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2009-03-15 17:21 | カテゴリ:ゲーム
前回の次回予告から結構な間が空いてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたくしはと言えば、本エントリーを半分まで完成させたところでうっかり書きかけのドキュメントを削除してしまいまして、数日間部屋の隅っこでメソメソ泣いておりました。

とりあえず一からこうやって書き直している次第ですが…

さて、気を取り直して話を続けます。今から19年前の事ですが、わたくしが進学の為に大阪に上京した1990年。学校が大阪界隈にあった事もあり、田舎から上京して遊びたい盛りのわたくしは青春時代の大半を梅田周辺で過ごしておりました。

といいましても、既に取り返しの付かないゲームオタクと化していたわたくしは、遊びの大半を古本屋・ゲームセンター・本屋・CDショップ・中古ゲームショップ巡りというどうしようもないインドアライフで過ごしていた訳なんですが。

それまでスーパーのゲームコーナーしかゲームをプレイする環境が無かったド田舎在住のわたくしにとって、それまで雑誌でしか見た事の無かった最新ゲームやマイナーゲームがそこかしこにあるゲームセンター巡りは大変楽しいものでして、暇さえあれば梅田界隈にあるゲームセンターを探し歩いておりました。

そんなゲーセン発掘をしていたある日、一軒のゲームセンターに巡り合う事となります。

風俗店のサンドイッチマンや客引き、スナックやエロ本のやけに充実した古本屋が並ぶ大変カオスなアーケード街の片隅にぽつんと佇んでいる寂れたゲームセンターに。

タバコのヤニで煤けた内装と薄暗い照明の店内には「クラックス」「アウトゾーン」「エスケープキッズ」等の微妙にマイナーなゲームが鎮座しており、独特な居心地の悪さを醸し出しておりまして、その居心地の悪さに拍車をかけるかの如く、店内の片隅には「ロイヤルマージャン」を改造した怪しげな脱衣麻雀がズラリと並んでおりました。
妖しい筐体
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ここでロイヤルマージャンについて簡単について説明しますと、1980年代前半アーケードゲーム史に於ける黒歴史「ゲーム賭博」に使われまくった大変ギャンブル性の高い麻雀ゲームでして、当時一日で数十万ペロッと余裕で負けられるえげつないギャンブルとして社会問題になった事のあるいわくつきのゲームだったんですよ。

こんなゲーム機を相当数揃えているって事は、多分ゲーム賭博からリニューアルした店だとは思うのですが、当時から20年近く経過した今となっては真相は闇の中だったりするのですが。

そんな違法ギャンブルに使われた荒いゲーム性を持った基板を改造して造られた脱衣麻雀ですから、一筋縄で済むはずがありません。

具体的に言うと、とにかく勝てない・アガれない。

当時の持ち点方式の脱衣麻雀ですと1プレイ100円としても数千円も注ぎ込めばご褒美シーンは最後まで見られるものと相場が決まっておりましたが、このクレジットベット方式・なおかつロイヤルマージャンの改造物は設定如何によっては数万円を注ぎ込んでもご褒美シーンを最後まで拝めないという凄まじさ。

今となっては、時代遅れのハードで描かれたへたれ絵にしか見えないかも知れませんが、薄暗い店内で古ぼけたテーブル筐体のモニターからぼんやりと浮かび上がるギャル絵は他のどのエロ媒体でも再現出来ない独特の淫靡さと危険さに満ち溢れており、今でもその妖しい輝きは色褪せる事は無いと思うのですが、いかがでしょうか。
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当時、貧乏学生だったわたくしは食費を削って果敢にアタックし続けた訳なんですが、連日数千円を飲み込まれては泣きながら帰宅する日々を過ごしておりました。

結局、「店で勝負するよりも、ゲームそのものを買った方が安くつく」という結論に至ったわたくしは、あちこち探しまくって基板を手に入れて狂ったようにプレイし続けたのですが、そこで得られた攻略法は「大負けした客の後を狙え」という確率論をかじった事のある人ならば爆笑するような内容でした。

実はこの手のクレジットBET式の麻雀は、ペイアウトが最高の設定にしていると一定のコインを飲み込んだ後に、意図的に確率の揺り戻しがされるようにプログラムされていたんですね。

…つまり、当時貧乏学生だったわたくしがゲーセンでなけなしの生活費を切り崩して突っ込んだお金は、見知らぬ誰かの御褒美の土台になっていたと思われる次第でして、思い出すだけで泣けてしまいますね。

そこで今回は、そういった哀しい思い出の詰まったロイヤルマージャン改造物の脱衣麻雀について個別に取り上げてみたいと思います。
尚、「アマンドピンキー」「麻雀スタジオ101」「わたしはすずめちゃん」「どんでん麻雀」につきましては過去のエントリーで取り上げておりますので、よろしければそちらも是非。

■麻界雀
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1987年にダイナックスから発売された作品。クレジットベットが上がるごとにタイトル画面が崩壊していくのに底知れぬ不安を抱きますが、これって一体何故なんでしょうか。なんか裏で操作されているみたいで大変気味が悪いですね。
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本作のサービスシーンは「麻雀スタジオ101」「アマンドピンキー」に代表される過激さや狂気は無く、シャワーで洗い流される泡は最後まで局部を隠したままですが、薄暗いお風呂場で恍惚の表情を浮かべながらシャワーを浴びる名無しギャルにソープランドを連想させる淫靡さを感じるのはわたくしだけでしょうか。

ちなみにご褒美シーンのラストは賭け点アップのミニゲームで5点を取らないと拝む事は出来ません。最後の最後で運任せとは、大変やり口がえげつないですね。
ちなみにマイミクのぜくうさんさんにも指摘されましたが、このシャワーは立って使えないと思うのですが。


■麻雀・大車輪
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1989年にベストシステムから発売。ひらがなの朴訥としたフォントや殺伐とした効果音にダイナックス製品・それも「麻雀デリンジャー」の臭いがプンプンするのですが、写実調なギャルのグラフィックや漢字のフォントからビデオシステム辺りが偽名で作ったと思われます。
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清楚な白のワンピース姿のギャルはなかなかそそるのですが、健康的な雰囲気とは裏腹に翳りのある表情と、脱衣していくごとにうなだれていくさまはプレイしていて沈んだ気持ちにさせられますが、よくよく考えるとギャンブルの負けた代償として服を脱ぐのだから、こうした方がリアリティがあるのかも知れませんね。多分無駄なリアリティだとは思いますが。


■麻雀クラブ
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以前のエントリーにも触れたかも知れませんが、XEXと書いてエグゼクスと読む独特の社名ばかりが印象的な作品。私事で恐縮ですが、このゲームは当時からずっと探していて先日やっと基板を入手出来たのですが、この前家の押入れを漁っていると「麻雀クラブ」のサブボードが3枚ほど出てきました。多分他のロイヤルサブボードをまとめ買いした時に混入していたと思われるのですが、灯台下暗しとはこの事ですね。ああ情けない。
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ご褒美シーンは名無しギャルがプレイヤーを誘惑して、ひとりエッチを始めるというなかなかに過激な内容ですが、表情の端々から不気味テイストが溢れていて全くそそらないのが素晴らしいですね。

ニヤリ
うえーん
↑拡大してみました

発売年にも1986年近辺とMAMEではされていますが、詳細は不明。他に同社名義で製作されたゲームも無い事も踏まえて謎に包まれていますが、ゲーム内容・サウンド・グラフィックの全てがどう見ても「麻雀スタジオ101」の流用だったり、その割に微妙なへたれ絵テイストが混入していたりとダイナックス純正の開発では無いのかも知れません。多分、どっかのコピー業者が作ったのかなあ。

さてさて、エントリー作成に4日を費やすという難産エントリーでしたが、いかがでしたでしょうか。

先ほどgoogleのストリートビューとテナント情報で調べてみたところ、あのへんのゲームセンターは全てUFOキャッチャーやメダルゲームが幅を利かしていて当時の面影は全く無くなってしまいましたが、大阪のどこかにまだ見ぬ昭和の面影を残したゲームセンターが存在している事を祈りつつ、本エントリーを締めくくりたいと思います。

…と、綺麗にエントリーを締めくくったと思ったのですが、若杉直美さんのブログにて物凄い物件を発見。

「娯楽センター今池コンパ」

今池コンパ

噂に寄ると、店内のゲームは麻雀しか置いていないらしいのですが…やっぱり大阪はカオスすぎると思いました。


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