBS系列で毎週木曜日の19:00から放映していた「UFO戦士ダイアポロン」というテレビアニメがありました。
UFO戦士ダイアポロンII 第1話「破壊魔獣 ダロガンダーの猛攻」.flv_000009958

当時幼児だったわたくしは、この番組と共に19:30から放送された「ぴったしカンカン」を見るのが大好きで、夕食時の定番スタイルとなっておりました。

とはいうものの、正直「UFO戦士ダイアポロン」については超合金のオモチャまで買ってもらったくせに本編に関しての印象がびっくりする程希薄でして、主人公が熱血バカっぽい事と主役ロボットがいい感じにブサイクだった事しか覚えておりません。
UFO戦士ダイアポロンII 第1話「破壊魔獣 ダロガンダーの猛攻」.flv_000084250

おかげで、さして裕福でもない我が家でねだり倒した挙句にやっとこ買ってもらったダイアポロンの超合金ロボットにさしたる愛着も沸かず、速攻で手足のパーツをもぎ取ってしまって無残な姿を晒すハメになってしまいました。
ダイアポロンおもちゃ

最後に残った顔面にあるフォークの先端みたいなパーツが思いのほか頑丈でして、どれだけ引っ張っても取れなかったなあ、アレ。

さて、そんなダイアポロンも視聴率の低迷から打ち切りを食らってしまい、同年の1976年には後番組として「ろぼっ子ビートン」がスタートいたしました。
(アニメOP)ろぼっ子ビートン後期OP.mpg_000010300
(アニメOP)ろぼっ子ビートン後期OP.mpg_000034066
(アニメOP)ろぼっ子ビートン後期OP.mpg_000051033

この作品が、当時純真な幼児だったわたくし的に物凄くツボにハマり、今でもDVD−BOXの発売を心待ちにしている作品でありますので、今回はこの作品についてつらつらと語りたいと思います。

作品のストーリーですが、
「日本に住むマーちゃんに、アメリカのおじさんから組み立て式のロボットが送られてきた。マーちゃんは町の発明おじさんのノーベルさんに早速組み立てもらったが、ついうっかり他の部品を混ぜてしまったり、回路を間違えてつなげたりとメチャメチャに…しかしその結果、自分の意思を持ち、2頭身だがロケット噴射で空も飛ぶことができ、怪力を誇る高性能ロボット「ビートン」が完成した。

ビートンとマーちゃん、そのガールフレンドのウララ、いい年をした中年なのにガキ大将という「ガキおやじ」、その子分である「ガキレンジャー」、ガキおやじがビートンに対抗して作ったロボット「ブリキン」や、かわいこちゃんロボットのネンネンもとりまぜ、ドタバタコメディを繰り広げる。」
(wikiより抜粋)
というものでして、原作と監督が第一期「ルパン三世」シリーズで活躍した大隅正秋氏、キャラクターデザインに安彦良和氏という豪華なスタッフによって構成されており、当時としても大変良質なアニメ作品でした。

特に主人公のロボット「ビートン」の可愛らしさは特筆モノでして、短気でおっちょこちょい、なのに泣き虫という欠点だらけの性格もチャームポイントになってしまう程でした。頭部にはオプーナさんを彷彿とさせるポンポンまで付いており、ひょっとしてオプーナさんはビートンにインスパイヤされたのではないかと思うのですが多分気のせいですね。
オプーナさん

その他ヒロインのうららちゃんや、ライバルの「ガキおやじ」もいい味を出しており、ドタバタコメディアニメとして非常に高い完成度を誇っていたのですが、「ダイアポロン」の呪いなのかは知りませんが、前番組に引き続いて、またも視聴率は低迷してしまいした。そこでスタッフがテコ入れの為に、放送中期に新ヒロインを登場させる事となります。

そのヒロインの名は「ネンネン」。

(アニメOP)ろぼっ子ビートン後期OP.mpg_000019033

後期オープニングから登場しまくった彼女は、少女とは思えぬセクシーな顔立ちに白いセーラー服風の超ミニ(というかぱんつ丸見え)なワンピースという大胆な出で立ちで一部に熱狂的なファンを獲得した程でした。どうでもいいけど、今見返すとお尻からオプーナさんが生えてるように見えますが、恐らく気のせいですよね。

そのネンネンたん、初登場は24話のBパート「ネンネンは裸でごめんネ」の回からなのですが、のっけから壮絶なサブタイトルに股間が期待が膨らみます。
ろぼっ子ビートン 24話Bパート 「ネンネンは裸でごめんネ」‐ニコニコ動画(SP1).flv_000072250
その記念すべき初登場のシーンは公園のベンチに放置されていたトランクの中という異常なシチュエーションから始まります。その不審なトランクをビートンが開けたところ、スケスケのベビードールに身を包んだネンネンが登場。かと思いきや噴水を見るや否や全裸になりシャワー代わりになるという色ボケっぷり。
ろぼっ子ビートン 24話Bパート 「ネンネンは裸でごめんネ」‐ニコニコ動画(SP1).flv_000163083

どうでもいい話ですが、「超力ロボ・ガラット」というアニメで(前述の「ダイアポロンと同じく芦田豊雄氏が関わっているのがこれまた因縁深いというか何というか)マリアン王女のサービスシーンに似たようなシチュエーションがあるのが興味深いところですね。ちなみに主人公マイケルの声優さんはしょこたんのお父さんの中川勝彦氏。
(アニメHシーン) 超力ロボガラット ぬぎぬぎ王女マリアンたん全裸シーン3連発.mpg_000049465

 
話を元に戻しますが、一応ロボットであるネンネンたんはエネルギーを定期的に補給しなくてはならないのですが、その方法はお尻にノズルガンでエネルギーを注入するというものでした。
ろぼっ子ビートン 24話Bパート 「ネンネンは裸でごめんネ」‐ニコニコ動画(SP1).flv_000453000
ろぼっ子ビートン 24話Bパート 「ネンネンは裸でごめんネ」‐ニコニコ動画(SP1).flv_000471000

「ああ〜ん、エネルギーが切れそうよ〜 早くぅ〜」と超ミニのワンピースを捲って生尻を突き出し、車にガソリンを入れるが如くノズルガンをお尻にブッ刺してエネルギーを注入してもらいながら「ああ〜ん、とってもいい気持ちよ〜」と甘ったるい声で喘ぐさまは、とてもゴールデンタイムに放送された子供向けテレビアニメとは思えない過激ぶりでした。

外見上はどう見ても人間そのもののネンネンたんがどうしてもロボットに見えないガキおやじは、ネンネンを地下の秘密研究室に拉致。手術台に乗せてマニュピレーターでイタズラしまくった挙句にバラバラに解剖しようと思い立ちます。
ろぼっ子ビートン 24話Bパート 「ネンネンは裸でごめんネ」‐ニコニコ動画(SP1).flv_000554958
ろぼっ子ビートン 24話Bパート 「ネンネンは裸でごめんネ」‐ニコニコ動画(SP1).flv_000569458

…くどいようですが、本作はゴールデンタイムに放送された子供向けテレビアニメです。

窮地に追い込まれたネンネンは、ガキおやじの子分ロボット「ブリキン」を色仕掛けでたらしこみ、そこに駆け付けたマーちゃんとビートンによって何とか脱出に成功するのでありました。
ろぼっ子ビートン 24話Bパート 「ネンネンは裸でごめんネ」‐ニコニコ動画(SP1).flv_000623041

全裸でマーちゃんに抱き付くネンネンを見て、ヒロインのうららちゃんは怒りの往復ビンタをマーちゃんに浴びせてしまうのですが、その激しさたるや正統派ヒロインの座を色ボケロボットに奪われた恨みがこもっているように思えるのはわたくしの気のせいでしょうか。
ろぼっ子ビートン 24話Bパート 「ネンネンは裸でごめんネ」‐ニコニコ動画(SP1).flv_000408208
ろぼっ子ビートン 24話Bパート 「ネンネンは裸でごめんネ」‐ニコニコ動画(SP1).flv_000413375



とにもかくにも、この話以降ネンネンは本編におけるサブヒロインの座を見事ゲットし、ついでに我が家でビートンの視聴は禁止されてしまいました。おかげで未だにビートンの最終回が気になって仕方が無いのですが。

以上、思い入れの深さゆえ大変な長文になってしまった本エントリーですが、このエントリーで少しでもビートンの面白さに興味を示して下さる方が一人でも増えてくれれば幸いなのですが。
何せ、未だにDVD−BOXはおろかビデオも総集編が1本のみという幻に近いアニメですので。

ちなみにビートンはスポンサーがおもちゃメーカーのブルマァクだった事もあり、当時それなりのタイアップ玩具が発売されていたのですが、その中でも猛烈な異彩を放っていたプラモデルを紹介して本エントリーを締めくくりたいと思います。



GAKI.jpg


…誰が買うんだよこんなの。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

コメント

ガキオヤジのプラモデル!!!
あったんですね。素敵すぎます。むしろ欲しいですね。

ビートンは大和田りつこさんが主題歌を歌ってらっしゃるので、
マチコ先生や赤毛のアンともども、私のカラオケ18番です(^^)
(ただし、彼氏は首を傾げてました・・・)

昔、サンテレビという地方局で再放送がされていたのですが、
サンライズ=創映社とは知らず、後で驚きました。
その地方局は他に「亜空大作戦スラングル」や
「一ツ星家のウルトラ婆さん」、「サイボットロボッチ」、「ハゼドン」などなど、
国際映画社・ナック・創映社のアニメばかりを垂れ流す
素敵すぎるTV局で大好きでした。

  • 2008/08/29(金) 01:34:46 |
  • URL |
  • あやっぺ #amXlFcx2
  • [ 編集]

お初です。

いや〜!!懐かしいです。
いつ見たんだか忘れましたが、幼少のみぎりにかすかに
記憶にあります。
驚きだったのは、ダイアポロンて2だった事とあんな不細工
だったことですな。
たしかシモンマサトさんが主題歌歌ってましたよね?
「U・F・Oがっし〜ん!がっし〜ん!」なんつって!
兄貴がラジカセをTVのスピーカに押しつけて録音してたら
親父がくしゃみ4連発してたの思い出します。
ビートンはあまり覚えてませんが、我が家でも意識的に
見れなかった気がします。足がないビートンの上に男の子
が乗って飛んでた位ですかね?安彦良和さんだったとは・・・
クムクムとかライディーンとか相当忙しかったんでしょうね。
長文ですいません。

  • 2008/08/29(金) 12:54:02 |
  • URL |
  • ちんねん #-
  • [ 編集]

2だったの!?

私は「ビートン」については全く知らないのですが、そのエロさは「くりいむレモン」みたいですね。こんなアニメがゴールデンだったとは凄すぎます。

逆に「ダイアポロン」の方が見たことを覚えてますね。確か3体合体だったような。ところで「2」ってついているって事は「1」があったのでしょうか。最初から「2」だたのでしょうか。謎です。

  • 2008/08/29(金) 21:41:24 |
  • URL |
  • りゅうせい #-
  • [ 編集]

ダイアポロンの超合金、まだ実家にあるはずです
年上の従兄弟のおさがりで超合金をいくつかもらったのですが、兄にはマジンガーで私にはダイアポロン、その他ライディーンなどは親父が持って行ったのを覚えています

・・・家族曰く幼い私がガンツ先生を執拗に勧める親父を無視して自らダイアポロンを選んだらしいのですが、全然覚えていません
ホント、なんで選んだんでしょうか

  • 2008/08/29(金) 22:50:16 |
  • URL |
  • tea #X.Av9vec
  • [ 編集]

MZ-700ユーザです

ダイアポロン。
足の部分の青いロボがウチにありましたよ。
やっぱりバラバラになって、ミサイルとかどっか行っちゃったなあ。
しかし、頑丈なおもちゃでしたね。ずっしり重かった記憶が。

  • 2008/08/30(土) 00:35:36 |
  • URL |
  • しろ #mQop/nM.
  • [ 編集]

>あやっぺさん
>ガキオヤジのプラモデル!!! あったんですね。素敵すぎます。むしろ欲しいですね。
数年前からヤフオクで回転寿司状態になっていますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
わたくしはガキおやじよりもネンネンたんのアクションフィギュアが欲しいです。給油ギミック付きのやつが。もちろんある訳ないんですが。

サンテレビのラインナップの狂いっぷりは特筆モノですよねー。わたくしが記憶しているだけで「赤き血のイレブン」「花のピュンピュン丸」「魔法のマコちゃん」とか
誰も知らないカルトアニメを垂れ流していましたよ。もう一度大阪に住みたいなあ。

>ちんねんさん
>驚きだったのは、ダイアポロンて2だった事とあんな不細工 だったことですな。
ダイアポロンは一度完結したストーリーをアクションシーンの追加で焼き直したものを「II」として放送したんですよ。のどかな時代というか何というか。

>たしかシモンマサトさんが主題歌歌ってましたよね?
わたくし、ダイアポロンの主題歌は今でも空で歌えますよ。大変キャッチーな名曲です。

>りゅうせいさん
>2だったの!?
wikiに詳しく載ってますよー。ストーリーの焼き直しで「II」とか「アクションシリーズ」とか謳う厚顔さはなかなか見られない荒業だと思いました。

>私は「ビートン」については全く知らないのですが、そのエロさは「くりいむレモン」みたいですね。こんなアニメがゴールデンだったとは凄すぎます。
それまでは「ドラえもん」のような良質なドタバタギャグアニメだったんですよ。ネンネンたんがエロ過ぎるんです。

>逆に「ダイアポロン」の方が見たことを覚えてますね。確か3体合体だったような。ところで「2」ってついているって事は「1」があったのでしょうか。最初から「2」だたのでしょうか。謎です。
そうです。ヘッダー・トラングー・レッガーの3身合体です。単体だとどれも弱そうなのが味わい深いですね。

>teaさん
>ダイアポロンの超合金、まだ実家にあるはずです
うわー凄いですねー。状態が良かったら相当な高値が付きますよ。

>・・・家族曰く幼い私がガンツ先生を執拗に勧める親父を無視して自らダイアポロンを選んだらしいのですが、全然覚えていません
>ホント、なんで選んだんでしょうか
わたくしも何でダイアポロンの超合金をあんなに欲しがったのか、未だに理解出来ません。
アメフト風味のデザインがツボだったのかなあ。

  • 2008/08/30(土) 00:43:01 |
  • URL |
  • みぐぞう #-
  • [ 編集]

>しろさん
しろさんのダイアポロンもバラバラになっちゃったんですかー。
やっぱり脚部の強度に問題があったんですかねぇ。
ミサイルも速攻で無くしちゃったもんなあ。

ちなみに何でわたくしがダイアポロンのおもちゃを買ったか、ちょっと思い出しました。
UFOに憧れる時期だったんですな。グレンダイザーのジャンボマシンダーも買ってもらったし。

  • 2008/08/30(土) 00:47:49 |
  • URL |
  • みぐぞう #-
  • [ 編集]

ガキオヤジプラモの頭身が高すぎるような気が…(苦笑)。
しかしロボッ子ビートンは早朝の再放送で見てたクチなんですが、
当時はやっぱりお子様だったからあまり気にしてなかったかも知れませんが、
今改めてみるとかなり恥ずかしい内容ですな。

まさに『ロリッ娘ネンネン』(マテ)

  • 2008/08/30(土) 19:25:06 |
  • URL |
  • 岩崎六時郎 #-
  • [ 編集]

>岩崎六時郎さん
仰られる通り、ガキオヤジの等身が高すぎて不気味なオーラを放っていますよね。
しかし、ビートンを再放送してたなんて羨ましいなあ。
わたくし、10年以上前に里帰りした時に「女王陛下のプティ・アンジェ」を再放送してましたよ。
今考えると、録画すれば良かったなあ。

>「ロリッ娘ネンネン」
それはヤバい。大変に。(ビデオテープを用意しながら)

  • 2008/08/31(日) 22:26:52 |
  • URL |
  • みぐぞう #-
  • [ 編集]

>「2」ってついているって事は「1」があったのでしょうか。
ああ、それ俗に云う「12ch再編集版」ですわ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/UFO%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%B3

少なくともブルマァク「だけ」はやる気があったようですが…

  • 2008/09/03(水) 01:57:08 |
  • URL |
  • センパイ。 #J1Gst3A6
  • [ 編集]

>センパイ。さん
補足説明ありがとうございますー。
そうなんですよ、「ダイアポロンII」は続編でも何でもなくて
シリーズの焼き直しなんですよね。
当時幼児だったわたくしでも「II」を見ていて「あれ?この話、前に見たぞ?」と疑問符でいっぱいでした。

  • 2008/09/05(金) 01:21:33 |
  • URL |
  • みぐぞう #-
  • [ 編集]

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