皆様はナックというアニメ制作会社をご存知でしょうか。
代表作として「アストロガンガー」「まんが水戸黄門」「まんが猿飛佐助」等のアニメ作品を1970年代から1980年代中期まで制作していた会社なのですが、この会社の作品は当時のアニメファンから
「内容が古臭くて話がつまらなくて作画が腐っている」という致命的な酷評を浴びまくり、
国際映画社と並んでボロッカスの評価を受けていたものでした。確かに、「グロイザーX」のどこがどう作画崩壊しているのか、指摘するのも嫌になる崩れっぷりや、
(ちなみに全編通してこんなクオリティです)


放映当時の最高視聴率24.9%を誇る大人気アニメ「うる星やつら」の裏で、
テコンVも真っ青のパチモノマジンガーぶりで大玉砕した「サイコアーマー・ゴーバリアン」など、イタい思い出は数知れずです。


アニメ「うる星やつら」も第1話に比べて後期には登場キャラクターの可愛らしさが別物レベルまで飛躍的な進化を遂げた時代に、
いつまで経ってもナッククオリティのままであり続けた姿勢は、
別の意味で評価すべきだと思うのです。



ギャグや萌えが年月の経過と共に陳腐化するのは創作物に付き物の宿命みたいなものなんですが、ナック作品にはそれがない。
いつでも野暮ったい内容のままなのがナック最大の持ち味だと思うのです。
それはあたかも、人の心にある故郷がいつまでも昔の姿のままであるがように。さて、前置きがバカみたいに長くなってしまいましたが、
悪い意味でのナッククオリティ大炸裂のアニメがあります。それが1973年に放送された「チャージマン研!」です。

この作品はタイトルの奇抜さだけが有名で、再放送もほとんどされなかった為にその破天荒な内容は多くの人が知らないままでしたがエロビデオメーカーのニューシネマジャパンが何故か版権を買い取って最初の数話のみをDVD化し、
2007年には何をトチ狂ったかDVD-BOXまで発売されてしまいました。内容については面白味を削ぐため多くは語りませんが、本編10分の枠内で、ここまで支離滅裂な展開と手抜きだらけの作画と演出、
そしてナチュラルな狂気に満ち満ちた内容の作品はちょっと他にありません。ニコニコ動画のアカウントを持っている人は是非見てみて下さい。
しかしまあ、70年代のテレビ番組は色々とフリーダムな時代だったんですなあ。現代でこんなサブタイトルのアニメを放映したら、社長のクビが飛びますよ。
下手したら物理的な意味で。
エロ業界が色々大変だ。ビデ倫がガサ入れ喰らったり、やさまたしたみ氏がワイセツ漫画販売の容疑で逮捕されたりと、ここ最近急激にエロ弾圧の流れが加速してしまったのは一体何でなんでしょうかねえ。
そんな逆風吹きすさぶ中、今年の10月26日にピンクパイナップルからリリースされる予定のエロアニメも思いっきり煽りを喰らってしまいました。
それが今回紹介する
米倉けんご先生原作の「淫笑う看護婦」です。

女性作家でありながら
男のツボを知り尽くした淫語責めと、
卑猥極まりないアクロバティックな悩殺ポーズの描写を繊細な画風としっかりしたデッサンで描写するさまは、まさに圧巻であります。


さて、その昔に一部好事家の中で誠しやかに囁かれていた言葉があります。それは
「落語とエロ漫画は女の手にかかると白けていけねえ」という言葉でした。
「落語の噺は男が喋ってこそ粋である」という、悪く言えば封建主義的な価値観であるのですが、今から15年ほど前のエロ漫画業界に於いては、一部真理だったように思えます。
何故かというと ぶっちゃけ当時の女性作家が描くエロ漫画の大多数が実用不可だったのですから。その理由は様々ですが、大きな理由として
「男性とは興奮のツボが違う」「悪い意味でナーバスな作風が多い」「業界で女性の存在が稀有なため、実力不足・やっつけ仕事が多い作家が台頭した」が挙げられると思うのですがいかがでしょうか。
一番最後の理由は置いておくとしても、米倉けんご先生や「肉感的な人妻の濃厚で美麗なエロ描写」が売りの
ふじいあきこ先生ですら、デビュー当時は
陰鬱で救いの無いストーリーを展開してしまう悪癖がありました。
ふじいあきこ先生は「冬星章史」名義の時にロリポップ誌で学園ほのぼのレズ漫画を連載していたのですが、
話数を追うごとに人間関係の悩みや葛藤の描写ばかりが目立ちはじめ、読者の44マグナムを萎ませまくるといった過去がありましたし、米倉けんご先生は10年ほど前にコミックドルフィン誌で連載されていた漫画「ドッグスタイル」で
「妹の売春が唯一の収入源という売れないエロ漫画家の兄が、人生に悩んだ末にマンションから飛び降り自殺してしまう」という
明らかに掲載誌を間違えたとしか思えない問題作を輩出したという笑えない過去があるからです。



話を元に戻しますが、今回お蔵入りの危機に立たされたアニメ版「淫笑う看護婦」は「変態」「チンポ」といった淫語に自主規制を入れ、薄すぎるモザイクは再処理するといった方向で一応落ち着く方向で決着したのですが、そこは転んでもただでは起きないピンクパイナップル、
公式サイトでとんでもない企画をやらかしてくれやがりました。あまりの淫語の多さと限界に挑戦しすぎたモザイクから、 『チンポ発言オールカット&モザイク全修正』という新たな伝説を築いたアニメ 『淫笑う看護婦 THE ANIMATION』(9月28日配信開始)の偉業を記念し、本編中に何回『チンチン(元チンポ)』と『変態』という言葉が入っているのかをクイズにしちゃいました!…何というか、開き直りもそこまで行くと凄いと思います。一応わたくしも予想してみますが、原作の漫画内で「チンポ」「変態」の発言回数はモノローグも含めて26回(「チンコ」「マンコ」は除く)程度ですので、
少し鯖読んで32回程度と見ているのでしょうがいかがでしょうか。しかしまあ、原作内で一服の清涼剤扱いだった美咲ちゃんまでもがエロ看護婦の毒牙にかかるという大胆なアレンジをしちゃってますが、どうするんでしょうかね。
あの甘酸っぱいエンディングの余韻が台無しになる可能性大なのですが。
とりあえず、頑張れピンクパイナップル!
けど、公式ページでサブヒロインの名前を豪快に間違えている(三咲じゃなくて美咲)のはとっとと直した方がいいぞ!テーマ:二次元総合 エロゲーエロ漫画エロ小説など - ジャンル:アダルト
本日もぼんやりとネット散策をしていると、「ドリームハンター麗夢 DVD-BOX2」が発売決定というニュースを知りました。
相変わらずな自分のオタクアンテナの錆び付きっぷりには嫌気がさしました。慌ててDVD-BOX1の発売日を確認してみると
発売は2006年11月22日。「こんなマイナーアニメのDVD-BOX1の在庫が今さら残っている訳ないじゃん」と思い、
鴨居にロープを掛ける準備をしようかと思っていた矢先、amazonに在庫がある事を確認。ついでにヤフオクにも何品か出品されている事を知り、とりあえず一命を取り留める事に成功した今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
しかしまあ、「幻夢戦記レダ」のDVDを買い逃してプレミア価格になって手が出せなくなった後悔を再び味わう羽目にならなくて何よりでした。80年代OVAは突然変なプレミアが付くので困りますね。

「ドリームハンター麗夢」というアニメは10年もの長きにわたってメディアミックス展開される程ファンに愛されたアニメであり、「
聖美神女学園の妖夢」のベータテープがヤフオクで9万円スタート、「
惨夢、甦る死神博士」が6万円スタートと
豪快なプレミアが付くのでも有名な作品です。
(正直、DVD-BOXが発売された今となっては買う人もそんなにいないと思うのですが)
名著「オタク・アミーゴース!」より抜粋本作はオカルト・ホラー・美少女・微エロ・メカ・アクションの要素が程よくミックスされた快作で、ある意味80年代を代表するOVAの一つだと思っております。この作品のファンのほぼ全員が知っている事だとは思いますが、元はマイナーメーカーのエロアニメが真のシリーズ一作目であり、「18禁版麗夢」は発売メーカーが倒産した事もあって入手難易度は激高。
もちろんDVD-BOXに収録されるはずもなく今でもオークションに出品されればかなりの高値が付く事が推察されます。

えっちシーンを改変して発売された一般バージョンにはない「とんだ眠り姫ね」という名台詞や、
麗夢のまんちょビームを見たいという気持ちは解るのですが、エロアニメとしての実用性は皆無だと思うので過度の期待は禁物だと個人的には思うのですが。
「ああんっ…はああんっ…」
「とんだ眠り姫ね」コロコロと丸っこい美少女とを描く事と豪快なエフェクトでスピード感溢れるアクションシーンの作画で当時注目されていた毛利和昭氏が初めてキャラクターデザインをした作品である事や、「麗夢」以降に毛利氏キャラクターデザインで18禁作品を手がけた事が無い事からプレミア的価値が生まれた事は十分理解出来るんですけどね。
後期シリーズで廃止になった透け乳首アーマー、復活しないかなあ

ちなみにわたくしが18禁版「麗夢」を入手したのは、大阪のとある小さなレンタルビデオショップでした。(かれこれ18年前になりますが)
そこでは「麗夢」の他に「直子のトロピック・エンジェル」「竹取物語」「内山亜紀のミルク飲み人形」が置いてあり、店長さんに「これレンタルお願いします」と言ったところ
「ごめんねー、それらはレンタル出来ないんだわ」と強烈なお返事を頂きました。
がっくり肩を落としたわたくしに店長さんは「けど、君見る目あるねー。良ければ個人的にダビングしてあげるけど、どう?」と同好の士を見る目付きで問いかけて下さいました。
勿論、断る理由などありませんので店長さんと
熱いバロムクロスを交わしたのちにダビングして貰ったんですが、あの店長さんは今どこで何をしているのでしょうか。
野田聖子議員の餌食になっていなければいいんですが。
「ゲゲゲの鬼太郎」が5回目のアニメ化という事ですが、今風の絵柄になった猫娘が話題になっているみたいですね。

個人的には1971年放送の第二期鬼太郎の絵柄とストーリーが
今でも怖くて仕方ないんですが。「地相眼」「アンコールワットの亡霊」を観た時の恐怖は今でも心の片隅に残っております。

さて今回は1969年の毎週日曜日18:30〜19:00にフジテレビ系列で放送されたアニメ「忍風カムイ外伝」について採り上げたいと思います。
放送時間帯でピンと来た方もおられると思いますが、本作品は「サザエさん」の前番組であり、こんな凄まじい作品が日曜日のゴールデンタイムに放送されていたというのは、ある意味幸せな時代だったのかも知れません。
わたくしは本放送時に生まれていませんので、見たのは再放送からなんですが
放送コードに抵触して消される台詞の多さや
残酷な殺され方をする登場人物の多さに恐れおののきながらも、そのハードな世界観と哲学的なストーリー、そしてカムイという主人公の格好良さにベタ惚れして今でも愛して止まない作品であります。
【本作品のあらすじ】
寛文年間、忍術に関しては天才的とも言える才能を持つカムイ(声:中田浩二)は、忍びに憧れてこの世界へ足を踏み入れたものの、非情な掟の世界に抗い、抜け忍となる。だが掟を破った者が待ち受けるのは、ただ<死>のみである。首領からの命を受けて、マシラ(声:加藤精三)、月影(声:森山周一郎)らの刺客が放たれ、次々とカムイを狙う。カムイは変移抜刀霞切りや飯綱落しなどの技を駆使して、これに立ち向かう。 ※アニメのあらすじは時代劇専門チャンネルさんより拝借致しました。wikipediaによると「五ツ」「下人」が再放送されない事もあるとの事でしたが、わたくしが再放送で見た時に欠番になっていた4話「むささび」が余りにも強烈な話でした。地上波で二度と再放送されないと思うので、改めて紹介したいと思います。
追手「月影」を破ったカムイですが、次の刺客はその親戚にあたる「むささび」姉弟でした。超人的な身のこなしでカムイに挑む四郎でしたが、カムイの必殺技「飯綱落とし」によって倒されます。

カムイの仏心で命を落とさなかった四郎でしたが、
頭を強打した事により知能が不自由になってしまいました。

豪雨の中「雨、雨、こんこん、だいこーずい♪」と
歌い踊る壊れた四郎は富山敬さんの熱演もあり、本作の中でもトップクラスのいたたまれないシーンなんですが、四郎の面倒を診ている姉の早苗に「何故カムイを殺さん。奴はまだこの辺りをうろついている」と問い質す首領の大頭。
「もし私が殺されたら、頭の変になった弟の面倒を誰が診るのです」と反論する早苗に
「奴は独りで生きて行く。キチガイはキチガイなりに生きていくものだ」という大頭の台詞は、現在のテレビで放送出来る訳がありません。
壊れた四郎の行動から、カムイの「飯綱落とし」を破る方法を閃く早苗でしたが、カムイには通用しませんでした。
結果、自らの腹を刀で突き刺した状態で逆さ宙吊りになったまま死ぬ早苗は、本作に出演する女性キャラクターの中でもトップクラスの悲惨な死に方なんですが、そんな悲惨な姉の最期を発見した四郎もショックで頭が正常になるという御都合主義が起こるはずもなく、
ヘラヘラ笑いながらその場を後にするのでした。

凄まじく救いの無い話なんですが、そのリアルで非情な世界観が本作品の最大の魅力であり、安っぽい純愛物ばかりが流行るようになった現在だからこそ、一度観て欲しい名作であります。
ちなみに1969年には「怪奇大作戦」も日曜日の19:00から放送していたんですが、家族団らん夕食タイムに
飯のまずくなる作品が集中するのはいかがなものかと思ってみたりもするのですが。
こんばんわ。せっかくの週末連休を体調不良のため寝て過ごしてしまったみぐちゃんです。
特にオチはありません。さて、今回も懲りずに黎明期のエロアニメについて語ってみたいと思います。
時は80年代中盤、世間がバブル景気で盛り上がる中でエロアニメ業界もくりいむレモンの大ヒットによって一つのブームが出来上がり、その中で
極めつけにひどい作品が発売されました。それが今回紹介する「オフィスレディー明菜ちゃん」です。
レッツという聞いた事もないメーカーから発売された本作は、
パッケージを見ただけで糞のオーラが立ち込めており、発売から瞬く間に中古ワゴンで500円という扱いを受けたのでした。

当時、大貧乏だったわたくしが
二食分の食費を使ってまで買うものとは到底思えず、購入は何年か経ってからでしたが。
いざ見てみると、8割がバストショットというありえない絵コンテ・
中割りの全くされていないパカパカ動きといい、
背景が基本的に色画用紙に鉛筆でアタリを取っただけという手抜きっぷりで、ここまで腐ったものはそうそう出会えませんでした。
パチンコに興じる真彦と義男
居酒屋で飲む真彦と義男タイトルで勘のいい方はお察しでしょうが、同名の芸能人をモチーフにして製作された本作、いろいろとトラブルのあった明菜x真彦というカップリングもさる事ながら
モテない逆恨み野郎として扱われた義男くんが可愛そうでなりませんていうか
、普通に名誉毀損で裁判起こされるレベルですね。
ちなみにこれが本編で最高の作画レベルですストーリーも「合コンでお互いに一目惚れした明菜と真彦。モテナイ君の義男はそれが気に食わないのか、腹いせに「明菜はヤリマン」との噂を流し、それを真に受けて明菜に当り散らすが誤解が解けてハッピーエンド」という
小学生が10秒で考えたような糞プロットぶり。当時のスタッフが
釘バットで75発ほど殴られてもおかしくない程のやっつけ仕事ぶりです。
そもそも
出会って数日で妊娠八ヶ月レベルにトランスフォームする明菜ちゃんは、真彦に疑われても仕方が無いとは思うのですが。


見ていて爆笑シーンの連続だった「少女薔薇刑&雪の紅化粧」に比べて、ただただ退屈なだけの本作ですがスタッフロールも無しに「FIN」の文字で唐突に終了するあたりで作り逃げの臭いがプンプンするのですが、
監督さんは島谷陽一郎さんですのでしっかり記憶しておきましょう。
amazonで検索すると監督さんの作品一覧が出ますので、地雷回避の参考になれば幸いです。
個人的には木下ゆうき監督と同じ扱いをしてしまって構わないと思いますけどね
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