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2010-12-01 00:30 | カテゴリ:ゲーム
皆様大変ごぶさたしておりました。
エントリー構築に半月以上もかかってしまいましたが、やっとこ完成です。
では、先日行われた小田原「懐かし横丁オフ会」レポートをお届けしたいと思います。お楽しみ下さい。


さて、オフ会前の宿泊地・東京での一夜も無事に終え、いよいよ神奈川県小田原市に存在するレトロゲームの聖地「懐かし横丁」さんへの遠征となります。
小田原「懐かし横丁」.flv_000002069
小田原「懐かし横丁」.flv_000022055

実は今回の旅行はこちらでのオフ会がメインでして、今回のオフ会に参加されるメンバーはゲーム開発者さん・有名な基板コレクターさん・スコアラーさんなどなどそうそうたる顔ぶれ。

そして小田原オフ当日。
東京の宿はアクセスの利便性を考えて品川のホテルに泊まったので、朝7時過ぎに起きて特急踊り子号で小田原駅まで1時間ちょいの移動の当日。
見知らぬ街での目覚めという、ちょっとした非日常を感じながら秋の朝特有のひんやりとした空気を味わいつつ、品川駅のホームに入り、駅弁とお茶を購入して特急列車に乗り込みました。
185系特急踊り子HD車窓 東京~伊豆急下田1_5(鉄道唱歌付).mp4_000001468

心地よい揺れと、軽やかなモーター音。カタンコトンという規則正しい線路を走る音。
車窓

窓際の席で柔らかな日差しを浴びつつ、車窓から流れる見知らぬ風景をぼんやり眺めながら素朴な幕の内弁当をちょぼちょぼ突付きながらお茶をチビリチビリ。



一人ぼっちの旅を味わい、デスマーチでギスギスしっぱなしの会社の事や、小言ばかりの家族、可愛いけど手のかかるチビ助などの「日常のしがらみ」の触手からじわじわと開放される感覚にしみじみ浸っておりました。…ああ、いいなあ、こういうのって。

さて、そうやって一時間ちょいの鉄道旅行も目的地の小田原駅に到着しておしまいとなりました。小田原駅
ここで箱根登山鉄道に乗り換えて一駅。「懐かし横丁」最寄り駅の「箱根板橋駅」に到着。
箱根板橋駅



駅から懐かし横丁までの道のりを歩きながら今回このオフ会に参加した目的を自分の中で繰り返し確認しておりました。

それは、実際にゲーム開発者さんや業界筋の人の意見を聞く事が出来る、またと無いチャンスである事。

そして、「懐かし横丁」で稼動としているレトロゲームは、現在日本でまともにプレイ出来ないレアなものばかりである事。

そして、このオフ会の主催者であるぜくうさんは、わたくしよりも年下でありながら貴重な当時の資料と豊富な知識と明るく礼儀正しい性格で、当時の開発者さん達と直接コンタクトを取って「正確でマニアックなインタビュー」を行い、その結果を同人誌を発行している人なのです。

それに比べて、今まで自分がブログで得意気に披露した知識は、所詮雑誌やネットで得た二次情報ばかりであり、間違いや偏りを多分に含んでいるのではないか…業界の人からすれば半可通の戯言なのではないか…その悩みを、実際に参加者さんに判断して頂く事で、少しでも解消出来たらいいな、と思っていたのでした。

そうやって思案しながら歩いていると、目的地である「懐かし横丁」に到着。
懐かし横丁前
懐かし横丁前2


オフ会開始の時間より10分早目に到着していたのは、今回のオフ会幹事であるぜくうさんと参加者のけぺるさんとご挨拶。

ぜくうさんの紹介によると、長谷川裕一先生のファンサイトを運営されているけぺるさんは大阪芸術大学出身・TVチャンピオン第四回少年マンガ王選手権大会本選出場・某メーカーで企画マンをされていたという輝かしい経歴の持ち主なのです。

わたくしが少年時代の時に、一番憧れていた「マニアとしての大先輩」に出会えた事に感激し、初対面ながらも相当に熱いトークを交わしました。

「80年代のアマチュアアニメ全盛期、DAICON4オープニングアニメで爆発エフェクトは「超時空要塞マクロス」に先駆けてましたけど、あの当時のアマチュアアニメは商業アニメの表現を先駆けた記録的作品だと思うんですけど、どうでしょう?あと、自分が子供の頃に見たDAICON4の没絵コンテにはヒロインの全裸シーンがあったと記憶しているんですが…」
こんな感じでした
こんな感じでした

出会い頭にディープ過ぎる質問の嵐に、けぺるさんは「うーん、私はDAICON4のビデオテープとLD、設定資料集も持ってますけど、そんなシーンは確認出来ませんでしたねー」とのお答え。うう…当時のわたくしは白昼夢でも見てたんだろうか。

そんなディープなやりとりを続けていると「懐かし横丁」の開店時間も過ぎていて、他の参加者の皆さんはとっくにレトロゲーム館に集まっているので、ここでお話は一度中断。個人的には「影の伝説」の敵の攻撃を刀で弾くエフェクトはアニメの透過光エフェクトを最初にゲームに取り入れた作品じゃないかと質問したかったんですが。
影の伝説 アーケード版 プレイ動画(リテイク).flv_000061600

※後日けぺるさんより、その辺りについての詳しい解説を頂きました。ありがとうございました。

さっそく「懐かし横丁」店内にお邪魔して、店長さんに「お久しぶりです!また島根からやって来ました!」と元気にご挨拶したところ、「うわぁ、それはお疲れさまでした!」と素敵な笑顔で返して下さいました。ああ、本当にここに来て良かった~。

さて、今回のオフ会に参加されたメンバーは主催者のぜくうさんをはじめとして前述のけぺるさん、QtQさん、かにさん、nekomaさん、杉浦俊朗さん、YAE-BRIGHTさん、ももっちさん、KVCさんと、ゲーム開発者さんや基板コレクターさん、スコアラーさんといった、いずれもゲームが大好きな面々が大集結。

実際に参加者の皆さんとお話していると、「吾妻ひでおvsけいおん!のエントリー、読み応えありましたよ!」「メロンcomicのエントリー、面白くてタメになりました!」とお褒めの言葉を頂き、オフ会直前まで鬱々と思案していた自分の心の中の暗雲は綺麗に消し飛んでいきました。

さて、今回のオフ会開催地である懐かし横丁・レトロゲーム館で稼動しているレトロゲームは、リバーパトロール・クレイジーコング・クレイジークライマー・スペースフィーバー・スペースウォー(レジャック)といった1980~82年近辺に特化したレトロゲームの宝庫でして、そればかりか存在そのものが幻レベルの超レアなレトロゲームが設置してありましたので、ここで紹介したいと思います。
96674_43731329_1large.jpg
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エキシディのサーカス
サファリラリー



■ワープ1/サン電子
ワープ1・タイトル
ワープ1・ゲーム画面

敵機の形状から察するに「スタートレック」の影響を受けたであろうコックピット視点のシューティングゲーム。「スペースインベーダー」程度のハード性能で主観視点シューティングゲームを開発したサン電子のアイデア力と技術力は素晴らしいですね。

4方向レバーで照準を操作するという操作性の微妙さと当たり判定のシビアさが見た目よりもスパルタンな難易度さはまだ許容範囲といたしましても、敵機の発射するミサイルや金平糖みたいな機雷が2面辺りから反応仕切れない距離からポロポロと降り注ぐさまは「露骨に殺しにかかってる」感バリバリで素敵。

一定点数を取得すると、もう1ゲームプレイ出来るというフィーチャーを見る限り、この殺人的なゲームバランスは、残機制じゃなくてセガの「モナコGP」タイトーの「インターセプター」みたいな時間制ゲームとしてバランス調整した為と思われるのですが。

敵のミサイルを破壊すると画面内の敵が全滅するという「ピンチとチャンスを併せ持ち、一発逆転の爽快感がある」というゲーム性は大変面白く、この辺のバランスを調整して残機制にすると名作になったのかなあと思ってみたりもするのですが。


■第三惑星/サン電子
第三惑星

画面左上から外側グルリと一周して中央の地球にインベーダーが侵略するか、自機が3連続ダメージを受けるとゲームオーバーというオリジナリティ溢れるゲーム性は時代を考えても大変練りこまれていると思います。

障害物である隕石の破壊具合によってインベーダーの進行方向が変化したり、被弾しても即死扱いにならず、画面左下の基地に入れば修理される自機(3連続で被弾or敵に当たるとゲームオーバー)、インベーダーの残りが2匹で高速になっても、ルートを把握すれば体当りで侵略を阻止出来るなど極めて戦略性の高いゲーム。

残念な部分はインベーダーの進行ルートの解り辛さや、4面辺りから「露骨に殺しにかかってる」難易度の跳ね上がり方など、ルールの解り辛さとゲーム自体の爽快感の無さがヒットしなかった原因かなあと。

どうでもいいけど、ゲームオーバーになった途端何のメッセージもなくデモ画面に切り替わるのは「ほら、終わったんだからとっとと帰れ」と追い出されているようで泣きそうになりましたわ。

■宇宙怪獣インベーダー/メーカー不詳
宇宙怪獣インベーダー

巷に溢れたインベーダーコピーのひとつ。デモ画面で「スペースモンスター」と表記されている事から、インベーダー生みの親である西角友宏さんが本当に付けたかったゲームタイトルをコピー基板が名乗るとは、因果というか何というか。

一面から容赦なくプリプリと放射能を撒き散らすインベーダーのアニメパターンの奇怪さと、UFOを撃墜するとランダムでUFOから逃げ出す「中の人」の存在が印象的ですが、ミスや面クリアの度にコンマ一秒の猶予もなく再スタートするシームレスっぷりは本家インベーダーをプレイした人間ほど面食らう事必至。 ちなみにレインボー撃ちと名古屋撃ちは通用しませんでした。


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さて、大好きなゲームと気の合う共通の趣味の人たちに囲まれて、わたくしの心は完全に1980年前半にタイムトリップ。
補導員や担任教師の見回りに怯えながらも、スーパーのゲームコーナーに通い詰めた学生時代。家庭や学校で嫌な事があっても、ゲームを囲んでバカ話や攻略談義に花を咲かせるだけで気分はハッピーになったものでした。

今回わたくしはゲームをプレイする事よりも、参加者さんたちとの会話やプレイしている姿をハンディカムで撮影する事に重点を置いていたのですが、その中でとりわけ印象に残ったのが「面数が進みすぎてパワーエサを食べてもモンスターがイジけないという難易度発狂状態になったパックマン」を、左手を顎に添えてと思案に耽る哲学者のようなポーズで淡々とプレイするYAEさんと、
パックマン・スーパープレイ

「おりゃっ!!」「あー、いかんなー!」と叫びながら野生の勘で「リバーパトロール」をプレイする杉浦さんの姿との好対照ぶりでした。
リバーパトロール

それはもう、傍で見ていて「この人、溺れている人間、全員轢き殺すんじゃないか?」と思うくらいに。

ちなみに杉浦さんの野生プレイがどれだけ凄いのかと言いますと、去年オフ会で杉浦さんがブランカでプレイしていた「ストリートファイター4」に強キャラのザンギエフでこっそり乱入したところ、コテンパンに伸されてしまったほどです。

そうやって楽しくレトロゲームに囲まれながら、ゲームの好きな熱い面々との楽しい時間もあっという間に過ぎ去り、懐かし横丁店長さんの切り盛りする居酒屋「秘密基地」に場所を移して二次会スタートとなりました。

ここで皆さんの熱い会話を記憶に残っている所だけでも書き残しておく事にします。

「あの時はストIIが社内でも盛り上がりましてねー、会社の寮に基板とプロジェクター持ち込んで対戦大会とかやってたんですよー」
「あー、そちらの会社は和気藹々としていて、うちはいつもそこの話を聞いて羨ましかったんですよー」

「そういえばテーカン(現テクモ)の「ティードオフ」に脱衣バージョンがあると聞いたんですけど、本当でしょうかね?」
teedoff.png

「試作品バージョンでは、あったみたいですよ」
「その試作品と製品版と見分けるコツってあるんでしょうかね?」
「一枚一枚買ってチェックするしか無いんじゃないですかねー」
「出来るか!wwww」

「ところで、「源平討魔伝」「ベラボーマン」と名作続きの源平プロ作品が「爆突機銃艇」「ピストル大名の冒険」と、あんなんなっちゃったんは何でなんでしょうかね?」
ピストル大名の冒険 黒船→あやかし→おどろ教 1コインクリア 1_2.mp4_000007333
ピストル大名の冒険 黒船→あやかし→おどろ教 1コインクリア 1_2.mp4_000642132

「あー、あれは多分(ピー)さんのセンスが炸裂したせいですよ。僕は関係ないです」
「ピストル大名は本当にヤバいセンスでしたもんね。」
「あ、でも海外では意外にヒットしたんですよ。日本的な世界観がウケたみたいで」
「あの「外人が想像したヘンテコ日本感」がですか!?けど、セタの「ウイッツ」はどうだったんでしょうね?」
wits.png

「元のゲームがゲームだから、ウケなかったんじゃないかなー」
「ピストル大名はパチンコになって、もっと狂った世界観になってましたよ。突然巨大な両足が現れて画面中央に滝のようなションベンをブチ撒けるとか
【懐パチンコ】フィーバーピストル大名GP(SANKYO).flv_000009172
【懐パチンコ】フィーバーピストル大名GP(SANKYO).flv_000181912

「えーとね、それは多分「モンティ・パイソン」のオマージュじゃないんでしょうかね」
「けど、「モンティ・パイソン」には「裸にひん剥いた姫の生尻をキュウリでベチンベチン叩くような描写」は、どう考えても無いと思いますが」
ピストル大名1ピストル大名2
ピストル大名3ピストル大名4

余り記憶していないのですが、この辺りでお酒に弱い癖にビールを飲みまくったわたくしのリミッターがプチンとはじけてしまいました。

「そういえば、「オーダイン」のみゆきちゃん、「メタルホーク」のナビゲーター嬢の声は岡本麻弥さんだと以前発言したんですが、前回のオフ会メンバーに「それは違う」と言われてしまったんですよ!わたくしのダメ絶対音感に賭けてもいい!あれは麻弥さんです!」


「えーと、上海万博のテーマソングで曲をパクられた人でしたっけ?」
「…それは岡本真夜さんです」



「何でみんなポカンとしてるんですか!「メイプルタウン物語」のパティ!「サイレントメビウス」の彩弧由貴!「宇宙船サジタリウス」のアン教授!新しいころでは「サクラ大戦2」のソレッタ・織姫とかやってる人ですよ!」

「ごめん、アニメ詳しくないもんで。それに、最新って「サクラ大戦2」って、もう10年前のゲームだよ」

「ぐぬぬ。…ど、どうなんですか杉浦さん!あれは岡本麻弥さんの声ですよね!」
「知らねーよwww」
もうこの辺りから完全にスイッチが入ったわたくしは、「月刊comicロリポップ」誌の内容について熱く語りだしてしまい、参加者の皆さんから後に「みぐぞう節」「マグマのように溢れ出すトーク」という称号を頂きました。…それって褒められているのかしら。

そして二次会も終わりの時間を迎え、ほとんどの方は帰宅の為に解散となってしまったのですが、喋り足りないわたくしはKVCさんを捕まえて「ゲーム関係ブログに於ける対立構造を煽るモラルについて」等の真面目なテーマで熱い雑談を交わしておりました。

そして、オフ会参加まで自分の心の中に渦巻いていた暗雲は、いつの間にか消し飛んでおりました。

大好きなレトロゲームに囲まれ、趣味が合う人たちと、心ゆくまで熱い会話が楽しめる。

それが今の自分にとって一番の癒しであった事に今更気付かされました。


…さて、そういった大変楽しい思い出を沢山作った懐かし横丁オフ会ですが、後に大変残念なニュースが飛び込んで来ました。

11月末日を持って、懐かし横丁・レトロゲーム館は閉館するという事です…。(懐かし横丁自体は営業を続けられます)

何はともあれ、参加者の皆さん、そして素敵なオフ会の場を提供して下さった懐かし横丁店長さんには感謝の気持ちで一杯です。


素晴らしい時間を過ごさせて頂き、本当にありがとうございました。

また来年、何らかの形で皆さんとお会い出来る事を、心より祈っております。

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