とは言っても「大人向け」となると「大人の鑑賞に堪えうる」という意味も持ってしまい「哀しみのベラドンナ」まで遡らなくてはならないので、ぶっちゃけ「日本で初めてのエロアニメ」という括りになりますが。
この「ロリータアニメ1 雪の紅化粧/少女薔薇刑」は1984年にワンダーキッズから発売された作品で、その余りの出来のぶっ飛びっぷりから固定ファンも付かずに一部の好事家から物笑いのタネとして語り継がれていました。

何もかもが初めてで手探り状態だったのは解るのですが、原作にエロ劇画時代の中島史雄せんせいを起用する時点でユーザーのニーズから完全に外れていた事が窺えます。ストーリーは「父親の借金のカタに囚われてしまった美少女が弄ばれる」「寒村で痴呆症の父を世話する少女が同級生の不良に輪姦される」といったショート物の二本立てで、どちらも凄まじく救いの無い話なんですが、スタッフのヘンテコなセンスによって爆笑アニメと化しております。

借金取りの手下二人がくたびれたルパン三世メガネ付きと出来損ないの海原雄山みたいなのは百歩譲ってアリだとしても

これのどこが美少女なんでしょうか
本編の作画もしょっちゅう崩壊するんですが、気合入れて描いたアップがこれでは、もうどうにもなりません。

借金のカタによくわかんないSMプレイがスタートし、あまつさえ少女の秘部に薔薇の花を差し込む始末

その結果、借金取りの事務所に飾ってあった能面と美少女が精神合体し、借金取りと手下二人を謎のパワーで惨殺したあと、囚われた他の少女が多数残っている館を燃やして家路につくのでした。
読んでてさっぱり理解出来ないと思いますが、ご安心下さい。
あらすじを書いてるわたくしも全く理解出来ていませんから
現在は萌えのフォーマットも定着して商業化が著しい昨今ですが、どこかのメーカーさんは冒険してこういう作品を出してみてはいかがでしょうか。
なお余談になりますが、わたくし個人的にこういう黎明期のエロアニメもコレクションしてたんですが、2年前にハワイ旅行の際に地元のエロビデオ屋さんに「SFロリータファンタジー OME−1 ペニウス基地は拷問城の巻」のDVDがありました。
一日思案した挙句、購入を決断して次の日にショップに買いに行ったんですよ。

豪快に売り切れていました
ハワイくんだりまで来て、こんなDVDを買うバカチンがわたくしの他にもいたのは驚きでしたが、今でも入手したいと思っているのでその気があったら連絡お願いします


