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2008-12-23 22:13 | カテゴリ:ゲーム
今から時を遡る事31年前の1979年。タイトーから発売された「スペースインベーダー」の大ヒットによって、第一次アーケードゲームブームというものが巻き起こりました。
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この時に、同業他社からさまざまなコピーゲーム・マネッコゲームが当たり前のように発売される中、同年にナムコから発売された「ギャラクシアン」は、それまでのゲームの常識を覆すほどのハード・ソフト技術の高さと完成度を兼ね備えていた名作だったのですが、当時のお行儀の悪いハゲタカのような業界連中によって、あっという間に解析されてコピーされまくってしまいました。
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名作ゲーム漫画「ゲームセンターあらし」の中でも「ギャラクシアン・パートII」という名で紹介されたゲームが、実は続編でも何でもなくて日本物産が「ギャラクシアン」をコピーして中身をちょっといじっただけの「ムーンエイリアン」だったりするように、当時の業界はコピーとパクリと欲と金にまみれたドロッドロの状態だった事が推察されますね。
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ちなみに無名のコピー業者から「ギャラクシアン・パート4」とか「ギャラクシアン・パートX」とか出されまくったナムコはとうとうブチ切れて、マネッコゲームを著作権法違反で訴えたのですが、その訴えられたゲームがよりによって似ても似つかぬ「コスミックエイリアン」だったりしたのは、一部の失笑を買いました。
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そういえばエポック社の「ギャラクシアン」「スーパーギャラクシアン」はナムコの許諾を受けているのかと、いらぬ心配をしてみたり。
懐かしいテレビゲームのCM集5!!.flv_000004466
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なんかギャラクシアンの話に夢中になってしまいましたが今回のエントリーで語りたいのはそっちではなく、そんなカオス状態であった日本のアーケード黎明期に於いて、「ゲームバランス」という概念が曖昧だった時代に輩出された破天荒ゲームを3作品ほど紹介したいと思います。

■サタンオブサターン(1981/SNK)
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ゲーム自体はよくある固定画面シューティングなんですが、特筆すべきは画面下の残機表示システム。自機のストックが画面中央のお立ち台に鎮座しており、敵がお立ち台のストックを攻撃すると大爆発してしまいます。もちろんプレイヤーの防御手段なんてありません。敵がそこを攻撃しない事を祈るのみでございます。

「スペースインベーダー」のインベーダーが最下段に下りると侵略されたとみなしてゲームオーバー・「タンクバタリアン」の司令塔が破壊されるとゲームオーバーというフィーチャーが存在していますが、プレイヤーの技術介入もへったくれも無く、「そこに攻撃されない事を祈るだけ」というゲームシステムは余りにも革新的すぎて、追随するメーカーはとうとう現れませんでした。

■バトルクロス(1982/大森電機)
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ゲーム自体はよくある固定画面シューティングなんですが、特筆すべきは破綻しきったゲームシステム。
自機のショットが思うように発射されないのは置いておくとしても、ゲーム開始と同時に10機の敵編隊がV字を描いて突進→バカでかい自機に体当りされて1ミス、所要時間は数秒という壮絶な光景はインパクト抜群でありました。
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この衝撃はファミコンで発売された「トランスフォーマー・コンボイの謎」とどっこいな物がありますが、走ればオッケーの「コンボイ」に比べて、固定画面ゆえ逃げ場が無い「バトルクロス」の方が終わってると思うのですが、いかがでしょうか。
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ちなみに本作「バトルクロス」は、当時「マイコンBASICマガジン」誌上に於いてボロッカスの評価をもらった事を付け加えておきます。

■タイムリミット(1983/中央リース)
同年にタイトーから発売された「エレベーターアクション」みたいなものを目指そうとして 何一つ目指せなかったキワモノアクションゲーム。
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1分の時間制限の間に何をすればいいのか全く理解出来ない上に、そこまで生き延びる事すらほぼ不可能なゲームバランスは ハード性能の貧弱さと「思いついたものを全部いれてみました」という闇鍋チックなゲームバランスの賜物でしょうか。

ちなみに本作はディップスイッチの設定によって「無敵モード」が設定出来るのですが、敵の攻撃に対して無敵なだけで、エレベーターから落っこちる・振り子に頭をぶつける・時間切れになる等であっさり死亡してしまう為、余り意味を成しませんでした。
特にエレベーターへの乗り降りに関しては、メチャクチャなスピードで上下するエレベーターの床面きっちりで乗らないと、エレベーターの床板を突き抜けて転落死しちゃいます。

マイミクさんのお話だと、こんなゲームでもスコアをカウンターストップしてしまうまでプレイする猛者がいらっしゃるみたいなんですが、それって普通に超人だと思います。

さてさて、いかがだったでしょうか。
黎明期ゆえゲームバランスが手探りだった時代の黒歴史ゲーム。今ではプレイする事すら困難ですが、記憶の片隅にでも留めて頂ければ幸いです。

現在ではゲームバランスに関するノウハウも蓄積されてきた為、こんな破天荒なゲームはそうそう出ないでしょうから。

…そう信じていた時がわたくしにもありました。
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