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2007-03-27 00:20 | カテゴリ:アニメ
「ゲゲゲの鬼太郎」が5回目のアニメ化という事ですが、今風の絵柄になった猫娘が話題になっているみたいですね。
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個人的には1971年放送の第二期鬼太郎の絵柄とストーリーが今でも怖くて仕方ないんですが。「地相眼」「アンコールワットの亡霊」を観た時の恐怖は今でも心の片隅に残っております。
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さて今回は1969年の毎週日曜日18:30~19:00にフジテレビ系列で放送されたアニメ「忍風カムイ外伝」について採り上げたいと思います。
放送時間帯でピンと来た方もおられると思いますが、本作品は「サザエさん」の前番組であり、こんな凄まじい作品が日曜日のゴールデンタイムに放送されていたというのは、ある意味幸せな時代だったのかも知れません。

わたくしは本放送時に生まれていませんので、見たのは再放送からなんですが放送コードに抵触して消される台詞の多さ残酷な殺され方をする登場人物の多さに恐れおののきながらも、そのハードな世界観と哲学的なストーリー、そしてカムイという主人公の格好良さにベタ惚れして今でも愛して止まない作品であります。
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【本作品のあらすじ】
寛文年間、忍術に関しては天才的とも言える才能を持つカムイ(声:中田浩二)は、忍びに憧れてこの世界へ足を踏み入れたものの、非情な掟の世界に抗い、抜け忍となる。だが掟を破った者が待ち受けるのは、ただ<死>のみである。首領からの命を受けて、マシラ(声:加藤精三)、月影(声:森山周一郎)らの刺客が放たれ、次々とカムイを狙う。カムイは変移抜刀霞切りや飯綱落しなどの技を駆使して、これに立ち向かう。

※アニメのあらすじは時代劇専門チャンネルさんより拝借致しました。

wikipediaによると「五ツ」「下人」が再放送されない事もあるとの事でしたが、わたくしが再放送で見た時に欠番になっていた4話「むささび」が余りにも強烈な話でした。地上波で二度と再放送されないと思うので、改めて紹介したいと思います。


追手「月影」を破ったカムイですが、次の刺客はその親戚にあたる「むささび」姉弟でした。超人的な身のこなしでカムイに挑む四郎でしたが、カムイの必殺技「飯綱落とし」によって倒されます。
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カムイの仏心で命を落とさなかった四郎でしたが、頭を強打した事により知能が不自由になってしまいました。
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豪雨の中「雨、雨、こんこん、だいこーずい♪」と歌い踊る壊れた四郎は富山敬さんの熱演もあり、本作の中でもトップクラスのいたたまれないシーンなんですが、四郎の面倒を診ている姉の早苗に「何故カムイを殺さん。奴はまだこの辺りをうろついている」と問い質す首領の大頭。
「もし私が殺されたら、頭の変になった弟の面倒を誰が診るのです」と反論する早苗に「奴は独りで生きて行く。キチガイはキチガイなりに生きていくものだ」という大頭の台詞は、現在のテレビで放送出来る訳がありません。

壊れた四郎の行動から、カムイの「飯綱落とし」を破る方法を閃く早苗でしたが、カムイには通用しませんでした。
結果、自らの腹を刀で突き刺した状態で逆さ宙吊りになったまま死ぬ早苗は、本作に出演する女性キャラクターの中でもトップクラスの悲惨な死に方なんですが、そんな悲惨な姉の最期を発見した四郎もショックで頭が正常になるという御都合主義が起こるはずもなく、ヘラヘラ笑いながらその場を後にするのでした。
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凄まじく救いの無い話なんですが、そのリアルで非情な世界観が本作品の最大の魅力であり、安っぽい純愛物ばかりが流行るようになった現在だからこそ、一度観て欲しい名作であります。

ちなみに1969年には「怪奇大作戦」も日曜日の19:00から放送していたんですが、家族団らん夕食タイムに飯のまずくなる作品が集中するのはいかがなものかと思ってみたりもするのですが。


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