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2007-06-09 01:40 | カテゴリ:ゲーム
最近youtubeとニコニコ動画の巡回にどっぷりハマッているのですが、その中に「新・電子立国 第3回 ビデオゲーム・巨富の攻防」の動画を発見。

この番組はわたくしが個人的に未だに録画テープを所有しているほど資料的価値の高い番組で、早急にDVD化して欲しいんですが無理なのかなあ。版権がややこしそうだし。

さて、今回は1975年にアタリ社から発売されたブロック崩しゲームとそのフォロワーについて語りたいと思います。
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「ブレイクアウト」はアメリカで大ヒットし、日本でもさまざまなメーカーからパクリゲームが乱発され、瞬く間にブームが過ぎ去った印象しが強いのですが、当時小学生だったわたくしにとっては駄菓子屋の軒先で1ゲーム20円でバカみたいにプレイした記憶が残っております。パドルコントローラーが可変抵抗器(ボリュームツマミ)なのでぶっちゃけ壊れやすく、パドルが生まれたての小鹿のようにブルブル震えて全くゲームにならなかった筐体をよく見かけたものです。

そして10年の時が流れ、タイトーから「アルカノイド」が発売されます。複雑なゲームが増えてきた中、シンプルながら完成度・熱中度の高いゲーム性でサラリーマンを中心に大ヒットを飛ばしました。
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「ヒットゲームはパクッてなんぼ」というお行儀の悪いゲーム業界で当然のごとく各社から類似ゲームが発売されました。先陣を切ったのはセガで「ピタゴラスの謎」「ギガス」をリリース。「ギガス」は水晶を彷彿とさせる美しいブロックと透明感のある効果音でポストアルカノイドになるかと思われたのですが、ゲームバランスの悪さと「ボールを当てなければ背景に溶け込んで見えないブロック」が不評を買って短命に終わりました。シンプルなゲーム性ゆえに、下手に色々付け加えるとゲーム性が破綻するという好例でしたね。
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ここでセガは「ブロックギャル」SNKは「ジャンボウ」という脱衣要素を付け加えた安直極まりないアレンジを試みます。ところが「ジャンボウ」は肉感的なギャル絵は良かったもののルールの煩雑さゆえにヒットせず、「ブロックギャル」に至っては斜めに配置されたブロックの隙間からボールがすり抜けるというお粗末な出来の為、これまたヒットしませんでした。

jongbou.jpeg

「ジャンボウ」のギャル

blckGAL.png

「ブロックギャル」のギャル

結局、どのメーカーの亜流作品も本家を超えられない中、満を持してカプコンから「ブロックブロック」が1991年にリリース。満を持してというよりブームに乗り遅れただけという気もしますが。
一定回数ボールを受けるとパドルの両端が消失していったり、意味の無いタイムボーナスを設けたりと「とっととミスしてインカムに貢献しろよ」と言わんばかりの銭ゲバシステムには唖然としました。
パドルの下にブロックを配置するなどミスを誘発させようとするブロック配置も嫌らしく、プレイしていてイライラばかりが募る内容に案の定全くヒットしませんでした。安物の特撮ヒーロー物のようなしょっぱいBGMと面クリアで何故か流れるオロナミンCのCM、安直すぎるゲームタイトルなど本当にカプコンが作ったんかいと思わせる黒歴史的作品でした。(PSP用北米版カプコンクラッシックコレクションに何故か収録されていますが、理由は謎のままです)
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また、ビスコから「ブロックカーニバル」というプレイヤーキャラがステテコ姿のハゲ親父とデブサラリーマンという電波ゲームがリリースされますが、ここまでニッチな内容になってしまうと、もはや誰にも理解出来ない世界に突入してましいました。

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安物の基板で開発工数も少なくて済むという安直な理由からHOT・Bから「プレイガールズ」という粗大ゴミのようなクソゲーもリリースされますが、もはや誰もプレイするヒトはいませんでした。尚、本作はK-HEXさんがレビューされているので是非読んでみて下さい。どんなにひどいゲーム内容かたっぷり理解出来ると思いますので。また、海外作品になりますが「Wiggie Waggie」はリアルタッチのギャルがいい味を出しているもののラスボスの強さが詐欺レベルというダメゲーでした。ちなみに画像はこちら。
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安直な亜流ゲームの台頭によってジャンル自体が衰退してしまった「ブロック崩し」ですが、アルカノイドの発売から10年も経過した1997年にカネコからリリースされた「さるかにハムぞう」は衰退したジャンルにとどめを刺す出来でした。
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風上旬さんの可愛らしくもデンパなセンスは非常に良かったものの、規定時間内にクリアしないと問答無用でゲームオーバーというメチャクチャなゲームバランスには唖然としたものです。わたくしは個人的に風上旬氏のファンという事もあり、これに懲りずにあの可愛らしくも毒まみれの世界観を引っさげてアーケードゲーム界に再び殴り込んできてほしいものですね。
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