みぐぞうの後ろ向き日記
80年代オタクカルチャーを自己流で考察したりする後ろ向きな人。
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2011-12-25 00:25 |
カテゴリ:日記
皆様お久しぶりです。そしてメリークリスマス。
mixiやツイッターでの生存報告はしておりましたが、このブログだけで言えば何と7月から5ヶ月もの間ブログを放置してしまいました。ブログだけを楽しみに訪問して下さった方には、随分ご心配をおかけしたものと思います。どうもすみませんでした。
さて、この5ヶ月もの間に何をしていたのかといいますと、13年ぶりの同人誌作成に心血を注いでおりました。
そして今回、やっとほぼ全ての段取りが終わりましたので、改めてご報告をと思いまして。
さて改めまして今回コミックマーケット81に出品する同人誌のタイトルを発表したいと思います。
タイトルは「ダイナックス毒本」。(B5版134ページ・表紙フルカラー・頒布価格1500円)

本のタイトルから推察されるように、拙ブログでたびたび紹介してきた、アーケードゲーム業界に於いてネジの外れた狂ったセンスと、その卓越した技術力とのハーモニーで一部の好事家を魅了して止まないダイナックス社の脱衣麻雀・花札ゲームオンリーの考察・レビュー本なのですが、今回わたくしは持っている資料と時間と情熱を注げるだけ注いだ本に仕上がったと思います。
とにかく作るからにはハンパな物は作りたくない、もっと端的に言うと「エミュで適当プレイ、スクリーンショット並べていっちょあがりwww」みたいな本には絶対にしたくなかったのです。
その一心だけで仕事と家庭の雑務の合間を縫って、基板やインストラクションカードの購入、そしてスキャン作業。






そしてエミュレーターでは対応していない作品のスナップショットも出来る限り収録。







前回のブログの記事では資料作成と構築レベルのお話で終わったと思いますが、今回ほぼわたくし一人でレビューを含む文章原稿の全てを書き上げまして、そのボリュームは何と、134ページにまでなってしまいました。
表紙・裏表紙は「自分の本だから、自分で表紙も描くのが筋だろう」と判断した結果、不詳わたくしめが原画を描くという部分はちょっと無謀過ぎたかなとプチ後悔しておりますが、デジタル彩色・仕上げを「もちづきかずと」さんにお願いした結果、原画以上の綺麗な仕上がりになったと自負しております。
さてこの「ダイナックス毒本」の内容ですが、今まで自分がビビビと感じたタイトルは徹底的にレビュー、それ以外の歴史的価値のありそうなダイナックス製BET麻雀は時系列別にレビューしております。(クリックで画像拡大)




そしてゲストイラストには、ロリ漫画界の鬼才・みなすきぽぷり先生による描き下ろしイラスト!(クリックで拡大)


個人的な感想で恐縮ですが、同人誌「色欲法華弾」の頃からの15年以上のファンだったぽぷり先生にダイナックス本のイラストを頼めるなんて、こんな光栄はありませんでしたよ。本当にファン冥利に尽きるってもんです。
ぽぷり先生のファンの方も、「同人誌・商業誌でもまず見られないぽぷり先生によるちびっ娘以外のギャルイラスト」というのは超レアだと思いますので、そこんとこヨロシク(死語)という事で。
なおかつ、この本の目玉として「麻雀・ベガス」「麻雀ダイヤルQ2」のグラフィック・原画を担当なされた「つちのこ」さんと、



「ドンデンラバー」「リアルブレイク」「ザ・ファーストファンキーファイター」を始めとした90年代以降のダイナックス作品の大半の企画を担当された「りめんば」さんへのインタビュー




という、何と念願の開発者インタビューまで凄まじいボリュームで掲載しております!
もう今回、ダイナックスに関して注げるだけの情熱と愛情と毒舌をたっぷりと注ぎました。
その結晶、是非とも皆さんに読んで頂きたく思います。
さてここからは製作裏話などを少し。
…今回の同人誌作成は本当に苦労の連続でした。何せ13年ぶりの同人誌作成、なおかつ文章のみの同人誌というのは初めて作成するもので、とにかく全ての事柄が初めての連続でした。
具体的に言うと、原稿用紙に漫画を描くのではなく文章ネタで版下作成・校正・編集作業というものが初めてというのもさる事ながら、pdfデータによるデジタル入稿というのが初めての体験でして、具体的に言うとDTPソフトの使い方自体が解らない。アドビからインデザインというプロ仕様のDTPソフトの存在を知るものの、インデザインの定価は約8万円。そんな資金をどこから調達しろと。
結局ゲーム評論同人誌の大先輩・ぜくう氏に泣き付いたところ「パーソナル編集長」というソフトを進められるも、トンボ付きの原稿用紙の作成方法、pdf変換、ノンブルの打ち方、取り込んだイメージの編集など、これまた全てが解らない。
その都度ぜくう氏に泣き付いて大迷惑をかけながら執筆と編集作業を繰り返すも、さまざまなオトナの事情…とりあえず言える範囲で言うと、せっかく13年ぶりにコミケデビューを飾ろうとした矢先に抽選でスペースが取れなかったり

入稿1日前に表紙の割付を全力で間違えていて印刷屋さんである緑陽社さんに大迷惑をかけてみたり、嫁さんが体調を崩して入院してみたり、仕事以外に絶対休めない案件を突然抱えてみたりと様々なアクシデンツに見舞われたものでした。
しかしそんな紆余曲折を乗り越えて、やっと完成を迎えた今となっては笑えるエピソードかなあと思ってみたりもするのですが。
という事で改めて告知いたします。
■コミックマーケット81 (C81)参加日2011年12月31日(土) (3日目)
スペース:電脳のツボ 東5ホール ヒ-03a
にて、「ダイナックス毒本」委託という形にはなりますが、不肖みぐぞうの同人誌を頒布いたします!
余りにニッチ過ぎる内容という事にビビッて小部数しか刷らなかったせいで単価が高いのは申し訳ないのですが、内容については自信があります!冬コミに参加される方でお暇な方は遊びに来て下さい!
さあみんな!冬コミでぼくと握手!(投石とかは勘弁な)
mixiやツイッターでの生存報告はしておりましたが、このブログだけで言えば何と7月から5ヶ月もの間ブログを放置してしまいました。ブログだけを楽しみに訪問して下さった方には、随分ご心配をおかけしたものと思います。どうもすみませんでした。
さて、この5ヶ月もの間に何をしていたのかといいますと、13年ぶりの同人誌作成に心血を注いでおりました。
そして今回、やっとほぼ全ての段取りが終わりましたので、改めてご報告をと思いまして。
さて改めまして今回コミックマーケット81に出品する同人誌のタイトルを発表したいと思います。
タイトルは「ダイナックス毒本」。(B5版134ページ・表紙フルカラー・頒布価格1500円)

本のタイトルから推察されるように、拙ブログでたびたび紹介してきた、アーケードゲーム業界に於いてネジの外れた狂ったセンスと、その卓越した技術力とのハーモニーで一部の好事家を魅了して止まないダイナックス社の脱衣麻雀・花札ゲームオンリーの考察・レビュー本なのですが、今回わたくしは持っている資料と時間と情熱を注げるだけ注いだ本に仕上がったと思います。
とにかく作るからにはハンパな物は作りたくない、もっと端的に言うと「エミュで適当プレイ、スクリーンショット並べていっちょあがりwww」みたいな本には絶対にしたくなかったのです。
その一心だけで仕事と家庭の雑務の合間を縫って、基板やインストラクションカードの購入、そしてスキャン作業。






そしてエミュレーターでは対応していない作品のスナップショットも出来る限り収録。







前回のブログの記事では資料作成と構築レベルのお話で終わったと思いますが、今回ほぼわたくし一人でレビューを含む文章原稿の全てを書き上げまして、そのボリュームは何と、134ページにまでなってしまいました。
表紙・裏表紙は「自分の本だから、自分で表紙も描くのが筋だろう」と判断した結果、不詳わたくしめが原画を描くという部分はちょっと無謀過ぎたかなとプチ後悔しておりますが、デジタル彩色・仕上げを「もちづきかずと」さんにお願いした結果、原画以上の綺麗な仕上がりになったと自負しております。
さてこの「ダイナックス毒本」の内容ですが、今まで自分がビビビと感じたタイトルは徹底的にレビュー、それ以外の歴史的価値のありそうなダイナックス製BET麻雀は時系列別にレビューしております。(クリックで画像拡大)




そしてゲストイラストには、ロリ漫画界の鬼才・みなすきぽぷり先生による描き下ろしイラスト!(クリックで拡大)


個人的な感想で恐縮ですが、同人誌「色欲法華弾」の頃からの15年以上のファンだったぽぷり先生にダイナックス本のイラストを頼めるなんて、こんな光栄はありませんでしたよ。本当にファン冥利に尽きるってもんです。
ぽぷり先生のファンの方も、「同人誌・商業誌でもまず見られないぽぷり先生によるちびっ娘以外のギャルイラスト」というのは超レアだと思いますので、そこんとこヨロシク(死語)という事で。
なおかつ、この本の目玉として「麻雀・ベガス」「麻雀ダイヤルQ2」のグラフィック・原画を担当なされた「つちのこ」さんと、



「ドンデンラバー」「リアルブレイク」「ザ・ファーストファンキーファイター」を始めとした90年代以降のダイナックス作品の大半の企画を担当された「りめんば」さんへのインタビュー




という、何と念願の開発者インタビューまで凄まじいボリュームで掲載しております!
もう今回、ダイナックスに関して注げるだけの情熱と愛情と毒舌をたっぷりと注ぎました。
その結晶、是非とも皆さんに読んで頂きたく思います。
さてここからは製作裏話などを少し。
…今回の同人誌作成は本当に苦労の連続でした。何せ13年ぶりの同人誌作成、なおかつ文章のみの同人誌というのは初めて作成するもので、とにかく全ての事柄が初めての連続でした。
具体的に言うと、原稿用紙に漫画を描くのではなく文章ネタで版下作成・校正・編集作業というものが初めてというのもさる事ながら、pdfデータによるデジタル入稿というのが初めての体験でして、具体的に言うとDTPソフトの使い方自体が解らない。アドビからインデザインというプロ仕様のDTPソフトの存在を知るものの、インデザインの定価は約8万円。そんな資金をどこから調達しろと。
結局ゲーム評論同人誌の大先輩・ぜくう氏に泣き付いたところ「パーソナル編集長」というソフトを進められるも、トンボ付きの原稿用紙の作成方法、pdf変換、ノンブルの打ち方、取り込んだイメージの編集など、これまた全てが解らない。
その都度ぜくう氏に泣き付いて大迷惑をかけながら執筆と編集作業を繰り返すも、さまざまなオトナの事情…とりあえず言える範囲で言うと、せっかく13年ぶりにコミケデビューを飾ろうとした矢先に抽選でスペースが取れなかったり

入稿1日前に表紙の割付を全力で間違えていて印刷屋さんである緑陽社さんに大迷惑をかけてみたり、嫁さんが体調を崩して入院してみたり、仕事以外に絶対休めない案件を突然抱えてみたりと様々なアクシデンツに見舞われたものでした。
しかしそんな紆余曲折を乗り越えて、やっと完成を迎えた今となっては笑えるエピソードかなあと思ってみたりもするのですが。
という事で改めて告知いたします。
■コミックマーケット81 (C81)参加日2011年12月31日(土) (3日目)
スペース:電脳のツボ 東5ホール ヒ-03a
にて、「ダイナックス毒本」委託という形にはなりますが、不肖みぐぞうの同人誌を頒布いたします!
余りにニッチ過ぎる内容という事にビビッて小部数しか刷らなかったせいで単価が高いのは申し訳ないのですが、内容については自信があります!冬コミに参加される方でお暇な方は遊びに来て下さい!
さあみんな!冬コミでぼくと握手!(投石とかは勘弁な)
じゅん
お疲れ様です。
カタログで検索したところ、抽選漏れと表示されたため、心配をしておりましたが委託が決まって何よりです。
ぜひ購入させていただきたいと思います。
楽しみにしています。
カタログで検索したところ、抽選漏れと表示されたため、心配をしておりましたが委託が決まって何よりです。
ぜひ購入させていただきたいと思います。
楽しみにしています。
2011-12-25 22:13 URL [ 編集 ]
投石に行きたい
バンバン
「ダイナックス毒本」作成、お疲れ様でした。
表紙の絵は少なくとも某ハンターより上手です。
歴史的資料価値がかなりありそうなので、ぜひ欲しい所ですが、諸事情により買いに行けません。
通販などはしていないでしょうか。
表紙の絵は少なくとも某ハンターより上手です。
歴史的資料価値がかなりありそうなので、ぜひ欲しい所ですが、諸事情により買いに行けません。
通販などはしていないでしょうか。
2011-12-25 23:00 URL [ 編集 ]
孤格
ツイッターからの返事ありがとうございました。
同人誌完成おめでとうございます。
「とうとうやったな!畜生、まだふるえが止まらないぜ!」(棒読み)
2冊は確実に買います。
31日は冬コミでみぐぞうさんと握手だ!!
(手首をがっちりホールド)
同人誌完成おめでとうございます。
「とうとうやったな!畜生、まだふるえが止まらないぜ!」(棒読み)
2冊は確実に買います。
31日は冬コミでみぐぞうさんと握手だ!!
(手首をがっちりホールド)
2011-12-26 23:01 URL [ 編集 ]
楽しみにしています!
らいぞう
同人誌の完成おめでとうございます!
ちょくちょくブログは覗いていましたが、記事の更新がないため、冬コミには間に合わないのかな?と心配しておりました。
冬コミには行けませんが、通販予約させて頂いたので、年明けにたっぷり堪能させて頂こうと思います。
ちょくちょくブログは覗いていましたが、記事の更新がないため、冬コミには間に合わないのかな?と心配しておりました。
冬コミには行けませんが、通販予約させて頂いたので、年明けにたっぷり堪能させて頂こうと思います。
2011-12-29 22:15 URL [ 編集 ]
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