
HOT・Bと共同開発で製作した「ブルーアルマナック」が破綻したバランスと穴だらけのシステムがいい感じにブレンドされた糞RPGだったので、覚えている人は覚えているかも知れませんが。
メガドライブというハードは、何故かアクションゲームやシューティングゲームばかり発売される傾向にあり、何故かドラクエタイプのオーソドックスなRPGは発売されませんでした。
ゆえに、RPG好きのメガドライバー達は心待ちにしていたのです。ドラクエタイプのオーソドックスな国民的RPGを。
まあ、最初っからスーファミ買えば済む話なんですが
そして何度かの発売延期の後に購入したユーザーはいたんですが、どうも購入者レビューの歯切れがよろしくない。

そうなると、地雷ゲー大好きのわたくしが放っておくはずもありません。近所のショップで買って来ましたよ。2千円も払って。
いざ封を開けてみてマニュアルを見ると、まるで中学生が描いたような70年代テイストの混ざった強烈なへたれ絵。
この絵を見た瞬間、主人公とヒロインの名前は直感で決まりましたよ。


クソまみれとゆるマンコに。
いざ遊んでみると、バランスが滅茶苦茶の一言。
ドラクエでいうところのスライムに大苦戦。
自分の適性レベルに相当した敵と戦わないと1ターンで全滅。
少しレベルが上がり、スライムが倒せるようになるとドラキーレベルの敵に瞬殺される。
ならばと同レベルの敵を倒し続けてレベルをある一定にまで上げると今度はレベルの低い敵が出現しなくなる。
地道に主人公を鍛え上げるというRPGの楽しみを真っ向から否定したデタラメな作り
一度クリア手順を間違えると絶対クリア出来なくなるという不親切さ
セーブデータも1箇所のみという念の入りよう
えーと、これって何ていうロマンシアでしょうか
※「ロマンシア」wikiより
サイドビューの任意スクロールアクションRPGと銘打ってあるものの、基本的にはそのシステムを利用した謎解きゲームといえる。セーブ機能は無く、ゲームを途中で中断することはできない(裏技的なコンティニューは存在した)。
最大の特徴は良くも悪くも難易度の高さである。それは都築和彦の手によるかわいらしいイメージイラストや世界観、前作『ザナドゥ』に比べてポップでカラフルなグラフィックとは相反するほどのもので、昨今の家庭用ロールプレイングゲームとは違った次元であり、一度でも間違えるとゲーム自体を最初からやり直さねばならない嫌がらせに近いトラップや、まったくノーヒントの謎など、「難しければ難しいほどよい」という当時のパソコンゲーム界の風潮を如実に現しているともいえる。 (当時の雑誌広告のキャッチコピーは、「かわいさ余って、難しさ100%」)
シナリオも王道から外れればいいんだろという開発者の勘違いが満遍なく炸裂しており、夢の中に出現する悪魔を倒す為に超能力使いの青年が夢の中で戦うというイベントでは青年が悪魔に脳と精神を破壊されたりとか

ヒロインの兄が新興宗教にハマって帰ってこないから助け出すなど危険過ぎる内容は別の意味で開発者が心配になってしまいました。
マイナーハードの糞RPGという事もあり、攻略本なんてものは最初から存在していませんので、一度地獄を味わいたい方は是非どうぞ。
幸いにもこちらのページで完全攻略ルートを紹介しておりますので、手助けになるかと。
わたくしは精神の世界でかれこれ3年ほど詰まっていますけどね
なお、余談になりますが、「魔天の創滅」発売直前にゲーム系のイベントで講談社総研の営業さんとお話をする機会があったんですが
「面白そうなRPGですね、期待してます」とお世辞を言ったところ苦虫を噛み潰したような表情になったエピソードがあったんですが
あれはこういう事だったんですね


