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2007-03-14 23:32 | カテゴリ:アニメ
みなさまは「くりいむレモン」シリーズを覚えてますでしょうか。
1984年から発売された美少女アニメの金字塔なんですが、今回はそのシリーズ1・5・13作目で主役を務めた「野々村亜美」ちゃんにスポットを当てたいと思います。

このシリーズが発売された当時、わたくしは中学生。当時アニメ誌に掲載された情報や広告を見ながら「どうにかして観る方法はないもんか」と足掻いていたもんでした。
幸いにもクラスメートのお父上がレンタルビデオ屋を経営していた事もあり、ひたすら頼み込んでビデオを貸してもらう運びになったんですが、それがパート1「媚・妹・baby」とパート5「亜美・AGAIN」でした。

ストーリーをかいつまんで説明すると
パート1■義理の兄を好きになってしまった亜美ちゃんが、お兄ちゃんと体を重ねているところをママさんに見つかってしまってさあ大変

パート5■ロンドンに強制留学させられたお兄ちゃんを想い、ふさぎ込む亜美ちゃんに女たらしの魔の手がのびる

というありがちなストーリーですが、同時代に発売された18禁アニメの殆どは絵もシナリオも「くりいむレモン」より格段に下だったので、これでも当時としては出色の出来だったんですよ。
小説版や「今夜はそっとくりいむレモン」というラジオ番組というメディアミックス展開もされ、本編では余り語られる事の無かった亜美ちゃんの純粋な恋心や孤独感・葛藤を見事に表現しており、ブームは最高潮に達しました。
なお、絡みのシーンは馬飼野康二せんせいの秀逸なBGMと完全にシンクロした素晴らしい出来になっておりますので必見ですよ。

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パート5「亜美・AGAIN」より

ところがファンの熱気も最高潮に達し、満を持して発売されたパート13「亜美III」ではキャラデザの富本起矢氏の絵が変革期にあったのか、妙に平べったいお顔の亜美ちゃんがお兄ちゃんに振られたショックから好きでもない男とヤケッパチファックという救いの無い出来で、ファンを失望のドン底へ叩き込みました。
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縦横比のミスじゃないですよ

また、オタクカルチャーに対して世間の風当たりが厳しくなって来た事や、シリーズ自体がマンネリ化と質の低下が顕著になり、ファンの心は段々と離れつつありました。
これではいかんとメーカーは新シリーズで由梨香というヒロインを強烈にプッシュしたのですが、とりすました性格と股間がつるぺたというのが大不評を買い、長期シリーズの構想もわずか2回で終わる結果になりました。

結局、過去の遺産に頼らざるを得なくなったメーカーは、よせばいいのに劇場版で大コケして「さようなら」したはずの亜美ちゃんを再び第一線に引きずり戻す破目になったのでした。

何故か芸能界デビューした亜美ちゃんは、芸能プロダクション社長になった、かつてのナンパ男河野と何故かロンドンで婚約者を引き連れて戻ってきたお兄ちゃんとドロドロの愛憎劇を繰り広げるという誰にも望まれていないストーリー展開と、シリーズごとにコロコロと変わるキャラクターデザインと相まって辛うじて残っていた数少ないファンからも完全にソッポを向かれてしまいました。

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誰だあんた

2001年になって懲りもせず「新世紀くりいむレモン」という恥知らずなタイトルセンスの新シリーズも豪快にコケ、誰を対象にしたのか全く理解出来ない実写版など、メーカーの迷走は今に至るまで続いておりますが、過去の美しい思い出を汚しているのは、他ならぬメーカー自身だという事実を誰か教えてあげて下さい。

かつてのファンからの切実な願いです。

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