さて、今回も懲りずに黎明期のエロアニメについて語ってみたいと思います。
時は80年代中盤、世間がバブル景気で盛り上がる中でエロアニメ業界もくりいむレモンの大ヒットによって一つのブームが出来上がり、その中で極めつけにひどい作品が発売されました。
それが今回紹介する「オフィスレディー明菜ちゃん」です。
レッツという聞いた事もないメーカーから発売された本作は、パッケージを見ただけで糞のオーラが立ち込めており、発売から瞬く間に中古ワゴンで500円という扱いを受けたのでした。

当時、大貧乏だったわたくしが二食分の食費を使ってまで買うものとは到底思えず、購入は何年か経ってからでしたが。
いざ見てみると、8割がバストショットというありえない絵コンテ・中割りの全くされていないパカパカ動きといい、背景が基本的に色画用紙に鉛筆でアタリを取っただけという手抜きっぷりで、ここまで腐ったものはそうそう出会えませんでした。

パチンコに興じる真彦と義男

居酒屋で飲む真彦と義男
タイトルで勘のいい方はお察しでしょうが、同名の芸能人をモチーフにして製作された本作、いろいろとトラブルのあった明菜x真彦というカップリングもさる事ながらモテない逆恨み野郎として扱われた義男くんが可愛そうでなりません
ていうか、普通に名誉毀損で裁判起こされるレベルですね。

ちなみにこれが本編で最高の作画レベルです
ストーリーも「合コンでお互いに一目惚れした明菜と真彦。モテナイ君の義男はそれが気に食わないのか、腹いせに「明菜はヤリマン」との噂を流し、それを真に受けて明菜に当り散らすが誤解が解けてハッピーエンド」という小学生が10秒で考えたような糞プロットぶり。
当時のスタッフが釘バットで75発ほど殴られてもおかしくない程のやっつけ仕事ぶりです。
そもそも出会って数日で妊娠八ヶ月レベルにトランスフォームする明菜ちゃんは、真彦に疑われても仕方が無いとは思うのですが。


見ていて爆笑シーンの連続だった「少女薔薇刑&雪の紅化粧」に比べて、ただただ退屈なだけの本作ですがスタッフロールも無しに「FIN」の文字で唐突に終了するあたりで作り逃げの臭いがプンプンするのですが、監督さんは島谷陽一郎さんですのでしっかり記憶しておきましょう。
amazonで検索すると監督さんの作品一覧が出ますので、地雷回避の参考になれば幸いです。
個人的には木下ゆうき監督と同じ扱いをしてしまって構わないと思いますけどね


