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2008-10-25 02:00 | カテゴリ:個人的偏愛ゲーム
皆様一週間ちょいのごぶさたでした。今回より個人的に大好きだったレトロゲームに関して新しくカテゴリを設けてみましたよ。どうかよろしくお願いいたします。

いやしかし、今回新規カテゴリという事もあって推敲しまくった結果、本文作成に4日を要してしまいました。もうちょっと要領よくエントリーを作成したいと思う今日この頃…

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さて、今を遡る事20年前の話ですが、カプコンからリリースされるアーケードゲームやファミコンソフトに於いて、妙に版権モノに力を入れる時期がありました。

そのタイトルをざっと列挙してみますと、「天地を喰らう」「ウィロー」「エリア88」「X-MEN」「ドカベン」「NEMO」等々ですが、当時からしても微妙にズレたラインナップは当時の少年たちを失笑させました。

まあ、日本国内でメインターゲットである少年たち向けのコンテンツ、例えば「北斗の拳」「ドラゴンボール」などのゲーム化してヒットしそうな版権は、既に他社が押さえているという状態でして、版権モノのゲーム化に関してはバンダイや東映動画に一日の長があったと評価すべきでしょうね。
ファミコンCMゲゲゲの鬼太郎
ファミコン・キン肉マン

ゲームのクオリティそのものについては目をつぶるとして。

ちなみにメガドライブ版「ストライダー飛竜」のテレビCMは上半身裸のイケメン外人3人が延々「ハッ、ハッハッハッ!」と声を上げるだけのシュールなものでして、当時見ていて大変度肝を抜かれました。
MDストライダーCM

話を元に戻しますが、そういった版権モノ路線に転向したはいいものの、微妙に出遅れたというか貧乏クジを引いた感のあるカプコンの版権ゲームですが、その中で、知名度のマイナーさでぶっちぎりのゲームがありました。

そのゲームの名は「キャディラックス・恐竜新世紀」。
キャディラックス0003

今回はそのマイナー版権によるマイナーベルトスクロールアクションゲーム「キャディラックス」について取り上げたいと思います。

原作はマーク・シュルツ氏の「Xenozoic Tales」を米国CBS放送がアニメ化した「Cadillacs and Dinosaurs」を元にしたものなのですが、そもそもマーク・シュルツ氏が描いたアメコミが本作1本の上に原作漫画もアニメも日本では一切出版・放送されなかった為に、日本国内での知名度といったら、ぶっちゃけゼロに近いという悲惨な状況でした。
アニメ版タイトル
ジャックさん
ハンナさん

なおかつ本作が発売された1993年というのは、同社が1991年に発売した「ストリータファイターII」が発端となった対戦格闘ゲームが大ブームになっていた時期でありまして、その間に発売されたアクションゲームはことごとく不遇の名作扱いになっているので、それらに関しては折を見て個別に特集したいと思います。「ウルフファング」「ナイトスラッシャーズ」「アウトフォクシーズ」「究極戦隊ダダンダーン」とかね。

さてこの「キャディラックス」ですが、同社が1989年にリリースして大ヒットを飛ばした「ファイナルファイト」の流れを組むベルトスクロールアクションでして、レバーを同方向に2回入れる事によって出来る「フリーダッシュ」や使用出切る武器の豊富さから、「ファイナルファイト」の続編というよりも、同社が1991年に発売した「キャプテンコマンドー」の流れを汲んだゲームというのがより正しいのかも知れませんね。
CAP0016.png
CAP0000.png

体力値の少なさや難易度の高さ、殴りゲーとしての爽快感にいまいち欠けていて「ファイナルファイト」ほどのヒットは飛ばせなかった「キャプテンコマンドー」でしたが、今回の「キャディラックス」ではそういった部分をきちんと改良した部分は特筆すべき事項でしょう。

ストレスを感じさせない操作感覚や、痛快な打撃音。カプコンらしい美麗なグラフィックに、当時としても出色の出来だった熱い音楽は今でもゲームミュージックファンの間で「隠れた名曲揃い」と非常に高い評価を受けております。

カプコンのアーケードゲームはこの時代からQサウンドを搭載しておりまして、それまでのタイトルに比べて非常に広がりのある音色が特徴的でしたね。


本作のストーリーですが、「舞台は天変地異によって恐竜が人間と共存するようになった26世紀。 恐竜を狩り集めようとする密猟者・ディノハンター達を相手に4人の戦士が闘いを繰り広げる。」というものでして、雰囲気的にはタイトーが1990年に発売した怪作ベルトスクロールアクションゲーム「ルナーク」と似たようなものが漂います。
キャディラックス0004
キャディラックス0005
キャディラックス0006
キャディラックス0008

ちなみに「ルナーク」の狂ったファクターとして有名なのが「自然と動物を保護する為なら、敵の人間どもなんざ皆殺しで構わねえ」というものでして、ボディコン姉ちゃんの集団をロケットランチャーで全身バラバラに吹き飛ばしてもオールオッケーという目的と手段が逆転したような環境カルトぶりは「こいつら本当に大丈夫か」という無駄な恐怖心をプレイヤーに植えつけてしまいました。
runark.png

メーカーは違いますが、この狂ったファクターは本作「キャディラックス」でも脈々と受け継がれておりまして、「恐竜さえ保護出来れば、敵の人間なんざどれだけブッ殺しても構わねえ」とばかりに車で轢き殺したり、手榴弾で敵をバラバラの肉塊にした挙句に(飛び散る破片の中に眼球が混じっているのがまたグロい)「ガッチャ!」とか「ブラボゥー!」とか叫ぶのはいくら何でもマズいだろうに。敵キャラクターに女性がいないのがせめてもの救いですが。
ブラボー
キャディラックス0027

話をゲームシステムに移しますが、ぶっちゃけ本作は同社の同ジャンルと比較して良くも悪くも大味さが際立っている作品でして、体力大幅回復アイテムがボス戦直前に出ない癖に何故かステージ開始に2つも置いてあったりする意味不明なアイテム配置もさる事ながら、緻密なパターン構築や小難しいテクニックを覚えなくてもダッシュ攻撃を出していれば基本的にオッケーというカプコンらしくない豪快さは非常に珍しいと思いますので、機会がありましたら是非とも一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
キャディラックス0015

キャディラックス0019

版権のややこしさから家庭用に移植される事も無かった上に当時でもドマイナーゲーム扱いだった為、今プレイ出来るのは奇跡に近いものがありますが。

さて最後になりますが、プレイヤーキャラの中で一際異彩を放つ風貌の通称「超人ハルク化したまことちゃん」ことメス・オブラドビッチさんの奇怪なモーションと頭の悪いセリフを紹介して本エントリーを締めくくりたいと思います。
メスさん0014
メスさん0129
メスさん0134
メスさん0138
メスさん0139
メスさん0154
メスさん0167

本作がヒットしなかった真の要因は、彼の特殊すぎる風貌によるものかなあと思ってしまうのは、わたくしの気のせいでしょうか。

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