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2009-12-16 23:17 | カテゴリ:おすすめ漫画
今から14年前の1995年。ユニバーサル社から発売されたパチスロ機「クランキーコンドル」は、「目押しが完璧で、最低設定の1さえ掴まなければ日当が出る」という技術介入による攻略効果の高さと秀逸なゲーム性によって若者スロッターより絶大な支持を受け、その後も「レッツ」「タコスロ」「ハナビ」「サンダーV」等の名機をリリースして「技術介入機」の一時代を築き、その後10年近くものパチスロブームを巻き起こしました。
パチスロ クランキーコンドル リーチ目

そんな「打ち手にとって甘かった」時代は、現役スロプロの射駒タケシ氏やしのけん氏の回顧録にも登場するほどです。
打ち手のレベルが低かった

ルパンは激甘



コンドル・タコスロの末期
設定1でも勝てる状況

その後も「大花火」「ガメラ」といった大量獲得機、「獣王」「アラジンA」「サラリーマン金太郎」といった爆裂AT機、「北斗の拳」「吉宗」という爆裂ストック機などの機種は、今でも「名機」と多くの人に愛されました。

菱松
大花火・二確目
リプレイじゃないよこのやろー
1G連確定


そんな空前のパチスロブームによってパチスロ漫画雑誌も続々創刊され、出版社はこの世の春を謳歌しておりました。

そんな熱狂状態の中で「パチスロパニック7」誌は豊富で正確な情報に裏打ちされたリアリティと漫画としての面白さを両立した漫画「アドリブ王子」「パチスロひとり旅」の大ヒットを飛ばし、一躍パチスロ漫画界トップの座を獲得するに至りました。
パチスロひとり旅
王子2万枚オーバー

そんなパチスロ漫画バブルに便乗しようとばかりに乱発された雑誌の多くはそれなりの体裁を保っておりましたが、編集部の知識がいい加減な所の雑誌ですと、実践漫画を売りにしている割に液晶演出やリールの出目がデタラメで有り得ないリーチ目が出ていたり、さらにひどい雑誌になると技術介入を真っ向から否定したり沖スロはオバ打ちが基本

読んでいて何もタメにもならないオカルターの戯言が平気で羅列されていたりしていたものでした。

ひたすら花が光るのを祈って

これっておもしろいの?



それはさておいても、そういったパチスロ漫画雑誌の表紙に踊る「爆裂」「激アツ」「万枚」「常勝」といった景気のいい文言が飛び交う状態とは裏腹に、地元のホールのボッタクリ度の高さに辟易していたわたくしは、うちの地方はクランキーコンドルのリプレイ外しをしただけでゴト師扱いされて事務所に連行されそうになった奴や、「大花火は設定1でもフル攻略なら機械割100%オーバー」の記事を信じて、一ヶ月のバイト代7万円を一日でスッた奴をリアルに知ってんだよ!雑誌だからって適当な事書いてんじゃねえ!」と憤慨していたものでした。
大花火・攻略機械割

ちょっと生々しい話になりますが、いわゆるパチンコ・パチスロ雑誌にとってのエンドユーザーというのは、あくまでもパチンコ・パチスロ台を製造・販売するメーカーやパチンコホールの為、本来のお客様である打ち手では無いのです。

だからこそ、鳴り物入りで登場したのに物凄い勢いでコケた台でも「機械割が低いという事はホールで高設定が大量導入されそうですね!」「設定1でも4000枚出てるじゃないですか!一撃の夢がありそうですね!」などと「愛少女ポリアンナ物語」のポリアンナばりの良かった探しで褒め殺しにする太鼓持ち漫画が掲載されていたりする訳なのです。
愛少女ポリアンナ物語

ちなみにパチンコ漫画に於いてはもっとひどい状態でして、全く根拠の無いデタラメな立ち回りをコピー絵の切り貼りで10年以上も垂れ流し続けた挙句に近年では大当たり確率 1/397.18という刃物のようなバクチ台の「CR牙狼」をお座り一回転で当てるだのと言い放つ頭のちょっとアレなひとが未だに業界の重鎮としてデカいツラをしている辺りに、パチンコ・パチスロ漫画の暗部が凝縮されている訳なのですが。
牙狼は1回転当たりが多いw
牙狼は560回転前後が良く当たる
お腹いっぱいプレミアづくし



とまあ、プレミアづくしどころかデタラメづくしのパチ・スロ漫画の多さに辟易していたわたくしは、ある日一冊のパチスロ漫画誌に連載されていた漫画に出合いました。

その漫画のタイトルは「スーパーパチスロ777」誌に連載されていた「鬼畜流ディープスロット」。
ディースロ表紙

原作に電波系ライターの村崎百郎氏、作画にレディースコミックの女王・森園みるく氏という異色のタッグで綴られた本作は、「糞台の悪口は書かない」「ホールに都合の悪い事は書かない」という他のパチスロ誌でタブーとされていたテーマに真っ向から挑んでおり、よくもまあこんな過激な漫画が連載されたもんだと感嘆せずにはいられません。

この漫画は掲載第一話からフルアクセルでブッ飛ばしておりまして、どのパチスロ漫画誌も触れなかったタブーにいきなり斬り込むありさま。

子役狙いも実践してリーチ目も暗記しているのに、パチスロで勝てないと嘆く森園みるくさんに村崎氏は開口一番、「攻略誌で台の研究をするのもイイが、「台」と闘っているうちはまだまだダメだ。「台」の背後にある「店」意識して闘わなければ話にならないね」「まずはパチンコ店への意識を変えなければダメだ!」初期「美味しんぼ」の山岡士郎ばりの毒舌が冴え渡ります。
野犬・山岡

これはわたくしがつらつらと説明するより、本編のコマを直接見て頂いた方がよりインパクトを感じると思いますので、まずはこれから。
普通のお店屋
心の目で正しく見れば
パチンコ屋は妄想商売
悔しがり方がたりねえ
提灯記事
ナメた記事書いてんじゃねえ

業界のタブーを初手から踏み散らかしまくった爆弾発言の羅列は今見てもインパクト抜群だと思うのですが如何でしょうか。

元々、村崎百郎・森園みるく両氏ともにパチンコ業界の人間では無い為がゆえに、ここまでフリーダムな発言が許されたのだと推察しますが、何はともあれこの痛快極まりない内容はわたくしのハートをガッチリ掴んで離しませんでした。

ところが、本作は漫画に十分なストックがありながらも、第二巻が発売される事はありませんでした。恐らく色々なオトナの事情があったものと推察するのですが。

しかし、掲載誌の「スーパーパチスロ777」誌は、そんな不遇の名作「鬼畜流ディープスロット」の魂を受け継いだかのような漫画が散見されるので、ここにざっと紹介しておきます。

まずは正統派スロプロとしての立ち回りが大変参考になる畠山耕太郎&ガリぞう両氏の「プロスロ~パチスロで勝つ為の王道~」、
ガリぞうプロの立ち回り

あぎじゅんこ&しのけん両氏の「終わりなき稼動道」、
しのけんさんかっけー

スロプー・ヤマイシさんの立ち回りが光るカワサキカオリ氏の「ジャグってますか!?」
こんなん違う
ヤマイシさんかっけー



釘も見ずに爆裂を夢見てカネをジャブジャブ注ぎ込む客と、そんな極悪釘での営業を平気で行うホールを痛烈に批判した原作・峠比呂氏、作画あまのよ~き氏による「あかり Don't mind」。

今の客はボーダーなんか気にしない

ジジババはカモ
今のでじぱちは好きになれません
あんまり台を見てない人が多い

実践は基本的に泥酔状態で行い、業界のタブーを大々的に暴露する立沢直也氏の「秒殺!千円ちゃん」
あわれなスロ中毒者
ガンダムIIIの事ですね、わかります
糞台を糞台って言える自由

ほのかな萌えエロ描写と頭のおかしいスロッターという狂ったコラボが絶品な菅野航氏の「めちゃ×2ツイてる!」
5号機になってから勝てない
お金すいとりマシーン
本番強要演出

巫女さんひんむき
シスターひんむき

レギュラーボーナスが出ているぞ
お前らのレバーはどうなんだよ

…などなど、大変バラエティに富んだラインナップですので、書店で見かけた際には是非とも読んでみてはいかがでしょうか。
わたくしの近所では、ここ最近どこの書店も取り扱っている様子が無くて休刊の臭いをビンビン感じるものですから。

作家陣も安達拓実氏・あまのよ~き氏・松本耳子氏と大変美少女色の強い本誌、このままではヤクザ劇画誌から美少女雑誌にトランスフォームした「漫画ばんがいち」の二の舞になる危険性に満ち満ちておりますので。
漫画ばんがいち

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