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2008-09-28 00:59 | カテゴリ:おすすめ漫画
今年の地獄のような猛暑も終わりを見せ、朝晩の涼しさに秋を感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

秋と言えばスポーツの秋や芸術の秋など色々あると思いますが、わたくし的には何といっても食欲の秋ですね。この季節のメシは何を食っても美味いんだよなあ。

おかげでわたくし、現在横方向にすくすくと成長しちゃっております。

そこで今回は「食キング」「喧嘩ラーメン」などのグルメ漫画でおなじみ土山しげる先生の異色作「喰いしん坊!」について語ってみたいと思います。
kuisinbo_hyosi.jpg

美味しいものを食べ歩く事が趣味の主人公「大原満太郎」。彼は先日のグルメ旅行でお金を使いすぎてしまって、給料日までの10日間を3千円で過ごさなくてはならないハメになってしまいました。
一日わずか300円。計画性が無いにも程がありますね。
manta.jpg

そこで彼は、たまたま通りがかった食堂でやっているイベントの張り紙を目にします。

「30分以内でカツ丼10杯完食した方、1万円進呈!!」

既に先客(大学の柔道部員)が挑戦していますが、5杯目の途中で無念のリタイア。次の挑戦者に出すトンカツが残り5枚しか無いので、次の挑戦者に限り「カツ丼5杯を15分以内で賞金5千円」というワンランク落ちた条件になりました。それでも相当に無茶な条件だと思うのはわたくしの考えすぎでしょうか。

そこで大メシ喰らいにも自信のある満太郎は、これで小遣いの足しになればと軽い気持ちで店の大食いイベントに果敢に挑戦して2杯のカツ丼をペロリと平らげますが、ギャラリーの一人であるカウボーイ風の怪しい風体の男から「大食いに体型に関係ない。だがあの男(満太郎)は成功せん!」嫌な予言をされます。
owarida.jpg

その男の言葉通り、満太郎が3杯目のカツ丼に差し掛かった途端にピタリと箸が止まってしまいました。
3haime.jpg

結局、カウボーイ野郎の予言通り、3杯目を食べる事が出来ずに2100円の代金を支払うハメになってしまいました。という事は10日間を900円で過ごす事になるのですが、そうなると一日わずか90円。一食あたりうまい棒3本で過ごす他ありません。

満太郎、社会人としていろいろとアウトですね。

そんな幼稚園児ばりの計画性の無さを持つダメ人間・満太郎を尻目にカウボーイ野郎は店主に言い放ちます。

「オヤジ!明日この時間挑戦に来る!用意しておいてくれ!」

後日、そのカウボーイ野郎の挑戦を見に行く満太郎でしたが、彼が店を覗いた時には挑戦は既に始まっており、20分経過の時点で7杯目のカツ丼を平らげている最中でした。

その結果、カウボーイ野郎は規定時間以内に10杯のカツ丼を見事平らげ、それを讃えるギャラリー一同。そんな中、一人の巨デブが店に乱入して来ます。
deb.jpg

「先輩の仇を取りに来たぜー!」

先日カツ丼10杯の大食いに敗れた先輩の敵討ちにやって来た巨デブ。先ほど錠二に賞金の1万円を持っていかれた店主はこれ以上挑戦成功されては店が潰れてしまうとばかりに巨デブの挑戦を渋ります。そんなドタキャンぶりにブチ切れた巨デブは店内の椅子を振りかざして大暴れの準備を始めてしまいました。

そこで仲裁に入った錠二が賞金を出して、「10分でカツ丼を何杯食えるか」の早食い競争を提案します。そしてその対戦相手に錠二が指名したのは満太郎。

その早食い競争で満太郎は何と巨デブに勝利してしまいました。
mi_zu.jpg

錠二いわく「奴(巨デブ)の敗因は朝食抜きと水のガブ飲みだ」との事。胃袋は体の中で唯一収縮する器官だそうで、朝食抜きなどをすると収縮してしまって食べ物が入らない。水のガブ飲みは食材を膨張させる働きがあるのでなるべく取らないのがベターなのだそうです。
ibukuro_01.jpg

こんなペースで既刊19巻分を紹介すると軽く半年ぐらいエントリーを続けるハメになりかねないのでここらで話を一気に端折りますが、巨デブを破った満太郎の素質を見込んだ錠二は満太郎に「食闘士(フードファイター)」にならないかと勧誘し、行きがかり上大食いコンテストに出場するハメになった満太郎に「西の刺客」と呼ばれるライバル達が現れます。

そんな「西の刺客」の卑劣な罠にかかってせっかくの大食いコンテストを棄権させられた満太郎は、己の甘さを痛感し、錠二の誘いも蹴った上に会社も辞めて孤高の食闘士(フードファイター)へと成長していくのでした。

大丈夫か満太郎(無職)。


さて、そんな卑劣な罠を仕掛けたOKFF(大阪食い倒れファイター)の面々は、どいつもこいつも具合の悪くなるような「邪道喰い」という必殺技を持っているのでここに主要な必殺技と共に紹介したいと思います。
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肉まんを餡と皮に分け、皮をドンブリに集めて湯をかけて啜り込む「ドンブリ喰いの安」
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鰻重に茶をかけて啜り込む「うな茶の三四郎」
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ステーキセットのライスと野菜をミキサーにかけて一気飲みする「スッポンのオクレ」
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特大ハンバーガー4個を圧縮して一口で食う「万力の政」
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ショートケーキをラップに包んでおにぎり状にして食べる「スイーツの桃子」

…ええとすみません。紹介していてちょっぴり吐き気に見舞われたのでこの位に留めますが、こういった強烈な面々と対決していく満太郎の戦いは、料理対決ばかりだったグルメ漫画に一石を投じている出来だと思うので皆様も一度は読んでみてはいかがでしょうか。

「邪道喰い」の汚らしさも含めて、読んでいて食欲が失せるグルメ漫画というのは相当に珍しいと思いますので。

ついでに指摘しておくと、錠二の「正道喰い」論では「水のガブ飲みは大食いの障害」と言ってますが、「食材を水にふやかしてかき込む邪道食い」をするOKFFの面々は、ひょっとしたら正道喰いをした方がよっぽど大食い出来ると思うのですが、どうなんでしょうね。

さて最後になりますが、本編でイマイチ影の薄かった大食い美人モデル「青葉菊子」さんの「寿司二貫喰い」の妙技を紹介して本エントリーを締めくくりたいと思います。
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…ああ、こんな素敵なお姉さんに、わたくしの胃袋以外の膨張する器官をほお張って欲しいものですなあ。(下品なシメですんません)


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