ただし、「ファイナルファイト」のゲーム性をきちんと理解した上でパクったのは極少数で、ジャレコの「64番街」タイトー販売(イーストテクノロジー開発)「サイレントドラゴン」、セガの「DDクルー」など、悶絶するほどつまらないゲームが大半でした。
特にSNKの初期ネオジオタイトルがひどく、「戦国伝承」「戦国伝承2」「ミューティーションネイション」「バーニングファイト」と同じハードで似たような方向性のクソゲーを乱発していたのは何か理由があったんでしょうか。

※余談になりますが、SNKのネオジオ作品中、脱衣麻雀以外のジャンルでおっぱいが拝めるのは「バーニングファイト」と「リアルバウト餓狼伝説」という豆ちしきは別に覚えなくてもいいです。

個人的に他社から出ていたファイナルファイトのフォロワーとして面白かったのは「アンダーカバーコップス」「ゼロチーム」「ナイトスラッシャーズ」「戦国伝承2001」「美少女戦士セーラームーン」だと思うのですが、いかがでしょうか。
さて今回は1995年よりバンプレストより発売された(開発はガゼル)「美少女戦士セーラームーン」を採り上げたいと思います。
本家のアニメがシリーズ4作目のSuperSになっているのに、本作のモチーフは第一期。 バンプレゲームの地雷率の高さからクソゲー必至かと思いきや、非常に丁寧に作られた出来に感心したものです。
先だってスーパーファミコンで発売された同タイトルが「良く出来たキャラゲー」の域を出なかったんですがアーケード版の本作はヤケクソに硬派。ロケテストで何があったか知りませんが、敵に回り込まれるのを防ぐ為にステージ最初の時点でライン取りの必要があったり、超連射でパンチハメしつつ敵の出現パターンを構築するなど、知識と技術を駆使しなければ1コインクリアは夢のまた夢ってほど難易度はメチャクチャ高いです。
体力回復アイテムでの回復量がスズメの涙なのと、プレイヤーキャラの攻撃力が低すぎるのが一番の原因ですが。
多分ほとんどのプレイヤーはマーキュリーを使いたがると思いますが、ムーンに負けず劣らずの性能の悪さで、敵を投げる時にパンチラが拝める以外のメリットがありませんのでダッシュジャンプ攻撃の性能が段違いに高いヴィーナスか、リーチとパワーに優れたジュピターを使うのが吉かと。
ちなみにムーンは性能は中途半端・アクションは全て不恰好でどんくさいというように極めて原作に忠実に作られていますので、忘れてしまって構いません


タキシード仮面登場シーンのBGM以外は全てオリジナル曲で、独自の世界観を築いております。少々陰気で、70年代アニメのテイストがしますが普通に名曲揃いですよ。
本作の特徴は、本家ファイナルフィト以来カプコン製のフォロワーでも封印されていた「パンチハメ」が使用出来るのがたまりません。

ていうか使わないとクリアは至難の業です
ステージ3で一度逃亡した敵に先回りしている演出や、アニメを観た人ならニヤリとさせる演出が豊富なのも嬉しいところです。


攻略し甲斐のある練りこまれた本作、ファイナルファイト好きならば1コインクリアを是非目指してほしいものです。
ただ、本作のエンディングは1コインクリアしようがすまいがスタッフロールのみですけどね


