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2010-02-13 15:33 | カテゴリ:ゲーム
先日K-HEXさんの「懐かしの音でも聴きながら…」の記事を見ていると、何だか聞き覚えのある「♪ぴぴぽぴっぽっぽ、ぽぴぴぽ」というフレーズが。


lipps inc の「Funky Town」という曲らしいのですが、すみません、わたくし原曲もバンドも知りませんでした。

ではどこでこの曲を聴いた事があるのかといいますと、わたくしが偏愛してやまない太古のパソコン、シャープのMZ-2000用のゲームとして今は無き「マイコンBASICマガジン」に投稿された「パック&パック」というゲームの曲だったのでした。

■テキストリンク
パック&パック‐ニコニコ動画(9)

どうでもいいんですが、同時期に小学館の「ポプコム」誌でFM-7用にそっくりなゲームが出ていましたがどっちがパクッたインスパイヤしたんでしょうか。


ここで久しぶりにレトロマイコンへの偏愛が爆発してしまったわたくし、魔窟である自室の押入れを漁っていると、経年劣化でボロボロになった「MZ-80B活用研究」(電波新聞社刊)などの古文書が発掘されました。
80B活用研究

この本の何が凄いかというと、1980年代初頭に一世を風靡したハドソンソフトの市販ゲームのプログラムリストが37本も掲載されているんですよ。

つまり、当時ゲームの販売価格が1本あたり3000円もした時代、自分でプログラムを入力する手間さえ惜しまなければ事実上タダ同然で20本近くものゲームがタダで遊べるワケです。

ちなみに電波新聞社とハドソンは当時から非常に仲が良く、ハドソンソフトの開発したゲームは電波新聞社のマイコンソフトブランドとして通販を請け負っていたという事もあって、こうやって賞味期限の切れたゲームのプログラムリストを収録した書籍の出版に踏み切ったと推察するのですが。

私事で恐縮ですが、当時の「これからはマイコンが使えない人間は社会から置いてけぼりにされる」という半ば恫喝じみたマイコンブームにまんまと乗せられたうちの親父は、その審美眼の無さっぷりを発揮してシャープのMZ-2000を購入してしまいました。

おかげで実用ソフトはおろか、ゲームソフトにすら事欠く始末。それを気の毒に思った電気店はサービスにゲームソフトを何本もおまけに付けてくれたのですが、そのゲームのほとんどがハドソンソフトのゲームだったのです。

当時小学生だったわたくしは、補導員に怯えながらゲームセンターに行かなくても家庭で思う存分ゲームが出来る喜びに打ち震えていたのですが、その時から「何でハドソンのゲームは変なゲームばかりなんだろう」と疑問に思っていたのでした。

例を挙げますと、「あなたは迷路から脱出しなければなりません。けれども腹が減る。そこで迷路に点在しているミソラーメンを食べて空腹を凌ぎながら迷路を脱出して下さい」という内容の「ラーメン入り三次元迷路」、
ラーメンがあった!食べよう!
「コウノトリがポロポロ赤ちゃんを落とすので、産科医師のあなたは落ちてくる赤ちゃんを上手にキャッチして下さい。悪魔の赤ちゃんは地面に叩き落して下さいという内容の「キャッチベビー」などなど。


■テキストリンク
カオスなマイコンソフト「キャッチベビー」‐ニコニコ動画(9)

実はハドソンソフトの開発チーム「ミソラーメングループ」の作品はどこかネジの外れたフリーダムなゲームを一貫して作り続けており、MZ-700用のテスストキャラクターだけで作られた脱衣ゲーム「野球拳」や、「カンニングしまくる生徒をどついて注意する」「カンニング大作戦」など、良く言えばオリジナリティ溢れる、悪く言えば開発者のおかしなセンスが溢れたゲームが目白押しだったのです。
ハドソンの人たちとオヅラさん

MZ80Kモンタージュ
野球拳MZ-80K

深刻なソフト日照りゆえ、そんなおかしなセンスのゲームばかりを遊ばざるを得なかったわたくしは、おかげでこんなおかしな人間に成長してしまいました。

これでは余りにも悔しいので、皆さんにもその狂気をお裾分けしたいと思います。文章だけではアレなので、今回は4作品を動画として収録してみました。


ちなみに過去の紹介記事はこちら。↓
パクリ企画「MZ-2000おもしろゲームソフト紹介」

あなたの知らないハドソンソフトの世界

■君はターゲット!
君はターゲット
■テキストリンク

君はターゲット‐ニコニコ動画(9)

1981年にハドソンから当時のマイコンMZ-80Bに発売されたソフト。
ゲーム読み込みが終わるとカセットテープが自動的に巻き戻されたり、ゲームオーバーの瞬間に「ブーッ!!!!」とけたましい音が鳴り響いてカセットデッキのフタがバゴォッ!と開くなど、余計なギミックも盛り沢山。

最終面のランダムに降り注ぐレーザーの攻略法は「運」のみというスパルタンなゲームバランスは今でもトラウマ。

これ、成功しても帰り道があるんだぜ。


この最終面はのちにスーパーカセットビジョンの「ルパン三世」に似た様なシーンがありましたが、いわゆるインスパイアと悩んだ時期がありましたが、どうでもいいですね。

■エスケープ大作戦
エスケープ大作戦

■テキストリンク
エスケープ大作戦‐ニコニコ動画(9)

1981年にハドソンから当時のマイコンMZ-80Bに発売されたソフト。「新入社員とおるくん」をマイコン向けにアレンジ移植(もちろん非公式)したっぽいゲーム内容ですが、その前に同社からMZ-80K用に発売された「カンニング大作戦」の続編っぽいんですよねえ。今回は彼女とエスケープ成功とエスケープ失敗の2パターンを収録。ハドソンの作るアスキーアートの女性キャラは何であんなにエロいんだ。

■テキストリンク
カンニング大作戦‐ニコニコ動画(9)

■宇宙大戦争・テキサスエリア
テキサスゾーン

■テキストリンク
非公式ガンダムゲーム「テキサスエリア」‐ニコニコ動画(9)

1981年にハドソンから当時のマイコンMZ-80Bに発売されたソフト。起動戦士ガンダム37話「テキサスの攻防」を下敷きに作られたのですが、発売段階になって「やっぱサンライズの許可取らなきゃマズいわ」とオトナの判断が働いたのか、TYPE-Dという敵モビルスーツの名前は頭文字を取って「大魔神」という設定になってしまいました。
大魔神

おまけに「テキサスゾーン」「宇宙大戦争」などとゲームのタイトルがコロコロ変わる辺りにハドソンのあわてぶりが滲み出ていて、大変味わい深いですね。

■医は算術なり

■テキストリンク
医は算術なり(善良な町医者編)‐ニコニコ動画(9)

1981年ぐらいにMZ-80B用に発売された衝撃の病院経営シミュレーションゲーム。求人広告費用をケチるとブスな看護婦しか集まらない患者は薬漬けの程度次第で利益が上がるが、やり過ぎると医療事故を起こして数千万の賠償金をふんだくられる等、物凄く不謹慎なゲーム。

泥棒に入られたり看護婦が病院の金を持ち逃げしたりで数千万の損失が出たりする非現実さの割に、来院したヤクザが治療費を踏み倒したり病室を破壊しても数十万の損失で済むというバランスのおかしさも割と必見かも。

悪徳経営してみました↓

■テキストリンク
医は算術なり(悪徳医者編)‐ニコニコ動画(9)

以上、いかがだったでしょうか。近年のゲームには無いフリーダムっぷり、少しでも味わって頂ければ幸いです。

この面白さを少しでも今の人たちに知ってもらう為に、wiiのバーチャルコンソールなんかで販売すると面白いと思うんですけどね。

どうですか、ハドソンさん。初心に戻ってこういうゲーム、再び作ってみませんか。テキストキャラの野球拳とか。
MEGUMI.jpg


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